入荷情報

写真:悦凱陣 大吟醸

悦凱陣 大吟醸

¥13,380.- (1.8L、税込)

¥5,590.- (720ml、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 大吟醸”が新入荷。

「丸尾本店」は、香川県琴平の地で、地酒“悦凱陣”を醸し続ける、生産石数わずか300石ほどの小さな小さな蔵元。しかし、そんな希少な“悦凱陣”は、全国の地酒ファン垂涎の的。その独特な味わいは、一度呑んだら忘れられないこと必至。すぐに「丸尾ワールド」の虜になること請け合いのお酒なんです。

こちらの“大吟醸”は兵庫県産〈山田錦〉を35%精米した、“悦凱陣”の中でも指折りの高級酒。“悦凱陣”にはめずらしい、香り華やかな1本。しかし、そこは「丸尾ワールド」。輪郭のある背筋の伸びる酸と深い味わいで、究極の日本酒の世界に呑み手をいざなってくれます。

狙って仕込み、狙った味の日本酒を醸す。理想の味わいとブレ無く醸すこと、それは正にレベルの高い技術力、再現性を兼ね備えた理想の蔵の姿といえます。“悦凱陣”の実力、推して知るべし!

写真:風の森 試験醸造酒ver.3 真中採り

風の森 試験醸造酒ver.3 真中採り

¥1,980.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 試験醸造酒ver.3 真中採り”が新入荷。

"油長酒造"の"山麓蔵"が位置する奈良県葛城山麓の棚田には、山からの湧き水が流れていますが、この湧き水は量が限られ、稲作など農業に用いる大変貴重な資源となっています。そのため、"風の森"の仕込水は、"御所まち蔵"に湧き出るミネラル豊富な超硬水の地下水を仕込みに使用しています。しかし、今後もし農業の閑散期などに湧き水を使用できる可能性があればと、今回は『軟水仕込み』をテーマに試験醸造しました。

超硬水を使用した酒造りでは、初期の段階から酵母による発酵が旺盛に進みます。今回の試験醸造酒は90%精米の〈秋津穂〉を使用。あまり磨いていないお米を使うと、その豊富な栄養分によって発酵はより旺盛になるものですが、軟水処理した仕込み水を使用すると、酵母の働きにブレーキをかけることができます。一方で、酵母の発酵力が弱まってきたときには、通常と同じ超硬水を用いることで、発酵に再度アクセルをかけることができます。この、アクセルとブレーキを場合によって使い分ける新たな醸造法を模索したのが、今回の試験醸造酒。さらに最も安定した中取りの部分のみを瓶詰めしました。

口に含むと白ブドウを思わせる心地よくみずみずしい香り。はっきりした甘さにトロリとした口当たり、さらにはフワッとした酸味も感じる、複雑味のある豊かな味わいです。気がつけば次の一杯へと手が伸びている、そんな1本です。今後の”風の森”の展開からも目が離せません!

写真:ゆきの美人 純米吟醸 一穂積

ゆきの美人 純米吟醸 一穂積

¥3,630.- (1.8L、税込)

秋田県秋田市の「秋田醸造」より“ゆきの美人 純米吟醸 一穂積”が新入荷。

すでに“酒舗よこぜき”でも、大変に人気のある銘柄となっている秋田の銘酒“ゆきの美人”。その特徴的な爽やかな酸と料理の邪魔をしない上品な香りは、食事をしながら楽しめる美酒として、多くのファンを虜にしています。

こちらの“ゆきの美人 純米吟醸 一穂積”は、秋田県の新たな酒造好適米〈一穂積-いちほづみ〉を使用した意欲的な1本。これまで、秋田県産の酒造好適米といえば〈秋田酒こまち〉や〈美郷錦〉が主たるものでしたが、〈一穂積〉は、それらでは表現されにくかった淡麗、軽快、味の膨らみといった、新たな味わいの特徴を生む米を目指し開発されたもの。〈秋田酒こまち〉を父、〈越淡麗〉を母に秋田県農業試験場にて交配育成されました。

スッキリした味わい、米の甘さと秋田県酵母〈AK-1〉が引き出す程よい吟醸香とのマッチングが魅力的な1本。幅広い食事に合わせやすく、食卓の料理をより一層楽しませてくれる仕上がりです。年間製造石数は約300石、銘酒処・秋田県でも最も小さい蔵元が醸す美酒をぜひお楽しみ下さい。

写真:なかむら 単式蒸留焼酎 三種混合麹25°

なかむら 単式蒸留焼酎 三種混合麹25°

¥3,025.- (720ml、税込)

