入荷情報

写真:雨後の月 純米大吟醸 八反錦

雨後の月 純米大吟醸 八反錦

¥4,620.- (1.8L、税込)

¥2,310.- (720ml、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“雨後の月 純米大吟醸 八反錦”が新入荷。

〈雄町〉で仕込んだ純米吟醸“BlackMoon”や〈愛山〉で仕込んだ純米大吟醸など、数多くの人気のお酒を醸す“雨後の月”の「相原酒造」。その集大成として、全身全霊で醸されるのが、こちらの“雨後の月 純米大吟醸 八反錦”です。

今年の春先に広島県呉市の「相原酒造」を訪れた際、そのしっかりしたボディに全員一致で『ぜひ年末まで低温熟成させての発売を!』と要望し、このほど出荷が実現しました。

上品な吟醸香、さわやかな香味、味に奥行きがあり、ほどよいふくらみが心地よく感じられます。低温熟成により酸の角も丸くなり、さばけ良く、料理をしっかりと引き立たせるレベルの高い食中酒ということができます。まさに一年を締めくくるにふさわしい、“雨後の月 純米大吟醸 八反錦”。素晴らしい味わいをお楽しみ下さい。

写真:杉錦 菩提酛 穀閃-KOKUSEN-

杉錦 菩提酛 穀閃-KOKUSEN-

¥3,520.- (1.8L、税込)

¥1,760.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市の「杉井酒造」より“杉錦 菩提酛 穀閃-KOKUSEN-が新入荷。

「杉井酒造」は、天保9(1838)年から続く老舗の蔵元。時代、時代のなかで自然な美酒を追い求め、朴訥に、しかし熱い心でお酒を醸し続けてきました。現在も、特に静岡県では数少ない生酛造りや山廃造による日本酒を製造。生酛造り、山廃造りに続き、菩提酛造りまで。特に菩提酛は、室町時代に奈良県で編み出されたとされる伝統的な酒母(=酛)造りの手法で、生酛系酒母の原型と考えられているもの。温暖な気候のもとでの酒造りを可能にするという長所を持ち、「杉井酒造」では温暖な静岡県の気候には非常にあう酒造りと考え、比較的淡麗な味わいが多い静岡酒の中で、ややコクと複雑味が感じられる味わいが、多くの静岡酒ファンに支持されています。

こちらは、静岡らしい菩提酛を低精白で仕込み、『穀物のこうばしい香りと菩提酛ならではの酸味が閃くように立ち上がる』味わいを目指した意欲的な1本。雷神が稲妻を起こし、米の実りを導かんとする姿をテーマとし、その閃光のような力強さを菩提酛由来の鋭く澄んだ酸味で表現。さらに米本来の豊かさを伝えるために精米歩合83%の低精白米で仕込みました。

乳酸発酵由来の酸が、深みある米の味わいを引き締め、冷やでも燗でも、料理の味を引き立てる1本に仕上がっています。”杉錦”らしい濃厚な味わいを十分に楽しみつつ、爽快なキレとスッキリした喉越しも併せ持つ、クセになる味わいです。ぜひ、お見逃しなく!

写真:菩提泉 2025

菩提泉 2025

¥16,500.- (720ml、税込)

奈良県の「菩提酛研究会」より“菩提泉 2025が新入荷。

日本で初めてと言われている、民間の醸造技術書『御酒之日記』。正平10年(1335年)もしくは長亨元年(1487年)に書かれたという、この書物の中に、歴史上初めて日本清酒発祥の地、菩提山正暦寺の酒造りが書かれています。その酒の名は、“菩提泉(ぼだいせん)"。甕で仕込み、段仕込みを行わない、現在の日本酒のご先祖様となるお酒。このお酒造りの手法が、酒母という形に進化を遂げ、その酒母は菩提酛として広く知られています。その「正暦寺」と「奈良県菩提酛による清酒製造研究会(菩提酛研究会)」で、復活醸造した日本酒の原点ともいえるお酒が、こちらの“菩提泉”です。

今回は「正暦寺」にて、「菩提酛研究会」会員8蔵により『御酒之日記』を参考に共同醸造。最終的に会員蔵の「倉本酒造」へと醪を移動し、上槽、瓶詰、火入れの後、出荷されました。お米は「正暦寺」社領にて栽培された〈露葉風〉を全量に使用。歴史を想わせる重厚な香り、口に含むとグレープフルーツのような酸味とビター感が広がり、厚みがありつつも、なんとも爽やかな味わいが楽しめます。香りの余韻は程よくありながらも、フィニッシュですっきりとキレていきます。濃厚な料理にも、しっかり合う、フルボディなお酒といえます。歴史的、文化的価値が非常に高く、世界に誇れる作品というべき、すばらしい日本清酒。ぜひ、ご一飲くださいませ!

