入荷情報

写真:天青 純米 吟望 春陽

天青 純米 吟望 春陽

¥1,870.- (720ml、税込)

神奈川県茅ヶ崎市の「熊澤酒造」より“天青 純米 吟望 春陽”が新入荷。

2000年に登場して以来、地酒というジャンルに新しい風を吹き込み、しっかりとした存在感を誇る神奈川・湘南の雄「熊澤酒造」。近年では蔵元の近隣の耕作放棄地等を田んぼに甦らせ、自ら酒米の栽培をはじめ、首都圏での農業×醸造という新しいカタチを模索、チャレンジを続けています。

そんな挑戦の一環として、自家栽培し仕込んだのが、こちらの“天青 純米 吟望 春陽”。お酒を仕込むお米としては、あまり馴染みのない名前かもしれません。〈春陽〉は、水溶性のタンパク質であるグルテリンを減らした品種。タンパク質が少ないため、雑味の原因となるアミノ酸の量を減らし、淡麗なお酒に仕上がることが特徴。また近年、日本酒業界で注目されている“4MMP-正式名称は“4・メルカプト-4-メチル-2-ペンタノン(化学式C6H12OS)”という香りを出しやすいという特色があります。この香りは、1990年代にソーヴィニヨン・ブランワインから発見され、いわゆるカシス・ライチ・マスカット香と表現され、良質なワインが持つ香りのひとつとされているもの。 近年では、財務省所管の「酒類総研」でも、この香りを何とか日本酒に活かすことを模索。世界のアルコール市場での日本酒の地位を高めるための重要研究として位置づけ、日々研究に勤しんでいます。

「熊澤酒造」では、今回、低グルテリン米の〈春陽〉に着目し70%精米。〈きょうかい1401号酵母〉にて慎重に醸造。酵母の特性にほんのりと“4MMP”の特徴が加わり、甘みと酸がやさしく飲み手に訴えかける、スッキリとした飲み口のお酒に仕上がっています。ジューシーでやさしい味わいが際立ち、疲れを芯から癒してくれます。ぜひ、みなさんにお飲み頂きたい“天青 純米 吟望 春陽”です!

写真:AKABU 純米 SNOW X'mas2024

AKABU 純米 SNOW X'mas2024

¥2,420.- (720ml、税込)

岩手県盛岡市の「赤武酒造」より“AKABU 純米 SNOW X'mas2024”が新入荷。

“AKABU”を醸す「赤武酒造」はもともと三陸海岸・岩手県上閉伊郡大槌町にあり、地元を中心に“浜娘”という日本酒を醸していました。しかし2011年の東日本大震災による津波で、蔵は押し流されてしまいます。その後の様々な苦難を経て、2013年に岩手県盛岡市の岩手県工業技術センター横に蔵を竣工。2014年には東京農大を卒業した古舘龍之介氏が入社。その後、杜氏を継ぎ新生“赤武”が誕生します。

“AKABU SNOW”は、次世代の呑み手にカジュアルに楽しんでいただけるような日本酒を創造し醸した1本。誰もが心躍る季節を華やかに楽しんでいただきたい。大切な家族、友人、そして恋人。それぞれの思いをつなぐとっておきの日本酒を特別な日に・・・、という蔵元の気持ちを形にした1本です。ほのかな酸と新酒のおりがらみ特有の爽やかな甘みが心地よく感じられ、スーーーッと吸い込まれるように身体の中へと浸透していきます。空気の澄んだ白い季節に「赤武酒造」が贈る清々しい日本酒。知らず知らずのうちに次の盃へと手が伸びる、究極の食中酒といえるでしょう。

写真:七本鎗 純米直汲 玉栄 プロセスラベル

七本鎗 純米直汲 玉栄 プロセスラベル

¥2,750.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より“七本鎗 純米直汲 玉栄 プロセスラベル”が新入荷。