鹿児島県霧島市の「中村酒造場」より芋焼酎“なかむら 単式蒸留焼酎 三種混合麹25°”が新入荷。

明治21年より南に桜島、北に霧島連山を望む国分の地に蔵を構える「中村酒造場」。焼酎蔵には珍しい石造りの麹室、そして 麹蓋による製法は創業以来変わりません。こちらの“なかむら”は、その焼酎造りの工程はもちろん原材料にも徹底的にこだわった逸品中の逸品。活火山地帯である鹿児島にとって、土壌に不足しているカルシウムやマグネシウムを補う『カルゲン農法』。この農法により作られた鹿児島の米〈ヒノヒカリ〉を使用し、手造り製法にて米麹を仕込みました。また芋には、契約栽培による上質な朝掘りの〈黄金千貫〉を全量に使用。農家の方の献身的な栽培と協力により出来上がったのが、こちらの芋焼酎“なかむら”です。

今回の特別な“なかむら”は、三種混合麹バージョン。明治21年(1888年)から続く「中村酒造場」の麹室に棲み着く種麹菌〈白麹・黒麹・黄麹〉を用い、それらを掛け合わせたハイブリット(混合)な麹菌を生み出す事に成功。歴史が育む土着菌の力が味わいにどう影響するのかを、ぜひ体感してもらいたいという意図で醸造。軽やかな〈白麹〉、力強い〈黒麹〉、甘く深い〈黄麹〉のバランスが酒質に反映され、独特なニュアンスをもたらしています。ややビターな芋の甘味に深いコクが相まってストレートではワイルドな味わい。水やお湯で割ると途端に柔和な印象に変わるのが摩訶不思議な印象です。

「中村酒造場」でしか造れない焼酎の価値を追い求め、取り組む姿勢。蔵の歴史・伝統の中から生み出される懐かしくも新しい味わい。「中村酒造場」が魅せる焼酎の味わいを、ぜひご堪能ください!

写真:鳳凰美田 冷卸(ひやおろし) 純米吟醸 山田錦

鳳凰美田 冷卸(ひやおろし) 純米吟醸 山田錦

¥3,520.- (1.8L、税込)

¥1,870.- (720ml、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 冷卸(ひやおろし) 純米吟醸 山田錦”が新入荷。

創業明治5年(1872年)。今や栃木を代表する銘酒として年々進化してきた“鳳凰美田”を醸す「小林酒造」。10数年前は廃業も考えたという小さな小さな蔵元でしたが、小林専務の熱い情熱と、工業技術センター醸造部の先生として活躍していた奥様の2人の才能が結集。さらに蔵人それぞれの高い意欲により、平成の銘酒として、全国でも指折りのお酒に躍進してきました。

通常の“鳳凰美田”は、瓶貯蔵、瓶燗火入れで厳格に管理されていますが、“冷卸(ひやおろし)”に限り、秋酒の本質をお伝えするために、タンク貯蔵をし、生詰め(一度火入れしてから貯蔵し、瓶詰め前には火入れをしないで出荷されるもの)にて出荷されます。熟成によって、より風味豊かに旨みの増した〈山田錦〉らしい力強い味わいを楽しむことができる1本です。秋の夜長に、秋の味覚に舌鼓を打ちつつ、お酒の表情を感じてください。

写真:初亀 瓶内二次発酵清酒 にごり 習作2024-02

初亀 瓶内二次発酵清酒 にごり 習作2024-02

¥3,520.- (750ml、税込)

静岡県藤枝市の「初亀醸造」より“初亀 瓶内二次発酵清酒 にごり 習作2024-02”が新入荷。

『酒は造るのではなく、生まれるまで育てるもの』の精神のもと、数々のチャレンジを続けてきた「初亀醸造」。その「初亀醸造」による技術の研磨と目的とした新たな取り組みが、こちらの“習作”シリーズ。今年の“習作”第二弾として“初亀 瓶内二次発酵清酒 にごり 習作2024-02”が入荷してきました。

『静岡の乾杯酒』をテーマに掲げ、開発に着手。二次発酵時に醪を添加し、瓶内で炭酸ガスを自然発生させる、いわゆる『シャンパーニュ製法』に倣って醸したスパークリング日本酒。今回は発泡由来のきめ細やかで柔らかい泡とオリ由来の旨みが調和した、にごりタイプのスパークリング清酒。

フレッシュでジューシーでありばがら絹のようなきめ細かな味わいが際立ち、食事とも合わせやすい位置づけ。ライチのような、やさしさ溢れる甘みと酸味に、心地よいガス感がまとわりつつも、やわらかな味わいに仕上がっています。シャンパングラスに注いでいただくと見た目にも非常に美しく、繊細な味わいを存分にお楽しみ頂けることでしょう。“習作”とは芸術の分野で、練習のために作品を作ること。まさに、「初亀醸造」の未来が垣間見える、意欲的なお酒といえるでしょう!

