入荷情報

写真:群馬泉 純米吟醸 淡緑(うすみどり)生

群馬泉 純米吟醸 淡緑(うすみどり)生

¥3,960.- (1.8L、税込)

群馬県太田市の「島岡酒造」より“群馬泉 純米吟醸 淡緑 生”が新入荷。

15年ほど前、蔵を全焼する火災をおった「島岡酒造」。たいへんな状況の中、全国のファンからの励ましの声に後押しされ、150年の伝統の味が、より凄みを増して復活したのは記憶に新しいところです。そんな中で人気、実力とも抜群の“純米吟醸 淡緑(うすみどり)生”が今年も新入荷。受注発注で注文数のみ瓶詰めするという、非常に希少な“淡緑”の生バージョンです。

優雅な太刀姿から日本刀の美の極致といわれる源義経佩用の『薄緑』。その名刀をしのぶとともに優良酒造好適米、群馬県産の〈若水〉で醸した淡麗温雅な味わいより“淡緑”と命名されました。ちなみに島岡社長のおじい様、そしてお父様ともに、大の日本刀愛好家でありコレクター。その知識には蔵にお伺いするたびに圧倒されます。

こちらの“淡緑”、ラベルに謳っていませんが実は山廃。やさしくほのかな香りと、上品な味わいが特徴的。山廃特有の酸味とコクを押さえつつ、しっかりした旨味があり、ふくよかな味わいを醸し出しています。生酒としての発売は、ごくごく少量。上品な中にパンチがあふれる、名酒中の名酒です。

写真:鳳凰美田 檸檬~れもん~

鳳凰美田 檸檬~れもん~

¥3,080.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 檸檬~れもん~”が新入荷。

もはや日本酒の世界では、その美味しさの定評は揺るぎないものとなった、栃木の銘酒″鳳凰美田”。その「小林酒造」のもうひとつの顔が、絶対的な存在感を誇るリキュールの世界。この分野でも、受け継がれる伝統の技術により、″鳳凰美田”らしい風味豊かな味わいの数々のリキュールが、連綿と生み出されています。

こちらの″鳳凰美田 檸檬~れもん~”は、2022年限定となる極上の檸檬リキュール。大変希少な国内産の檸檬。特に希少な広島県の生産農家が栽培する高品質の檸檬を、「小林酒造」の最新の原料処理技術とリキュール製造の経験にて仕込んだ、蔵元自信の1本。口に含むと、芳醇な檸檬の香りが口中にさわやかに広がります。爽快でキュートな酸味は、皆さんの味覚を魅了してくれること間違いなし。現段階では、今年のみの醸造予定なので、次に出会えるのやいつになることやら。ぜひ、いちどはお飲みいただきた爽快檸檬リキュールです!

写真:秋鹿 生もと雄町 槽搾直汲

秋鹿 生もと雄町 槽搾直汲

¥2,200.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 生もと雄町 槽搾直汲”が新入荷。

「秋鹿酒造」のある能勢町は、大阪府の最北端。兵庫篠山、京都亀岡と境をなす、標高250mの山里です。夏は昼夜の気温差が10℃以上ある酒米栽培の好適地であるとともに、冬の厳寒期には、零下10℃近くにまで下がるという、酒造りにはもってこいの地域といえます。

こちらのお酒は、能勢町内の自営田で栽培された〈雄町〉で仕込んだ純米酒。ラベルにある『へのへのもへじ』の判は、無農薬有機循環農法にて育てたお米を100%使用したという証。酒米作りに邁進する「秋鹿酒造」でも、循環農法(酒造りから出た糠や酒粕などを肥料に生かす)によりできた米を100%使用したお酒は、まだまだごく少数。そんな貴重な1本が、飲み手を心から魅了します。

〈雄町〉らしいたおやかな味わいと生もと造りに由来する、柔らかな酸が非常な心地よい1本。通常使用する機械式の搾り機ではなく、槽と呼ばれる手動の圧搾により搾られたお酒を濾過せず、何の調整もせずにそのまま瓶詰めしました。穏やかな新酒の香りと、シュワシュワとした新酒のガスっ気。そして若さ溢れる爽快なフレッシュ感が口の中に押し寄せてきます。米作り、酒造りどちらにも丹誠をこめて仕込んだ、蔵元の気概が感じられる稀有なお酒です。

写真:田酒 純米大吟醸 Premium

田酒 純米大吟醸 Premium

¥11,110.-(720ml、税込)