「冨田酒造」では、14年ほど前より“プロセスTシャツ”というTシャツを販売しています。バックプリントに、酒造りのプロセスをイラストで描いたデザインで、日英バイリンガル表記にしていることもあり、インバウンドのお客様にもとても人気のあるTシャツなのですが、そんな“プロセスTシャツ”のデザインに興味を持ったのが、宮城県にて銘酒“日高見”を醸す「平孝酒造」の平井孝浩社長。蔵人の休憩所にも、このデザインをモチーフにしたフローチャートが描かれているのですが、実はこのたび“日高見 中取り純米大吟醸 フローチャートラベル”という名のお酒を発売することに決定。同じタイミングで、「冨田酒造」でもこのデザインをラベルに使用した“七本鎗 純米直汲 玉栄 プロセスラベル”の発売となりました。

今回のコラボレーション企画にあたって、“七本鎗”の定番酒である“純米 玉栄”の新酒を直汲みし、瓶燗火入れ。直汲みならではのきめ細かいガス感があり、レギュラーの“七本鎗”と比較して、非常にフレッシュで若々しい印象の1本に仕上がっています。滋賀と宮城、ふたつの蔵元の遊び心から生まれた上々の日本酒。ぜひ、この年末年始のお楽しみください!

写真:ゆきの美人 純米吟醸 愛山 6号酵母

ゆきの美人 純米吟醸 愛山 6号酵母

¥4,620.- (1.8L、税込)

¥2,420.- (720ml、税込)

秋田県秋田市の「秋田醸造」より“ゆきの美人 純米吟醸 愛山 6号酵母”が新入荷。

全国でも有数の酒どころとして古くから知られる秋田県。その中心である秋田市の、そのまた中心に位置するのが「秋田醸造」。一見、本当に 酒造りをしているのか、と疑ってしまいそうな蔵の外見。しかし、その蔵内には最新の醸造技術と伝統に培われた人の手による経験が絶妙にマッチングし、すばらしいお酒が醸されています。

この度入荷してきました“ゆきの美人 純米吟醸 愛山”は、全量に兵庫県産の〈愛山〉を使用。さらに距離的にも近い「新政酒造」より、純粋な6号酵母を借り受け、仕込んだ意欲的なお酒。おだやかで上品な吟醸香と爽やかで張りのある酸があいまって、非常にたおやかな味わいが感じられます。幅広い食事に合わせやすい、食卓の料理をより一層楽しませてくれる1本です。年間製造石数は約300石、秋田県内でも最も小さい蔵元が醸す美酒をぜひお楽しみ下さい。

写真:王祿 意宇 直汲

王祿 意宇 直汲

¥4,400.- (720ml、税込)

島根県松江市の「王祿酒造」より”王祿 意宇 直汲み”が新入荷。

強靭な骨格を包む柔軟な筋肉の如し、それが“王祿”。凛とした鮮烈なインパクトと豊饒そのもののコク。そして恍惚となる美しい余韻の最後に、ふいっと消えてなくなる摩訶不思議な後口。そのどれもが、様々な味わいを体験してきた、料理に関する識者を魅了し続ける最高級の風格を紡ぎます。

こちらの”王祿 意宇 直汲”は、渾身の純米大吟醸の槽垂れに適度な熟成を加え、その味わいを確認した後に出荷される、特別な純米大吟醸酒。出雲国引き神話において、国主八束水臣津野命が日本国を観念的に創り上げた瞬間、持っていた杖を突き立てて「意宇(おう)!」と叫んだことに由来。神々の集うこの土地に根ざした酒造りをしたいという考えの基に命名されました。

穏やかで上品な香りがフワッと鼻腔をくすぐり、味わいのすべてがボリューミー。それでいて、あふれる躍動感とピチピチとしたフレッシュ感をしっかり感じ、粘度のある旨みがギュッと濃縮されたような仕上がり。石原丈径杜氏自身が、しっかりと飲み頃を見究めた後に出荷された限定酒。時間とともに風格現る”王祿”の凄みを、ぜひお楽しみいただけます。

時間とともに風格現る”王祿”ですが、こちらの”意宇 直汲み”の持つガツンとストレートな一面は、″王祿”の持つ凄みをより鮮やかに表現しているといえるでしょう。ぜひ、これからの時期にお楽しみいただきたい逸品です!

