入荷情報

写真:七本鎗 純米大吟醸渡船

七本鎗 純米大吟醸渡船

¥4,950.- (1.8L、税込)

¥2,530.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より"七本鎗 純米大吟醸 渡船”が新入荷。

室町、戦国、江戸時代そして近代の長い歴史を経る中で、一貫して美味しいお酒造りに邁進してきた「冨田酒造」は、現存する蔵元として、全国で5番目に古い蔵元。現在では、食に寄り添うお酒として、多くの酒通から非常に高い評価を得ています。

今回入荷してきたのは、“七本鎗 純米大吟醸渡船”。酒造好適米〈渡船〉は明治28年に滋賀県の農事試験場で誕生した、滋賀県の在来種。その後、昭和30年代には栽培の難しさなどの理由により、いちど栽培が途絶え幻の米となっていましたが、その後滋賀県農事試験場にてほんの一握りの種籾が見つかり、育成に成功。平成16年に正式に復活したお米であります。

そんな貴重な〈渡船〉を、贅沢に50%精米で醸した純米大吟醸酒。純米大吟醸という名を冠していますが、『食中で楽しんでいただける純米大吟醸』をコンセプトとしており、穏やかな香り・心地よい旨みのある味わい。数ある“七本鎗”の中では、あっさりとした繊細な風味が特徴の1本です。ぜひ、季節の食材との相性をお楽しみください!

写真:風の森 ALPHA6 6号への敬意

風の森 ALPHA6 6号への敬意

¥1,705.- (500ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 ALPHA6 6号への敬意”が新入荷。

“風の森 ALPHA”は、従来の“風の森”の枠を超えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求する“風の森”の+α ブランド。

今回の“ALPHA6”は、秋田県の「新政酒造」より譲り受けた〈6号酵母〉で仕込んだ1本。“風の森”は、その初期の頃に多種多様な酵母でのお酒造りを行っていましたが、目指す酒質と仕込水との相性を考え、ここ20年近くは〈7号酵母〉のみでの醸造を行ってきました。とはいえ、現当主の山本長兵衛氏も『酒造りを続けてきた中で、違う酵母への興味が募らなかったといえば、嘘になります』と話すとおり、他の酵母の可能性を探る必要性も考えていました。そのタイミングで、10年来親交のあった「新政酒造」の佐藤祐輔社長より〈6号酵母〉について師事。白麹でお酒を醸すきっかけを与えてもらったことに敬意を込め、〈6号酵母〉で“風の森”を仕込みました。

原料米は、“風の森”を代表する契約栽培米の〈秋津穂〉。〈6号酵母〉にちなみ精米歩合は66%。低温下でも活発に活動する〈6号酵母〉の特性と「油長酒造」独自の発酵タンクにより可能となる、緻密な長期低温発酵で、豊かな香味成分を引き出しました。また、金剛葛城山系より湧き出る超硬水の仕込水により、とろみのある質感を表現。穏やかな味わいが口の中に広がり、やさしい甘みとほのかな酸味が飲み手の心をくすぐります。大変希少な“風の森 ALPHA”、ぜひお早めに!

写真:鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

¥6,270.- (1.8L、税込)

¥3,300.- (720ml、税込)

佐賀県鹿島市の「富久千代酒造」より“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”が新入荷。

『佐賀、そして九州を代表する酒をつくろう』、そんな思いを抱いた現当主・飯盛直喜氏が1998年に立ち上げた銘柄“鍋島”。こだわりの米と水を用い、まったくのゼロからスタートした“鍋島”は、『香りが高い』や『甘い・辛い』だけではなく、やさしく五感を刺激し、かつ馴染んでいく『自然体の酒』を目指し、佐賀県鹿島市の肥前浜宿(ひぜんはましゅく)にて、日々意欲的に醸されています。

こちらの“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”は、最高峰の酒米の産地である兵庫県吉川町産特A地区の〈山田錦〉で醸されたお酒。〈山田錦〉由来の味わいの密度をはっきりと感じ、艶やかで印象的な甘み感じさせてくれた後、ふわっと余韻がフェードアウト。最高級の素材と高いレベルの技術が織りなす、格別な味わいの純米大吟醸酒といえる1本です。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定される佐賀県鹿島市の肥前浜宿。『酒蔵通り』と呼ばれる土蔵造りの建物が並ぶ一角で粛々と醸される銘酒"鍋島”。ついつい盃がすすみ、食欲も沸いてくる。幕末屈指の名君、鍋島直正公の名にふさわしい日本酒といえるでしょう!