写真:秋鹿 純米吟醸 摂州倉垣千石谷 秋時雨

秋鹿 純米吟醸 摂州倉垣千石谷 秋時雨

¥4,950.- (1.8L、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 純米吟醸 摂州倉垣千石谷 秋時雨”が新入荷。

「秋鹿酒造」の位置する摂州能勢の倉垣を、かつて人は『倉垣千石谷』と呼んだそうです。

さほど米作りに適したとはいえなかったこの地で千石もの石高を上げた昔の人々の心意気を偲び、このお酒は命名されました。星をいだいて田に出、星を背負って帰途に着く村人の、奮励の甲斐あり、やがて倉垣で千石の米を産するようになった時、当時の能勢の殿様は倉垣の土地を『千石谷』と名付けました。今残るのは言い伝えだけですが、米作りは今も脈々と受け継がれ、〈山田錦〉などの高品質な酒造好適米が栽培されています。“倉垣千石谷”はこの谷でとれた〈山田錦〉のみで醸された純米吟醸。まさに産地証明付のお酒です。

ほんのり山吹色に色づいたお酒は、適熟の証。60%精米のやわらかな口当たりと甘、辛の絶妙なバランスがお酒好きにはたまらない1本です。

写真:悦凱陣 純米酒無ろ過生 丸尾神力

悦凱陣 純米酒無ろ過生 丸尾神力

¥4,439.-(1.8L、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 純米酒無ろ過生 丸尾神力”が新入荷。

令和4醸造年度の“悦凱陣”、仕込みタンク43号の“丸尾神力”が味のり抜群で新入荷してきました。今回の仕込みに使用した〈神力〉米は約100年前、兵庫県揖保郡の丸尾重次郎が発見。当時種籾はわずか三穂。しかし〈神力〉は食糧難時代の救世主として全国にひろがり、日本の水稲作付の1/5を占める時代もありました。現在では見かけることも少なくなりましたが、非常に太く力強いお酒を醸すのに適したお米として知られています。

フルーティーな香りと〈神力〉特有のコクのある旨み。「丸尾本店」特有の穏やかな旨みと膨らみが口の中で広がり、重さを感じさせず心地よい余韻を味わうことができる良酒。穏やかな立ち香は、どんな料理の邪魔をすることなく、それでいて無骨でしっかりした味わいが楽しめるお酒です。飲むほどに、“悦凱陣”の実力がほとばしる逸品!

写真:雨後の月 にごり酒生

雨後の月 にごり酒生

¥2,640.- (1.8L、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“雨後の月 にごり酒生”が新入荷。

“酒舗よこぜき”でもうなぎ昇りの人気を誇る広島県は呉・仁方の銘酒“雨後の月”。その新酒イチバン乗りのおさけとしてしぼりたての“にごり酒”が満を持して、登場してきました。

爽やかでフレッシュ感溢れる香りと米の持つキリッとした品の良い柔らかな甘み。非常に洗練された日本酒本来の味わいを楽しめる逸品。「相原酒造」に伝わる酒造りの伝統に裏づけされた揺るぎない誇りから生まれるこの新酒のにごり酒も、酒米の旨味が生きた個性的な味わいを持っています。

醗酵完了直前の甘みの強い醪(もろみ)の風味を、そのまま生かした風雅の酒は、醪そのものが持つ自然な旨味と、柔らかな飲み口を楽しめます。落ち着いた香りと飲み飽きしない酒造りが信条の“雨後の月”ですが、搾りたて新酒も格別の美味しさ。毎年この時期には欠かせない“にごり酒”です。

写真:秋鹿 日本酒ボンボン

秋鹿 日本酒ボンボン

¥972.-(8個入り、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 日本酒ボンボン”が新入荷。

緑豊かな山里、田園風景の美しい大阪府能勢町にて、『米作りから酒造りまで』の『一貫造り』で純米酒のみ醸す蔵元「秋鹿酒造」。ワイン造りでは『ドメーヌ』と呼ばれ一般的な農家兼蔵元。米作りを営む蔵元は、全国的にも増えていますが、そんな中でもまさにパイオニアという言葉が相応しい、地に足ついた米作り、酒造りを行い、今や『秋鹿酒造』は全国の蔵元の注目の的となっています。その芳醇な香りと旨みが特徴の銘酒‟秋鹿”を手造りチョコレートで包み込んだ、チョコレートボンボンが入荷してきました。