写真:上川大雪 十勝 with Cheese Green

上川大雪 十勝 with Cheese Green

¥2,596.-(720ml、税込)

北海道帯広市の「上川大雪酒造 碧雲蔵」より“上川大雪 十勝 with Cheese Green”が新入荷。

『原料以上のものは造れない。ここには最高の原料がある。』とは川端慎治杜氏の弁。日本酒造りの原料は、水と米。仕込み水は、日高山脈に源をなし、何度も日本一の清流に輝いた札内川水系の中硬水。酒米は深い信頼で結ばれた、顔のわかる生産者が栽培する、北海道産の酒造好適米〈彗星〉、〈吟風〉、〈きたしずく〉の3種を使用。今や、本州の蔵元も喉から手が出るほど欲しい、北海道の酒米。蔵元をに全幅の信頼を置く生産者と、十勝の自然が育む美味しい天然水に敬意をはらい、たくさんの飲み手に愛され、持続していくお酒を醸しています。

食事がもっと楽しくなる1本として醸された“十勝 with Cheese”シリーズ。国内ナチュラルチーズ生産量6割超のチーズ大国・十勝。そんな地元の食文化に合わせ、チーズを味わう食中酒として醸された、チーズ好きにはたまらない日本酒に仕上がっています。大変好評を得た、過去2作品に続き、第3弾として登場したのが、こちらの“上川大雪 十勝 with Cheese Green”。北海道産の酒造好適米を80%精米。 酸味はあくまで控えめ。上品な甘みとうっすらまろやかな酸味、爽やかな後口がチーズの余韻と調和し、より幅広いチーズと合わせやすい日本酒として仕上げました。なかでも、 生ハムやスモークサーモン、モッツァレラやリコッタ、フロマージュブランなどとの相性は抜群。ぜひ、チーズと共に豊かな味わいの時間をお楽しみください。

写真:一白水成 純米吟醸 槽垂れ生酒

一白水成 純米吟醸 槽垂れ生酒

¥3,530.-(1.8L、税込)

¥1,770.-(720ml、税込)

秋田県五城目町の「福禄寿酒造」より“一白水成 純米吟醸 槽垂れ生酒”が新入荷。

創業は元禄元年(1688年)。320年以上の歴史を持つ「福禄寿酒造」。蔵元・渡邉家の祖先は、もともと石川県松任市に住んでいたようですが、安土桃山時代に起きた一向一揆攻めにより、この地へと移住し、酒造りをはじめました。

こちらの“一白水成 純米吟醸 槽垂れ生酒”は、人気の定番”純米吟醸”を槽(ふね)で搾った受注生産の希少な1本。地元産の〈美山錦〉を50%まで精米し、モロミでじっくりと低温発酵。若い青リンゴ系の瑞々しい香りとフレッシュな弾ける味わいが、新酒らしい期待を裏切らない、とびきり甘美な味わいを楽しませてくれます。

ひと口呑むと、もうひと口。次々と盃が進む‟一白水成”は、呑み手を一瞬で虜にしてしまう不思議な魅力溢れる1本。ぜひ、この‟槽垂れ”もお見逃しのないよう、お楽しみください!