写真:蒼空 純米吟醸生酒 山田穂

蒼空 純米吟醸生酒 山田穂

¥5,200.-(1.8L、税込)

京都府京都市の「藤岡酒造」より“蒼空 純米吟醸生酒 山田穂”が新入荷。

明治35年、初代藤岡栄太郎により創業。平成6年9月に三代目藤岡義文が急死、そして平成7年の阪神大震災による被害が重なり、翌平成8年に「藤岡酒造」の歴史は一旦幕を閉じました。「なんとかもう一度お酒を造りたい…」という情熱ほとばしる五代目蔵元の藤岡正章氏が平成14年に「藤岡酒造」を再生。その冬に蔵元自らが杜氏となり生み出したのが銘酒“蒼空”です。

今回の“蒼空”は〈山田錦〉の母親にあたり希少な酒米でもある〈山田穂〉で仕込んだ純米吟醸酒です。ひとくち含むと清涼感のなかに、甘酸っぱいような奥行きのある香りがひろがります。滑らかな口当たりの中に、しっかりとした旨味、爽やかな酸味がバランスよくつまっている印象。“蒼空”の定番である〈美山錦〉の純米と比べると、より柔らかく感じる、ホッとする1本といえます。

写真:白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜

白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜”が新入荷。

いまや静岡県産の酒米〈誉富士〉を使用する代表的な蔵元として知られる「高嶋酒造」。こちらのお酒は、その〈令和誉富士〉で仕込んだ生もと、そして速醸のお酒をブレンドした春・限定酒です。

静岡県農業試験場にて開発・育成された酒造好適米〈誉富士〉。平成17年度に開発された〈誉富士〉は、タンパク質の含有量が少なく、透明感のあるお酒に仕上がるのが特徴でしたが、こちらはその後継品種となる、静岡県の新しい酒造好適米〈令和誉富士〉にて仕込んだ1 本。〈誉富士〉の良さはそのままに、より収穫量を増やせる新しい酒米〈静系97号〉を開発。令和6酒造年度より醸造開始となった、静岡県の新たな顔ともいえる酒造好適米が〈令和誉富士〉です。

その〈令和誉富士〉を使用した生もとと速醸、それぞれのタンクを絶妙のバランスでブレンド。春のお酒にふさわしい、爽やかさ、落ち着き、そしてほんのちょっぴり華やかさも感じる1本に仕上がりました。もちろん冷やでも楽しめますが、 味わいが芳醇に広がる燗酒でもおすすめ。幅広い料理にあわせやすい、食中酒としてお楽しみいただける秀作です。

写真:大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ

大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,760.- (720ml、税込)

栃木県大田原市の「菊の里酒造」より“大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ”が新入荷。

究極の食中酒を目指す“大那”。本来、日本酒は食事と一緒に楽しむものであり、しっかりとしたお米の味をベースにやさしく包み込むような酸の輪郭と、口に残らないキレ味が大切と考える「菊の里酒造」の阿久津信社長兼杜氏。仲間が集い、テーブルには四季折々の食事が並び、そこに“大那”がそっと寄り添う、そんなお酒を具現化したのが、こちらの“大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ”。

新芽が顔をだし新しい生命が芽生える季節。その春の訪れとともに、味が開くよう1月上旬に上槽した純米吟醸の新酒に、程よく滓を絡ませ、即瓶火入。その後1ヶ月ほどなじませてから出荷されてきました“大那”の春季限定酒です。ラベルの色は桜色。花見の時期にもピッタリ。 上品な香りが特徴的で、とってもジューシーでありながら、柑橘系のキレイな酸が心地よく感じられます。キレ味も鋭く、フレッシュさも満点。春らしさをめいっぱい感じる1本。外行きではない普段着のような感覚で肩肘張らずに楽しんでもらえる仕上がりです。

写真:上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル

上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル

¥3,146.- (720ml、税込)

北海道帯広市の「上川大雪酒造 碧雲蔵」より“上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル”が新入荷。

かつて十勝地方には、15以上の蔵元がありましたが、時代の流れの中で、全ての蔵元が閉業。しかし、その復活を願う十勝地方の方は多く、日に日にその声が大きくなることで、「上川大雪酒造」の新たな蔵の建設に道筋がつき、さらには北海道の酒造りにおける人材の育成という観点から、帯広畜産大学の広大なキャンパスの中に、蔵が建てられることに。「碧雲蔵」の名は、帯広畜産大学の学生寮である“碧雲寮”から命名。大学内への蔵の設置は、日本でも初の試み。ここでは食の重要な要素である発酵や醸造に関わる、現場レベルでの実践的な教育研究が日々行われています。

こちらの“吟風 さくらうすにごり”は、地元・北海道産の〈きたしずく〉の純米吟醸酒。今年の北海道は、夏場の天候のおかげで、非常によい米質の酒米が多く、自信を持って醸した1本。香り穏やか、味わいやわらかで後キレすっきり。微かなにごり成分が加わることにより、味のふくらみが生まれ、まろやかな旨みが感じられます。「上川大雪酒造」の醸したお酒らしく、春のさまざまな食材と非常に相性のいい1本といえるでしょう。

川端慎治当時の目指す“飲まさる酒”(※『飲まさる』とは北海道訛りで『ついつい飲んでしまう』ということ)の真髄を追い求めたしぼりたての"うすにごり酒”。ぜひ、お早めに!

