
秋鹿 多酸酵母 槽搾直汲 雄町
¥2,200.- (720ml、税込)
大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 多酸酵母 槽搾直汲 雄町”が新入荷。
あまり耳慣れない〈協会28号〉という酵母を使用し、醸した奥社長自信の1本。こちらの酵母、日本醸造協会のHPをのぞくと、『リンゴ酸高生産性多酸酵母』なんていう言葉で紹介されていますが、名前のとおり酸を多く生成する日本酒用酵母。特に爽快感を際立たせるリンゴ酸を多く生み出し、その酸度はなんと3.6!! はっきり言って、爽快に酸っぱいお酒となっているのですが、対して日本酒度は-9というとても甘口の味わいに。つまり甘くすることで高い酸度との調和を、非常に微妙なバランスで図っているんです。
香りは穏やか。ほんのり香ばしく南国を感じさせるような側面も。口当たりは瑞々しく軽快。甘みはありますが、爽やかなリンゴ風の酸味がしっかりと感じられ、上品な甘酸っぱさが心地よく感じます。
ちなみにお米は、自営田にて栽培された〈雄町〉を全量に使用。アルコール度数も15°と低めの仕上げで、飲み心地もよく、食事をより引き立てるお酒として楽しめます。