写真:山形正宗 純米吟醸 愛山

山形正宗 純米吟醸 愛山

¥4,620.- (1.8L、税込)

¥2,420.- (720ml、税込)

山形県天童市の「水戸部酒造」より“山形正宗 純米吟醸 愛山”が新入荷。

全国の日本酒の中でも、たいへんレベルの高い山形県。その中でも、しっかりした味わいで人気が高いのが「水戸部酒造」の“山形正宗”。その“山形正宗”から今回届いたのが、こちらの“山形正宗 純米吟醸 愛山”です。

非常に醸造適性も高く、味わいのよさも定評がありながら、その軟質な特性により高い醸造技術を必要とする〈愛山〉。ともすれば、蔵のいい癖も悪い癖も拾いやすい傾向があり、それだけに蔵の総合力が試されるお米であるともいえるでしょう。

そんな中、この“山形正宗 純米吟醸 愛山”。実は7月に山形県工業技術センターにて行われた、本年の“山形正宗”全種類の利き酒にて、すべてのお酒の中でNo.1の評価を得たという、折り紙付きの1本。穏やかな香りのなかに、吹き抜ける風のような新鮮な味わいが感じられます。気品と爽快感のマリアージュが存分に楽しめる逸品といえるでしょう。

写真:七本鎗 純米玉栄 搾りたて生原酒

七本鎗 純米玉栄 搾りたて生原酒

¥3,520.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より“七本鎗 純米玉栄 搾りたて生原酒”が新入荷。

滋賀県長浜市木之本町は、かの豊臣秀吉が初めて城を持った場所という歴史を持つ町。「冨田酒造」は、室町時代より約490年続く酒蔵で、現存する蔵元としては、全国で5番目に古い蔵元です。銘柄“七本鎗”は、歴史上名高い『賤ヶ岳の合戦』で活躍した7人の武者『賤ヶ岳の七本槍』より命名。蔵の木造建築は江戸末期のもの。また蔵の12代目と北大路魯山人に深い親交があったことから、魯山人本人により寄贈された『七本鎗』と彫られた刻書が蔵に飾られています。

滋賀県を代表する酒造好適米〈玉栄〉を使い、熱処理・濾過せずに搾ったままを瓶詰めしている生原酒。酒米〈玉栄〉には独特の硬さを感じることもあるのですが、それを上まわる“搾りたて”の瑞々しさとフレッシュな味わいがあります。スッキリとした酸味があり、“七本槍”らしいボリューム感と爽やかなキレのある辛口な味わいに仕上がっています。重なりあう旨みと、爽やかなフレッシュさが織りなす味わいが、次々と盃を進ませてくれます。今期の“七本鎗”の出来を占う一番搾りのお酒“搾りたて生原酒”。今年の“七本鎗”も上々、ますます眼が離せません!

写真:初亀 純米大吟醸 干支ラベル

初亀 純米大吟醸 干支ラベル

¥5,500.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市岡部町の「初亀醸造」より“初亀 純米大吟醸 干支ラベル”が新入荷。

『初日のように輝き、亀のように末長く栄える』ことを願って命名された「初亀醸造」。寛永12年(1635)創業という、静岡県内でも有数の歴史を誇る老舗蔵元ですが、『酒は造るのではなく、生まれるまで育てるもの』の精神のもと、数々のチャレンジを続けてきた革新的蔵元でもあります。

こちらの“初亀 純米大吟醸 干支ラベル”は、年末年始に楽しめることを想定し、杜氏の持てる技の全てを出し切り、まさに文字通り命を削ったお酒。“初亀”らしい爽やかな吟醸香を纏いつつ、氷温にて約6ヵ月間熟成させることでやさしく滑らかな舌触りを生み出しています。原料米には、静岡県農業試験場が育成した酒造好適米〈令和誉富士〉を使用し、40%精米。上品な米の旨みとほどよい余韻が、冬の食材を使用したさまざまな料理を引き立ることうけあいです。

永続的な発展、繁栄、繁盛を意味する『末広がりの八』にちなんだ888本限定出荷。ラベルには、感謝と祈りを込めた、日本伝統を象徴する折り紙で表現された干支が、祝いの日本酒に鮮やかな彩りを添えています。ぜひ、この年末年始に多くの方にお飲みいただきたい逸品です。