入荷情報

写真:乾坤一 純米大吟醸 山田錦

乾坤一 純米大吟醸 山田錦

¥9,900.- (1.8L、税込)

¥3,850.- (720ml、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“乾坤一 純米大吟醸 山田錦”が新入荷。

創業は江戸時代中期の正徳二年(1712年)。紅花などの拠点として栄えていた、現・宮城県村田町に「大沼酒造店」は誕生しました。創業当初は"不二正宗"という銘柄で販売していましたが、明治三年、視察で訪れた初代・宮城県知事の松平正直が、飲んだお酒の味わいに感動。この世で一番のお酒になるようにと、その酒を"乾坤一"と名付けました。

こちらは、酒米の王様の異名で名高い、兵庫県産の〈山田錦〉を使用した純米大吟醸。精米歩合40%まで磨くことで、〈山田錦〉の特徴でもあるふくよかな旨み、さらにゆったりと舌に広がる余韻が、華やかかつ上品にまとまっています。最高のお米と「大沼酒造店」の長年培われた技術により、生み出された艶気ただよう味わいが楽しめます。

"乾坤一"の名に恥じぬよう、真剣に日本酒の在るべき姿を追い求め、妥協を許さぬ「大沼酒造店」の“乾坤一 純米大吟醸 山田錦”。天下一の美酒を造り出す卓越した技量と気高き誇りを詰めこんだ、“乾坤一 黒”の異名を持つ1本。ぜひ、珠玉の味わいをご堪能ください。

写真:UGO HESPERIA

UGO HESPERIA

¥1,870.- (720ml、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“UGO HESPERIA”が新入荷。

全国でも指折りの酒処として知られる広島県呉市の仁方にて創業以来、常なる品質の改善と丁寧な酒造りで良酒を醸し続ける「相原酒造」。その「相原酒造」が長年に渡り培った技術に、新たな感性を加え、より自由に“吟味”を追求する新しいラインとして誕生したのが、こちらの“UGO”。今、注目のお酒のひとつです。

今期の“UGO”のテーマは『日常に溶け込む明るさ、軽快さ』。さらには“UGO”のサブネームに、西方の地を意味する“HESPERIA(ヘスペリア)”の名を冠しました。麹米には兵庫県産〈山田錦〉の50%精米、掛米には広島県産〈八反〉の60%精米を使用。南国の果実や、緑をイメージする野生的な香りがエネルギッシュに感じられます。同時に感じるみずみずしい甘みと、酸味も相まって果実味高くジューシー。甘みはしっかりめに感じるもすぐに輪郭のある酸が全体をグッと整えています。飽きのこないエネルギッシュな味わいは、これからの季節にしっかりとマッチします。

あくまでも王道を歩みつつ、それでいて日本酒新時代への扉を叩いた、話題の1本。今後の“UGO”の展開からも、眼が離せません。ぜひ、たくさんの方に知っていただきたい“UGO”。今回もお見逃しなく!

写真:南 純米吟醸 雄町

南 純米吟醸 雄町

¥4,070.- (1.8L、税込)

高知県安田町の「南酒造場」より“南 純米吟醸 雄町”が新入荷。

華やかな香りが出やすい〈高知酵母〉は、それだけに扱い方の難しい酵母のひとつとされています。その〈高知酵母〉を非常にうまく扱い、香り、味わい、キレのバランスに大変すぐれたお酒を醸すのが、室戸岬の西、土佐湾を臨む高知県安田町の「南酒造場」。

その「南酒造場」より“南 純米吟醸 雄町”が年に1度の季節限定入荷。仕込みの米には四国産の酒米〈松山三井〉を使用することが多い蔵元さんですが、今回は岡山県産の〈雄町〉を使った純米吟醸。〈高知酵母〉特有の華やかな香り、そしてキレ味のいい辛口の仕上がりはさすが“南”。“南”の中では、やや酸味も感じられ、刺身などとの相性も抜群。土佐の食中酒としての風格溢れる素晴らしい仕上がりです。

日本三大美林のひとつ、魚梁瀬美林を背に酒造りに欠かせない良質な水を得る「南酒造場」。透き通るような綺麗なお酒をお楽しみください。

写真:酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

¥3,124.- (1.8L、税込)

高知県高知市の「酔鯨酒造」より“酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露”が新入荷。

“酔鯨”の名前の由来は土佐藩第15代藩主の山内豊信(容堂)が自ら名乗った雅号『鯨海酔侯(げいかいすいこう)』に由来します。降雨量が多く、水資源の豊かな高知県にあっても水量の豊富な鏡川の上流域、土佐山地区の湧水を仕込み水とし、旨みが有りながらもキレが良く、香り穏やかな食中酒としての魅力を追求する「酔鯨酒造」。