青森県青森市の「西田酒造店」より“田酒 純米大吟醸 Premium”が新入荷。

明治11年の創業以来、伝統の手造りに 酒造りを頑なに守り、質の高い酒を醸し 続ける、青森の雄「西田酒造店」。その「西田酒造店」を率いる西田司社長は、このほど『黄綬褒章』を叙勲。 業務に精励し、他の人の模範となる者に授与される褒章である『黄綬褒章』の叙勲を記念し、限定発売されたのが、こちらの“田酒 純米大吟醸 Premium”です。

兵庫県特A地区産の〈山田錦〉を麹米40%、掛米35%まで磨き上げ仕込みました。この40%,35%という精米歩合は、日本酒にとって非常に大切な味の要素でありながら、相反する要素でもある、味の綺麗さと旨み、それぞれのバランスをギリギリに保つ数字として、「西田酒造店」がたどり着いたもの。

口の中に贅沢に広がる含み香、そしてサラリとしていながら、旨味、コク、味の厚み、繊細さが、日本刀の刃先の上でバランスをとっているかのような極限の調和を具現化しています。ぜひ、究極の“田酒”の、至高の味わいをご堪能ください。

写真:正雪 純米吟醸 愛山

正雪 純米吟醸 愛山

¥3,869.- (1.8L、税込)

¥1,934.- (720ml、税込)

静岡県静岡市由比町の「神沢川酒造場」より“正雪 純米吟醸 愛山”が新入荷。

北に富士山、南に駿河湾を望む由比町は、かつて山部赤人が『田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける』と詠んだ名所です。そんな由比町の銘酒が“正雪”。

ちょうど今年の1月初旬に蔵を訪問させて頂いた時に、モロミで発酵中だったのがこちらのお酒。『〈愛山〉は、毎年新しい発見があります』なんておっしゃっていらしたのは、杜氏を務める榮田秀孝氏。静岡吟醸らしい上品で穏やかな〈愛山〉酒に仕上げてきました。

兵庫県産〈愛山〉を50%精米し、全量使用。当初の予想より、モロミ日数が増え、低温での長期発酵となり、“正雪”らしさ溢れる“純米吟醸 愛山”といえます。ここ数年、静岡県新酒鑑評会でも常に上位に位置する“正雪”の実力が、存分に感じられる1本をぜひお楽しみください!

写真:百合仕込み 純米吟醸 無濾過生原酒

百合仕込み 純米吟醸 無濾過生原酒

¥4,400.- (1.8L、税込)

大分県日田市の「井上酒造場」より“百合仕込み 純米吟醸 無濾過生原酒”が新入荷。

大分県西部の日田市で文化元年(1804年)に創業した「井上酒造」。大正から昭和にわたって「日本銀行」総裁および大蔵大臣を歴任、血盟団事件によって命を断たれた井上準之助の生家でもあります。日田盆地の穏やかな気候と自然豊かな天下の名水を用い、丁寧なお酒造りをを心がけるとともに、『酒は米から』の考えのもと、日本酒の原料となる酒米づくりにも、意欲的に取り組んでいます。

“百合仕込み”は、社長兼杜氏である井上百合さんの名を冠した、「井上酒造」で醸すお酒の中でもワンランク上の銘柄。わずか200キロの極小造り、九州独特の伝統的製法により丹念に醸され、力強く、深い味わいが特徴。豊かな米の旨みとやさしい甘味、そして豪快な酸味がバランスよく調和しています。お酒が喉を落ちたのちにも、しっかりとした味わいがあり、肉料理などの味の濃い料理にも非常に相性がいい日本酒といえるでしょう。

“百合仕込み”は、その名の通り、井上百合杜氏のこだわりや技術を詰めこんだ逸品。彼女の情熱と努力が生み出したこの酒は、飲む人々に不思議な感覚と至福のひとときを与えてくれます。豊かな風味と独特の味わいを、ぜひお楽しみください!

写真:神雷 生もと純米 無濾過生原酒

神雷 生もと純米 無濾過生原酒

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

広島県神石高原町の「三輪酒造」より“神雷 生もと純米 無濾過生原酒”が新入荷。

「三輪酒造」の創業は享保元年(1716年)。徳川時代中期から続く、広島でも屈指の老舗の蔵元のひとつ。 300年近い歴史を誇りますが、生産石数は約200石。気候厳しい中国山地の奥で若い蔵人により丁寧に丁寧に醸されるお酒です。

今年の“神雷”の新酒第四弾は、純米酒酒母の製法違いの2パターン。こちら‟風神ラベル”は広島県産の〈千本錦〉を全量に使用し65%まで磨き、生もと造りで醸した純米酒。

今年の〈八反錦〉で仕込んだ‟雷神ラベル”のうすにごりは、やや辛口でシャープな味わいでした。一方、こちらの‟風神ラベル”は、やわらかくお米の味わいを十分に引き出した印象。どちらかといえば、こちらも辛口なのですが、スパッと豪快にキレるのではなく、あくまでもやさしい辛口であり、清涼感溢れる1本といえるでしょう。フレッシュさ溢れる‟神雷”をぜひお楽しみください!

