入荷情報

写真:初亀 瓶内二次発酵清酒 習作2024-01

初亀 瓶内二次発酵清酒 習作2024-01

¥4,400.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市の「初亀醸造」より“初亀 瓶内二次発酵清酒 習作2024-01”が新入荷。

『酒は造るのではなく、生まれるまで育てるもの』の精神のもと、数々のチャレンジを続けてきた「初亀醸造」。その「初亀醸造」による技術の研磨と目的とした新たな取り組みが、こちらの“習作”シリーズ。今年の“習作”第一弾として“初亀 瓶内二次発酵清酒 習作2024-01”が入荷してきました。

『静岡の乾杯酒』をテーマに掲げ、開発に着手。二次発酵時に醪を添加し、瓶内で炭酸ガスを自然発生させる、いわゆる『シャンパーニュ製法』に倣って醸したスパークリング日本酒。今年は初めての仕込みとなる“貴醸酒”でのスパークリング。“貴醸酒”とは、三段仕込で行う日本酒のモロミ管理の最終段階である『留仕込み』において、仕込み水の代わりに日本酒を使う製法。酒を酒で仕込むだけあって、味わいは奥深く、濃醇な甘みと適度な酸味やすっきりとした後味があります。

フレッシュでジューシーな味わいが際立ち、食事とも合わせやすい位置づけ。ライチとグレープフルーツを合わせたような、やさしさ溢れる甘みと酸味に、心地よいガス感がまとわり、爽やかな味わいに仕上がっています。シャンパングラスに注いでいただくと見た目にも非常に美しく、繊細な味わいを存分にお楽しみ頂けることでしょう。“習作”とは芸術の分野で、練習のために作品を作ること。まさに、「初亀醸造」の未来が垣間見える、意欲的なお酒といえるでしょう!

写真:鍋島 純米吟醸 雄町

鍋島 純米吟醸 雄町

¥3,960.- (1.8L、税込)

¥2,090.- (720ml、税込)

佐賀県鹿島市の「富久千代酒造」より“鍋島 純米吟醸 雄町”が新入荷。

2023年に創業100周年をむかえた「富久千代酒造」。2011年には世界最大規模・最高権威と評価される『インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)』にて、日本酒部門の最優秀賞である『チャンピオン・サケ』を受賞。また、2012年からは酒蔵ツーリズムを立ち上げ、鹿島を「世界一の日本酒のまち」としての輝かせようと盛り上げるなど、日本酒業界のみならず、地元・佐賀の地域創生へと積極的な展開を図っています。

こちらは“鍋島 純米吟醸 雄町”。岡山県赤磐地区産の最高級の〈雄町〉を使用した贅沢な1本。〈雄町〉で仕込んだお酒らしく奥行きある質感。お米の旨味がたっぷりと詰まった、濃醇ジューシーな仕上がり。少し冷やすとキレ味はがより強調され、メリハリのある味わいが楽しめます。

味も香りもフワーッとしつつも、全体を輪郭のある酸が引き締め、全く飲み疲れしないスタイル。知らず知らずに盃が進むこと請け合いの上質な1本です!

写真:小夜衣 純米吟醸酒 美山錦

小夜衣 純米吟醸酒 美山錦

¥2,904.-(1.8L、税込)

静岡県菊川市の「森本酒造」より“小夜衣 純米吟醸酒 美山錦”が新入荷。

全国的にも評価の高い静岡酒の中でも、ひときわ特徴的で孤高の静岡酒として静岡県内で人気の高い「森本酒造」の“小夜衣”。森本社長兼杜氏と息子・圭祐氏で酒造りから販売までを行う、小さな小さな蔵元ですが、そのバイタリティー、キャラクター、そして何よりもその高い酒質は近年注目の的です。

こちらの“純米吟醸酒 美山錦”は、息子である圭祐氏がすべての工程に携わり、醸造責任者としてのこだわりが随所に詰まった心意気の1本。ふるさと・菊川の山、水、風土を大切に感じつつ、「森本酒造」の持ちうる技術の粋を詰め込んだ1本。原料米には〈美山錦〉を全量に使用。南アルプスの支脈である、粟ヶ岳に源を発する菊川の伏流水を仕込み水に、500kgの小仕込みタンクで丁寧に醸し、小袋にて丁寧に搾りました。穏やかでふくよかな香り、口中でフワッと広がる米の甘み、対照的に日本酒度+7.0が織り為す辛さをを伴う、豪快なキレ。静岡酒らしさの中に、しっかりとした意志を感じる“小夜衣”。静岡県内はもちろん、ぜひ県外の方にも知っていただきたいお酒です!