まろやかに熟成した味わいが特徴の人気のお酒、“吟麗秋あがり 白露”は、酒造好適米〈吟風〉を50%まで磨き上げ、清流“鏡川”最源流部の湧水で醸された純米吟醸酒。厳冬期に仕込んだお酒を上槽、火入れをしてから瓶詰め。その後、じっくりと貯蔵熟成させて出荷に至る、蔵元自信の1本。

しっとりとした口当たりと“酔鯨”らしい爽やかな酸味と旨み。夏を越して落ち着いた、まろやかで奥深い味わいに驚かされます。秋が旬の魚や野菜と一緒に、ぜひ2024年の秋の味をご堪能ください!

写真:悦凱陣 純米大吟醸

悦凱陣 純米大吟醸

¥8,980.- (1.8L、税込)

¥4,490.- (720ml、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 純米大吟醸”が新入荷。

『金比羅さん』で知られる香川県琴平町。その『金毘羅さん』を見上げる、田園地帯只中の町に、江戸中期に建てられたという商家そのままの姿を残す歴史ある蔵元「丸尾本店」。

その「丸尾本店」の〈純米大吟醸〉は、“悦凱陣”の火入れ酒の定番として非常に人気の高い1本。生酒のイメージの“悦凱陣”ですが、実は火入酒の実力も折り紙付き。しっとりとした味わいは、幅広い食材との相性がいいんです。上立ち香は、熟した果実のような味ノリが感じられる吟醸香。口に含むと、〈山田錦〉の凛とした旨味、膨らみが心地よく感じられます。40%磨いても、やはり“悦凱陣”は、“悦凱陣”! お米の旨みを引き出すことを、非常に重要視している姿勢が十分に感じられます。

実は、春先に蔵へお伺いしたのですが、その中で最も印象深かった1本。日本酒の凄さをしみじみと感じながら、お飲みいただきたい逸品です。

写真:くどき上手 大吟醸35% Jr.の雫

くどき上手 大吟醸35% Jr.の雫

¥5,500.- (720ml、税込)

山形県鶴岡市の「亀の井酒造」より“くどき上手 大吟醸 Jr.の雫”が新入荷。

今期の“くどき上手”の隠し種。超限定醸造にして、「亀の井酒造」の本流酒として〈山田錦〉で仕込んだ最高峰の大吟醸。総米700kgの小さなタンク1本で小仕込み、酒造好適米の最高峰に位置する〈山田錦〉の中でも、特に品質が高いとされる兵庫県特A地区産〈山田錦〉を全量に用いて35%精米。

こだわりの〈小川10号酵母〉と〈協会1801酵母〉にて仕込まれ、無濾過で瓶燗火入れし、ごくごく僅かの本数のみ蔵出しされた逸品。木目模様のカートンは、長年に渡り培われたトラッド感を表現しています。

大吟醸らしい華やかでフルーティーな香味に、〈山田錦〉特有のふくよかな旨味と優しいコクが調和しています。無濾過ならではの幅のある奥深い味わいを持ちながら、品格のある洗練された酒質に仕上がっています。今後の“くどき上手”の行き先、未来が垣間見える、大変完成度の高い1本といえるでしょう。

写真:風の森 試験醸造酒ver.3

風の森 試験醸造酒ver.3

¥1,760.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 試験醸造酒”が新入荷。

"油長酒造"の"山麓蔵"が位置する奈良県葛城山麓の棚田には、山からの湧き水が流れていますが、この湧き水は量が限られ、稲作など農業に用いる大変貴重な資源となっています。そのため、"風の森"の仕込水は、"御所まち蔵"に湧き出るミネラル豊富な超硬水の地下水を仕込みに使用しています。しかし、今後もし農業の閑散期などに湧き水を使用できる可能性があればと、今回は『軟水仕込み』をテーマに試験醸造しました。

超硬水を使用した酒造りでは、初期の段階から酵母による発酵が旺盛に進みます。今回の試験醸造酒は90%精米の〈秋津穂〉を使用。あまり磨いていないお米を使うと、その豊富な栄養分によって発酵はより旺盛になるものですが、軟水処理した仕込み水を使用すると、酵母の働きにブレーキをかけることができます。一方で、酵母の発酵力が弱まってきたときには、通常と同じ超硬水を用いることで、発酵に再度アクセルをかけることができます。この、アクセルとブレーキを場合によって使い分ける新たな醸造法を模索したのが、今回の試験醸造酒です。

口に含むと白ブドウを思わせる心地よくみずみずしい香り。はっきりした甘さにトロリとした口当たり、さらにはフワッとした酸味も感じる、複雑味のある豊かな味わいです。気がつけば次の一杯へと手が伸びている、そんな1本です。今後の”風の森”の展開からも目が離せません!

