
黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒
¥22,000.- (720ml、税込)
福井県永平寺町の「黒龍酒造」より“黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒”が新入荷。
ワインに関して造詣が深く、25歳の時に渡仏した「黒龍酒造」先代の七代目蔵元・水野正人氏は帰国後、ワインの熟成技術を日本酒に応用できないか、試行錯誤を繰り返しました。その集大成として昭和50年(1975年)に発売したのが“黒龍 大吟醸 龍”。それまでは品評会用として酒蔵の技術を測るため造られた出品用の大吟醸。これを市販化する、全国的な先駆けとなった1本です。
この発売から『“黒龍”=吟醸酒』としてのブランド認知が少しずつ広まり、今日の吟醸蔵としての「黒龍酒造」が確立したといっても過言ではありません。ここで試行錯誤を重ねた熟成の知見は、現在の“黒龍”らしさにつながる低温熟成の始まりとなり、蔵のこだわりとして現在に継承されています。また“黒龍 大吟醸 龍”はデザインのこだわりの礎にもなったお酒。発売当時は日本酒を搾る酒袋をラベル地に使用。その後は地元・福井の越前織をラベルに採用し、福井の地酒蔵として、福井を纏うデザインを展開しています。
本年はこの“黒龍 大吟醸 龍”の誕生から50年。今回、これまでの熟成・デザインの歴史を紡ぐ、特別な“黒龍 龍”を発売。それが“黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒”。特別な“龍”をさらに5年間の低温熟成。長期間に渡る熟成により、蜜のような香りや奥行きのある豊かな熟成香が加味されました。多層的な味わいはより円熟味を増し、なめらかでシルキーな口あたり、長い余韻が楽しめます。
非常にまろやかで深い味わいをたたえた、まさに気品の大吟醸酒。50年の歴史をイメージさせる滑らかで芳醇な味わいを、ぜひご堪能ください!