“秋鹿”最大の特徴にして、魅力でもある独特の旨みとチョコレートがベストなハーモニー!純米酒ならではの穏やかな香り濃厚な旨みを存分に引き出し、芳醇な“秋鹿”の風味をチョコに詰め込むことによって、味わい豊かなボンボンに仕上げました。日本酒の自然な甘みを生かした深い余韻と滑らかな口溶けが絶妙にマッチしたやさしい旨みは、まさに魅惑の味わいです。

大阪が誇る銘酒”秋鹿”とチョコレートの特別な出会い。年末のちょっとした贈答用にもお勧めです。ぜひ、みなさんの特別なひとときにお楽しみください。

写真:悦凱陣 山廃純米酒無ろ過生 瀬尾米

悦凱陣 山廃純米酒無ろ過生 瀬尾米

¥5,238.-(1.8L、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 山廃純米酒無ろ過生 瀬尾米”が新入荷。

『金比羅さん』で知られる香川県琴平町。その『金毘羅さん』を見上げる、田園地帯の只中の町に、江戸中期に建てられたという商家そのままの姿を残す歴史ある蔵元「丸尾本店」。

こちらは鳥取県の米農家・瀬尾農園さんにより、有機栽培されたお米を71%精米した山廃純米酒。『じゃ、そのお米とはなんぞや?』ということなのですが、ラベルには〈鳥取県産酒造好適米〉の文字。はい、いろいろあります、お察しください。とにかく鳥取県にゆかりのある、アノお米です。柔らかなかつ輪郭のある酸と濃厚な旨味。十分な力強さを感じつつ、バランスが懐深い味わい。数ある“悦凱陣”の中でも、ガツンとくるパワーは1、2を争うゴッツイお酒といえるでしょう。

今飲んで楽しみ、また熟成しても楽しめる稀有なお酒です。蔵へお伺いした際にも、非常に印象深かった1本。心から感動できる、鳥肌の立つ日本酒といえるでしょう。

写真:蒼空 純米大吟醸 山田錦

蒼空 純米大吟醸 山田錦

¥9,500.-(1.8L、税込)

¥4,700.- (500ml、税込)

京都府京都市の「藤岡酒造」より“蒼空 純米大吟醸 山田錦”が新入荷。

派手さはないけれど、飲んでホッとできる、食事に合うお酒として人気の京都・伏見の“蒼空”。平成6年9月に三代目藤岡義文氏が急死、そして平成7年の阪神大震災による被害が重なり、翌平成8年に「藤岡酒造」の歴史は一旦幕を閉じました。「なんとかもう一度お酒を造りたい…」という情熱ほとばしる五代目蔵元の藤岡正章氏が平成14年に「藤岡酒造」を再生。苦労を重ねつつ、実力を積み上げ、当代人気のお酒となりました。

今回の“蒼空 純米大吟醸”は兵庫県産特等〈山田錦〉を贅沢に40%まで精米し仕込んだ「藤岡酒造」のフラッグシップ。綺麗で華やかな吟醸香を持ち、軽快でまろやかな飲み口のバランスの取れた味わい。飲むほどに旨みと甘みを感じ、やさしいタッチの中にもしっかりした味わいが表現されているまさに日本酒の芸術品といえる逸品です!

写真:秋鹿 生もと一貫造り原酒

秋鹿 生もと一貫造り原酒

¥5,500.- (1.8L、税込)

¥2,970.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 生もと一貫造り原酒”が新入荷。

大阪府最北端、北摂連山に囲まれた山里・能勢。創業以来、120年以上に渡り続けてきた米作りと酒造りの兼業経験を生かし、米作りから酒造りを始めるシャトー型に移行して約30年。味わい深い純米酒のみを丁寧に丁寧に醸す「秋鹿酒造」。

“秋鹿 生もと一貫造り原酒”は、蔵の回りに広がる自営田の中でも、上村大町という圃場名の田んぼにて、農薬や化学肥料を一切使用しない有機循環農法で醸された〈山田錦〉のみで醸した蔵元自信の1本。ラベルの真ん中にある『へのへのもへじ』の判は、無農薬有機循環農法にて育てたお米を100%使用したという証。酒米作りに邁進する「秋鹿酒造」でも、循環農法(酒造りから出た糠や酒粕などを肥料に生かす)によりできた米を100%使用したお酒は、まだまだごく少数という貴重なお酒です。

しっかりとした味わい、バランスよく、蔵元の意図を反映しやすい〈山田錦〉の持つ特徴をしっかり出しながら、独特の酸で味を引き締める魅惑の逸品といえるお酒です。