写真:日高見 純米大吟醸 助六初桜生酒

日高見 純米大吟醸 助六初桜生酒

¥2,090.- (720ml、税込)

宮城県石巻市の「平孝酒造」より“日高見 純米大吟醸 助六初桜生酒”が新入荷。

この業界、寿司好きの方々はたくさんいれども、『1日3食、寿司でもいい!』と言う方は、この方だけ!「平孝酒造」の平井孝浩社長が、鮨と酒を追求する過程で、歌舞伎と江戸前鮨との繋がりを知り、それを具現化したカジュアルな日本酒コンセプトの純米大吟醸がこの“助六初桜”。

片岡仁左衛門さんが演ずる歌舞伎『助六曲輪初桜』が由来のこちらのお酒。庶民的で人気だった演目を日本酒に照らし合わし、歌舞伎的な解釈で幕の内に気軽に楽しむカジュアルな日本酒として醸しました。麹米には兵庫県吉川町産の、そして掛米には兵庫県東条町産のいずれも特等の〈山田錦〉を使用しながらも、価格を抑え、気軽に、そして呑み飽きせずに楽しめる純米大吟醸に仕上げています。

ほどよく香る酵母を選択しつつ、お酒だけを目立たせず食中酒を意識した酒質設計は見事のひと言。旨みと酸みのバランスも秀逸でキレも良し。鮨はもちろん魚料理など幅広い料理と相性抜群です!

写真:神雷 春限定 桜 かすみ酒

神雷 春限定 桜 かすみ酒

¥3,050.-(1.8L、税込)

¥1,520.-(720ml、税込)

広島県神石高原町の「三輪酒造」より“神雷 春限定 桜 かすみ酒”が新入荷。

広島といえば、それほど寒冷なイメージはないのですが、こちらの銘酒“神雷”を、古来より脈々と醸し続ける「三輪酒造」が蔵を構える神石郡神石高原町。なんと年間の平均気温が青森市と同じくらいという、中国山脈屈指の厳しい気候。しかし、裏を返せばこれほど酒造りに適した場所はないわけです。

春にふさわしい暖かな装いのラベル。広島県産の〈八反錦〉で醸した“神雷”の本醸造かすみ生原酒。〈八反錦〉のシャープな味わいの中に、ジワーーーっと米の旨みを感じます。で清涼感を表現。やさしい味わいと共に味わいの輪郭となる酸が全体を引き締め、その輪郭から滲むようにゆっくりと味わいが広がります。うすにごりのフレッシュ感とキレていく余韻が盃をすすませてくれる1本といえるでしょう。ぜひ、春の訪れと共にお楽しみいただきたい春の“神雷”です!

写真:杉錦 山廃純米にごり酒 エドノハルザケ

杉錦 山廃純米にごり酒 エドノハルザケ

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市の「杉井酒造」より“杉錦 山廃純米にごり酒 エドノハルザケ”が新入荷。

「杉井酒造」は、天保9(1838)年から続く老舗の蔵元。時代、時代のなかで自然な美酒を追い求め、朴訥に、しかし熱い心でお酒を醸し続けてきました。現在も、特に静岡県では数少ない生酛造りや山廃造による日本酒を製造。生酛造り、そして山廃造りは、酒造りに必要な酒母や乳酸を自然の力で発生させ、お酒を醸す酒造技術。比較的淡麗な味わいが多い静岡酒の中で、ややパンチのきいたコクのある味わいが、多くの静岡酒ファンに支持されています。

こちらは、心待ちにしていた春に飲みたい、爽やかな“杉錦”のにごり酒。静岡県の酒造好適米〈令和誉富士〉を60%精米。麹の一部に、クエン酸を生成する〈白麹〉を用いることにより、心地よい酸を織り成しました。また、にごりの部分の旨みにより奥深さ、そしてまろやかさが心地よし。素朴で自然な旨みとまろやかな余韻が調和した、豊かな風味に仕上がりました。”杉錦”らしい濃厚な味わいと酸味の織りなす爽やかさが相まって、ついつい盃が進んでしまう、クセになる味わい。ぜひ、お見逃しなく!