写真:大那 夏越し純吟 仕込十九號 無濾過生詰

大那 夏越し純吟 仕込十九號 無濾過生詰

¥3,300.- (1.8L、税込)

栃木県大田原市の「菊の里酒造」より“大那 夏越し純吟 仕込十九號 無濾過生詰”が新入荷。

那須高原の南端、旧・湯津上村にて真摯に酒を醸し続ける「菊の里酒造」。こちらの“大那 夏越し純吟 仕込十九號 無濾過生詰 ”は、農薬や化学肥料の使用を抑え、この地方で盛んに行われている乳用牛や黒毛和牛の飼育から排出される優良な有機物を、那須特有の広葉樹林から落ちる葉と合わせ、肥料として水田に投与した酒米育成を行っている「那須クリーン農業研究会」により栽培された〈美山錦〉を100%使用したお酒。

この時期に行われる栃木県内の蔵元合同初呑みきり(春に貯蔵されたお酒の熟成具合を確認する為の、いわばお酒の健康診断)で、国税局鑑定官や醸造試験場の先生、また酒造仲間の評価が最も高かったイチオシのお酒がこちらのタンクNo.“十九號”。1回瓶火入れ後の、低温瓶囲い酒。ひと夏を越したことにより、旨みのあるまろやかな味わいへと変化し、今まさに飲み頃を迎えています。残暑厳しいこの季節、旬の食材とともにじっくりしっとりと楽しめる、非常にバランスのとれた純米吟醸酒です。

写真:秋鹿 生もと 上村大町雄町 無濾過生原酒

秋鹿 生もと 上村大町雄町 無濾過生原酒

¥4,400.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 生もと 上村大町雄町 無濾過生原酒”が新入荷。

大阪府最北端、北摂連山に囲まれた山里・能勢。創業以来、120年以上に渡り続けてきた米作りと酒造りの兼業経験を生かし、米作りから酒造りを始めるシャトー型に移行して約30年。味わい深い純米酒のみを丁寧に丁寧に醸す「秋鹿酒造」。

“秋鹿  生もと上村大町雄町 無濾過生原酒”は、蔵の回りに広がる自営田の中でも、上村大町という圃場名の田んぼにて、無農薬の有機循環農法で醸された〈雄町〉米のみで醸した自信の1本。ラベルの真ん中にある『へのへのもへじ』の判は、無農薬有機循環農法にて育てたお米を100%使用したという証。酒米作りに邁進する「秋鹿酒造」でも、循環農法(酒造りから出た糠や酒粕などを肥料に生かす)によりできた米を100%使用したお酒は、まだまだごく少数という貴重なお酒です。

濃醇でしっかりとした味わいのお酒となりやすい〈雄町〉米の特徴をしっかり出しながら、独特の酸で味を引き締める魅惑の逸品といえるお酒です。

写真:ゆきの美人 純米吟醸 改良信交

ゆきの美人 純米吟醸 改良信交

¥4,070.- (1.8L、税込)

秋田県秋田市の「秋田醸造」より“ゆきの美人 純米吟醸 改良信交”が新入荷。

こちらの“ゆきの美人 純米吟醸 改良信交”は、今では眼にすることも少なくなった酒米〈改良信交〉をじっくり醸した蔵元自信の1本。

〈改良信交〉は、昭和34年(1959年)に秋田県で開発された酒米。当時はまだまだ〈山田錦〉の流通量も少なく、その入手が困難な時代で、秋田の大吟醸や純米大吟醸といった高級酒には、この〈改良信交〉が盛んに使われておりました。しかし時を経るにつれ、この酒米を使う蔵は少なくなり、栽培量も減少。しかし近年、その米のよさ、特徴を引き出したいという蔵が、農家に契約栽培を依頼。上質な〈改良信交〉による酒造りが、少しずつ復活し、再び口にする機会が増えてきました。

キリッとしたシャープな酸とほんのりとした甘さが最大の特徴。味のメリハリが非常にきいています。“ゆきの美人”の爽快な香味をご堪能ください!