写真:乾坤一 純米大吟醸 山田錦

乾坤一 純米大吟醸 山田錦

¥9,900.- (1.8L、税込)

¥3,850.- (720ml、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“乾坤一 純米大吟醸 山田錦”が新入荷。

創業は江戸時代中期の正徳二年(1712年)。紅花などの拠点として栄えていた、現・宮城県村田町に「大沼酒造店」は誕生しました。創業当初は"不二正宗"という銘柄で販売していましたが、明治三年、視察で訪れた初代・宮城県知事の松平正直が、飲んだお酒の味わいに感動。この世で一番のお酒になるようにと、その酒を"乾坤一"と名付けました。

こちらは、酒米の王様の異名で名高い、兵庫県産の〈山田錦〉を使用した純米大吟醸。精米歩合40%まで磨くことで、〈山田錦〉の特徴でもあるふくよかな旨み、さらにゆったりと舌に広がる余韻が、華やかかつ上品にまとまっています。最高のお米と「大沼酒造店」の長年培われた技術により、生み出された艶気ただよう味わいが楽しめます。

"乾坤一"の名に恥じぬよう、真剣に日本酒の在るべき姿を追い求め、妥協を許さぬ「大沼酒造店」の“乾坤一 純米大吟醸 山田錦”。天下一の美酒を造り出す卓越した技量と気高き誇りを詰めこんだ、“乾坤一 黒”の異名を持つ1本。ぜひ、珠玉の味わいをご堪能ください。

写真:UGO HESPERIA

UGO HESPERIA

¥1,870.- (720ml、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“UGO HESPERIA”が新入荷。

全国でも指折りの酒処として知られる広島県呉市の仁方にて創業以来、常なる品質の改善と丁寧な酒造りで良酒を醸し続ける「相原酒造」。その「相原酒造」が長年に渡り培った技術に、新たな感性を加え、より自由に“吟味”を追求する新しいラインとして誕生したのが、こちらの“UGO”。今、注目のお酒のひとつです。

今期の“UGO”のテーマは『日常に溶け込む明るさ、軽快さ』。さらには“UGO”のサブネームに、西方の地を意味する“HESPERIA(ヘスペリア)”の名を冠しました。麹米には兵庫県産〈山田錦〉の50%精米、掛米には広島県産〈八反〉の60%精米を使用。南国の果実や、緑をイメージする野生的な香りがエネルギッシュに感じられます。同時に感じるみずみずしい甘みと、酸味も相まって果実味高くジューシー。甘みはしっかりめに感じるもすぐに輪郭のある酸が全体をグッと整えています。飽きのこないエネルギッシュな味わいは、これからの季節にしっかりとマッチします。

あくまでも王道を歩みつつ、それでいて日本酒新時代への扉を叩いた、話題の1本。今後の“UGO”の展開からも、眼が離せません。ぜひ、たくさんの方に知っていただきたい“UGO”。今回もお見逃しなく!

写真:南 純米吟醸 雄町

南 純米吟醸 雄町

¥4,070.- (1.8L、税込)

高知県安田町の「南酒造場」より“南 純米吟醸 雄町”が新入荷。

華やかな香りが出やすい〈高知酵母〉は、それだけに扱い方の難しい酵母のひとつとされています。その〈高知酵母〉を非常にうまく扱い、香り、味わい、キレのバランスに大変すぐれたお酒を醸すのが、室戸岬の西、土佐湾を臨む高知県安田町の「南酒造場」。

その「南酒造場」より“南 純米吟醸 雄町”が年に1度の季節限定入荷。仕込みの米には四国産の酒米〈松山三井〉を使用することが多い蔵元さんですが、今回は岡山県産の〈雄町〉を使った純米吟醸。〈高知酵母〉特有の華やかな香り、そしてキレ味のいい辛口の仕上がりはさすが“南”。“南”の中では、やや酸味も感じられ、刺身などとの相性も抜群。土佐の食中酒としての風格溢れる素晴らしい仕上がりです。

日本三大美林のひとつ、魚梁瀬美林を背に酒造りに欠かせない良質な水を得る「南酒造場」。透き通るような綺麗なお酒をお楽しみください。

写真:酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

¥3,124.- (1.8L、税込)

高知県高知市の「酔鯨酒造」より“酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露”が新入荷。

“酔鯨”の名前の由来は土佐藩第15代藩主の山内豊信(容堂)が自ら名乗った雅号『鯨海酔侯(げいかいすいこう)』に由来します。降雨量が多く、水資源の豊かな高知県にあっても水量の豊富な鏡川の上流域、土佐山地区の湧水を仕込み水とし、旨みが有りながらもキレが良く、香り穏やかな食中酒としての魅力を追求する「酔鯨酒造」。

まろやかに熟成した味わいが特徴の人気のお酒、“吟麗秋あがり 白露”は、酒造好適米〈吟風〉を50%まで磨き上げ、清流“鏡川”最源流部の湧水で醸された純米吟醸酒。厳冬期に仕込んだお酒を上槽、火入れをしてから瓶詰め。その後、じっくりと貯蔵熟成させて出荷に至る、蔵元自信の1本。

しっとりとした口当たりと“酔鯨”らしい爽やかな酸味と旨み。夏を越して落ち着いた、まろやかで奥深い味わいに驚かされます。秋が旬の魚や野菜と一緒に、ぜひ2024年の秋の味をご堪能ください!