写真:五凛 漆黒 noir de jais 2023BY

五凛 漆黒 noir de jais 2023BY

¥4,400.- (720ml、税込)

石川県白山市の「車多酒造」より“五凛 漆黒 noir de jais 2023BY”が新入荷。

もうすっかり「酒舗よこぜき」の顔のひとつとして定着した感のある“五凛”。“天狗舞”の醸造元として知られる「車多酒造」の新たな展開として、王道を行く美味さを武器にたくさんのファンをその虜にしています。

さて、この度登場となったのは、こちらの見るからに高級感溢れる1本。近年、見直されつつあるとともに、個性的な味わいの表現が可能な生もと造りで仕込んだ特別な“五凛”です。日常的にもお楽しみいただける味わいの“五凛”を一段進化させ、緊張感のある『凛として品格ある』かつ『上品で濃密な味わい』を表現する為に、特A地区口吉川町産の〈山田錦〉を使用。お米本来の旨みが感じられ、最後はピンッと張った酸で引き締まる、より奥行きのあるエレガントな味わいを引き出した超一流のお酒といえます。

500本の限定生産。杜氏・岡田謙治の指導のもとで、次期蔵元である九代目・車多慶一郎氏がはじめて醸した“五凛”。より最上の『上質なうまさ』を追い求めた、意欲的な逸品です!

写真:吉田蔵u 能登応援酒 貴醸酒ピンク

吉田蔵u 能登応援酒 貴醸酒ピンク

¥2,300.- (720ml、税込)

石川県白山市の「吉田酒造店」より“吉田蔵u 能登応援酒 貴醸酒ピンク”が新入荷。

令和6年1月1日、16時10分。北陸地方を襲った大地震は、特に能登半島の各所に大きな被害を及ぼしました。能登地方には、11軒の蔵元がある他、能登杜氏をはじめ多くの蔵人を輩出しており、お酒とはきってもきれない地域。その能登の蔵元の多くが、全壊もしくは半壊などの被害を受け、酒造り継続のピンチを迎えています。中には、地域の人々の暖かい声を受け、酒造りを再開した蔵元もありますが、まだまだ先行きの見えない日が続いています。今、石川県内の蔵元を中心に、能登の蔵元を継続的に支援していこうという動きが本格化しています。

“吉田蔵u 能登応援酒 貴醸酒ピンク”は、今回の地震被害に対する義援金を募ることを目的としたもの。仕込み水の一部を“吉田蔵u 百万石乃白”で仕込んだ、モダン山廃の貴醸酒です。発酵由来のガス感と柑橘類のようなフレッシュな酸味、可憐で魅力的な甘みが感じられます。北陸・能登の春を思わせる瑞々しく爽やかなお酒に仕上がっていますアルコール度数は12°。軽やかな飲み心地が爽快な1本です。売上の一部は、復興義援金として寄付されます。

ぜひ、皆さんもお酒を飲んで、復興支援の一端を担っていただけませんでしょうか。能登は日本酒にとって、非常に大切な地域です。皆さんのご協力を、よろしくお願い申し上げます!

写真:上川大雪 純米吟醸 さくらラベル

上川大雪 純米吟醸 さくらラベル

¥2,596.- (720ml、税込)

北海道上川町の「上川大雪酒造 緑丘蔵」より“上川大雪 純米吟醸 さくらラベル”が新入荷。

北海道の大地と共に育むお酒造りを目指し、2016年に創業した「上川大雪酒造」。北海道の屋根、大雪山連峰の麓・上川町。雄大な自然に裏付けられた北海道のやさしい食文化に寄り添うお酒として、発売以来、着実にファンを増やしています。

こちらの“さくらラベル”は、北海道南幌町産の〈きたしずく〉を50%精米。春の花のように控えめながらフレッシュな香り、吟醸造りらしくやわらかでふくらみのある甘さ、なめらかでキレイな余韻が残ります。常温に近い冷や、ほんのりぬる燗など、温度帯で変わる表情もお楽しみいただけます。「上川大雪酒造」の醸したお酒らしく、春のさまざまな食材と非常に相性のいい1本といえるでしょう。

川端慎治当時の目指す“飲まさる酒”(※『飲まさる』とは北海道訛りで『ついつい飲んでしまう』ということ)の真髄を追い求めたしぼりたての1本。ぜひ、お早めに!