写真:AKABU 純米大吟醸 極上ノ斬

AKABU 純米大吟醸 極上ノ斬

¥13,200.- (1.8L、税込)

¥6,600.- (720ml、税込)

岩手県盛岡市の「赤武酒造」より“AKABU 純米大吟醸 極上ノ斬”が新入荷。

“AKABU”を醸す「赤武酒造」はもともと三陸海岸・岩手県上閉伊郡大槌町にあり、地元を中心に“浜娘”という日本酒を醸していました。しかし、2011年の東日本大震災による津波で、蔵は押し流されてしまいます。その後のさまざまな苦難を経て、2013年に岩手県盛岡市の岩手県工業技術センター近くに蔵を竣工。2014年に東京農業大学を卒業した古舘龍之介氏が酒造りに合流。その後、杜氏を継ぎ新生“赤武”が誕生します。

その“AKABU”が自信をもって送るフラッグシップがこちらの“極上ノ斬”。今回の”極上ノ斬”は、岩手県産の〈結の香〉を35%まで磨き、超低温発酵でゆっくり醸しました。絶妙のタイミングにて袋吊りにより上槽。心地よい旨みと極上のキレを生み出しました。“AKABU”の進化し続ける酒造り、その言葉を具現化した1本。ぜひお見逃しなく!

写真:ゆきの美人 純米吟醸 百田

ゆきの美人 純米吟醸 百田

¥3,630.- (1.8L、税込)

秋田県秋田市の「秋田醸造」より“ゆきの美人 純米吟醸 百田”が新入荷。

全国でも有数の酒どころとして古くから知られる秋田県。その中心である秋田市の、そのまた中心に位置するのが「秋田醸造」。一見、本当に酒造りをしているのか、と疑ってしまいそうな蔵の外見。しかし、その蔵内には最新の醸造技術と伝統に培われた人の手による経験が絶妙にマッチングし、すばらしいお酒が醸されています。

こちらの“ゆきの美人 純米吟醸 百田”は、秋田県農業試験場にて開発・育成された新品種の〈百田-ひゃくでん-〉を全量に使用。〈百田〉は、秋田県では気候的に栽培が厳しい〈山田錦〉並みの酒米を栽培できないか?というところから、開発に着手。長年に渡る研究・育成の結果、母には、さらにその母方に〈山田錦〉を持つ〈秋系酒718号〉、そして父にはやはり同じく母方に〈山田錦〉を持つ〈美郷錦〉との交配により新酒造好適米〈百田〉が誕生しました。

精米歩合は55%、丁寧に丁寧に醸された秋田美酒。ひと口含むと、心地のよい上立ち香、ふくよかな味わい、爽快なフレッシュ感も持ち合わす、レベルの高い1本です。地元米の特性を引き出した清楚な旨酒。秋田県への”愛”を味わいの端々に感じる逸品です。

写真:LAZY MASTER〜Muso~

LAZY MASTER〜Muso~

¥6,500.-(500ml、税込)

静岡県沼津市の「FLAVOUR 沼津蒸留所」よりジャパニーズクラフトジン“LAZY MASTER〜Muso~”が新入荷。

静岡県東部に位置し、伊豆半島の玄関口でもある沼津市。富士山と駿河湾に囲まれた立地のよさで、1年を通して温暖な気候が続く穏やかな地域である沼津市は、海の幸が楽しめる沼津港があるほか、ミカン畑や茶畑など農作物の栽培も盛ん。海の幸・山の幸ともに溢れる、まさに自然に恵まれたエリア。そんな沼津市街、狩野川のほとりに、静岡県初のクラフトジン蒸留所として、2020年に創業したのが「FLAVOUR 沼津蒸留所」。香り付けのメインに、静岡県東部や伊豆半島で採れるボタニカルを使用し、『フタを開けると沼津の香りがするお酒』をコンセプトにした静岡産クラフトジン「LAZY MASTER」は、すでに県内外から多くの人気を得ています。

こちらの“LAZY MASTER〜Muso~”は、沼津市でとれる〈大中寺いも〉を原料に作られる焼酎“夢窓”をベースアルコールに使用したクラフトジン。ジンの香り付けには、いもの名前の由来となった『大中寺(1313年開山)』の境内でとれる榧(カヤ)、楠(クス)などの日本ならではのボタニカルを使用。榧の実と葉にはグレープフルーツのような芳香があり、種子は榧実(ひじつ)として漢方にも用いられています。また楠には様々な薬効があるとされ、独特な芳香が特徴的。ジュニパーベリーにこれらのボタニカルをあわせ、どこか郷愁を誘うような香りに仕上げました。

静岡県東部、沼津の魅力を詰め込んだ、爽やかかつしっとりと味のあるクラフトジン“LAZY MASTER〜Muso~” 。さまざまなクラフトジンがある中、今注目の静岡産クラフトジンといえるでしょう!

写真:不二正宗 純米 五百万石 柑橘の不二

不二正宗 純米 五百万石 柑橘の不二

¥3,080.- (1.8L、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“不二正宗 純米 五百万石 柑橘の不二”が新入荷。

創業は江戸時代中期の正徳二年(1712年)。紅花などの拠点として栄えていた、現・宮城県村田町に「大沼酒造店」は誕生しました。明治三年、視察で訪れた初代・宮城県知事の松平正直が、飲んだお酒の味わいに感動。この世で一番のお酒になるようにと、その酒を"乾坤一"と名付けましたが、実はそれ以前は、創業以来"不二正宗"という銘柄で販売されておりました。2022年3月に村田町を襲った大きな地震で建物が崩れるなど、被害を受けた「大沼酒造店」でしたが、その復興を機にかつての銘柄名を復活させ、意欲的に取り組む試験醸造酒などに、この“不二正宗”の名を冠しています。

こちらの“不二正宗 純米 五百万石 柑橘の不二”は、富山県産〈五百万石〉を使用した純米酒。あえて低精米の70%扁平精米。地球温暖化の影響を受け、高温障害などお米の生育への影響が増える中、恒久的に酒造りを継続していくため「大沼酒造店」でもさまざまな取り組みをしていますが、扁平精米など新しい技術の導入ももそのひとつといえるでしょう。

香りはまるでメロンのような、スッキリした若い果実香。味わいは〈五百万石〉を使用したお酒としては、意外にしっかり系。スッキリとしっかり、相反する印象が口の中で一体となる面白さが、このお酒の個性といえるのではないでしょうか。瑞々しくフレッシュな味わいで、キリリとした酸も心地よく、スッキリとキレの良い後口。ついつい盃を重ねてしまう1本です!

写真:庭のうぐいす 純米吟醸 いなびかり

庭のうぐいす 純米吟醸 いなびかり

¥3,520.- (1.8L、税込)

福岡県久留米市の「山口酒造場」より“庭のうぐいす 純米吟醸 いなびかり”が新入荷。

福岡県南部を流れる九州一の大河・筑後川は、古くより地域に恵みを与え、文化を育み、人々を見つめてきました。その大量で清らかな水は、良質な米を育て、筑後地方は、後に日本三大酒処といわれる程、多くの酒造場を世に送り出し、今でも良質のお酒を育んでくれています。

今回の“庭のうぐいす”は、筑後川と共に、酒造りを営む「山口酒造場」自信の1本。”いなびかり”というと、荒々しいイメージを感じますが、早苗が稲へと育つ時期に雷が多い年は、豊作になると古来より言われています。日本酒は、自然の恵みを原料として醸したものであり、五穀豊穣を祈念して命名したそうです。

〈山田錦〉と〈夢一献〉をそれぞれ50%精米し、米の旨みを十分に引き出しています。まさに”いなびかり”の如き、非常にインパクトのある味わいといえるでしょう。

写真:一白水成 Premium

一白水成 Premium

¥3,300.- (720ml、税込)

秋田県五城目町の「福禄寿酒造」より“一白水成 Premium”が新入荷。

“酒舗よこぜき”でも、すっかり定番として、揺らぐことなき座を築いている“一白水成”。その「福禄寿酒造」から、満を持して登場してきたのが、こちらの“一白水成 Premium”です。このお酒、今年の使用米は秋田県産〈秋田酒こまち〉。あえて『今年の』と書いたのには訳があります。

「福禄寿酒造」は五城目町酒米研究会とともに、田植えから稲刈りまで圃場の状態を研究、共有し、毎年出来上がったお米を醸造試験場にて分析、そのデータを収集しています。その中でもっとも最適だと思われる酒米だけを使って醸したお酒が“いっぱくプレミアム”。つまり、今年は研究会の嶋﨑幸喜氏が栽培した〈秋田酒こまち〉を45%精米で醸しましたが、次年はどのお米になるかは未定。それだけに毎年最上級のお米で醸す純米大吟醸として、期待一杯のとっておきの“一白水成”です!

写真:磯自慢 愛山 大吟醸

磯自慢 愛山 大吟醸

¥4,004.- (720ml、税込)

静岡県焼津市の「磯自慢酒造」より“磯自慢 愛山 大吟醸”が新入荷。

この時期の風物詩となりつつある、“磯自慢 愛山 大吟醸”が待望の新入荷してきました。落ち着いた上品な香りと、〈愛山〉特有のやわらかく心地よい米の甘みが絶妙のバランスを誇ります。おいしいお酒に言葉はいりません。みなさんの五感で存分に感じて頂きたい極上の逸品に、今年も仕上がっています。

飲み手を魅了し続ける高い酒質と、それを生み出し再現し続ける造り手の意思、その意思を具現化する卓越した設備など、どれをとっても日本を代表する蔵元「磯自慢酒造」。

こちらの『グラッパボトル』は三ツ星レストランのテーブルセンターにもよく似合う洗練されたフォルム。和食、洋食を問わず、料理の味を更に引き出す“磯自慢 愛山 大吟醸”らしい瓶形。トータルでお楽しみいただきたい蔵元の気持ちの表れといえるかもしれませんね。ぜひ、心からお楽しみください。