入荷情報

写真:風の森 25周年記念 未来予想酒Ⅰ

風の森 25周年記念 未来予想酒Ⅰ

¥2,750.-(720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 25周年記念 未来予想図Ⅰ”が新入荷。

先代である12代・山本長兵衛が、『地元の〈秋津穂〉米を使って出来上がった、搾りたてそのままのお酒を、地元の方に楽しんでいただく』という思いを具現化し、産まれた“風の森”。その名の由来は、まさに〈秋津穂〉米を育む田圃が広がる風の森峠。『風の神様=シナツヒコ』をお祀りした、風の森神社が鎮座する聖なる地です。その“風の森”の誕生は1998年。進化し続ける“風の森”は、多くの方に愛され、今年25周年を迎えることができました。

その25周年を記念した、“風の森 25周年記念 未来予想図Ⅰ 5種の微生物”。これから先、25年後の“風の森”をイメージ。テーマは”5種の微生物”。多様な微生物の営みによって多重層化した香りや味わいを実現。通常の〈7号酵母〉・〈黄麹菌〉に加え、〈正暦寺乳酸菌〉・〈ピキア属菌=酵母の一種〉・〈白麹菌〉も用い、従来の”風の森”と比較しても際立った酸味と、洋梨のような豊かな香りときれいな余韻を、存分に楽しめる1本に仕上がっています。

多様な微生物を日本酒造りにカムバックさせることで、一層豊かな深みのある日本酒を醸すことができる時代が25年後にはできるのではないか、と未来予想した“風の森”。ぜひ、25年後の姿に思いを馳せつつ、お楽しみいただきたい逸品です!

写真:紀土 KID 純米大吟醸 精米歩合四十五

紀土 KID 純米大吟醸 精米歩合四十五

¥4,180.- (1.8L、税込)

和歌山県海南市の「平和酒造」より“紀土 KID 純米大吟醸 精米歩合四十五”が新入荷。

『次世代のスタンダードになる酒を作るべく若い飲み手にもおいしいと感じていただけるよう、飲みやすさや口の通りのよさを大切にした』と話す若き蔵元、山本典正社長。その言葉のとおり、綺麗かつ飲み飽きしない日本酒の王道を行く味わいを楽しめ、発売以来、多くのファンに愛される日本酒となった和歌山の地酒“紀土”。

“紀土”は“純米”、“純米吟醸”、そして“純米大吟醸”など数々のラインナップがありますが、こちらの“紀土 純米大吟醸 精米歩合四十五”は、今後の“紀土”を見据えて、定番の日本酒として何ができるかを表現した、まさに世に問う1本。

紀州の風土、和歌山の水のもつやわらかさとやさしさはそのままに、さらに透明感と繊細さを表現。素朴なやさしい味わいと上品な吟醸香が口の中を包み込み、長い余韻を残す逸品です!

写真:失われた時を求めて 第二扁 栗

失われた時を求めて 第二扁 栗

¥4,730.- (700ml、税込)

宮崎県高鍋町の「黒木本店」のスピリッツ“失われた時を求めて 第二扁 栗”が新入荷。

フランスの小説家、マルセル・プルーストによる”失われた時を求めて”は、20世紀の西洋文学を代表する畢生の傑作として評価されていますが、その大作に敬意を表し、名付けられたのが「黒木本店」の“失われた時を求めて”。酒税法上の品目は、スピリッツの扱いとなりますが、伝統的な焼酎の製法を大きく変えることなく醸されました。というのも、焼酎には光量規制という制限があり、焼酎を樽にいれ熟成すると綺麗に琥珀色になりますが、それを出荷するには着色度の規制により、濾過をして色を落とさないと出荷ができないのです。

そんな焼酎の光量規制にとらわれず、あえてスピリッツにて出荷することで、その素晴らしい味わいを体感してもらいたいという蔵元の心意気を感じる、こちらのお酒。宮崎県産の栗の木を用いた樽で熟成した原酒とフレンチオークで寝かせた原酒のブレンド。プルースト効果と言われる、香りと記憶が強く結びつき、豊かな思い出が心に刻まれるような逸品に仕上がっています。ぜひ、多くの方に飲んでいただきたい、知ってもらいたい、そんな1本です!

写真:池月 純米吟醸 百万石乃白

池月 純米吟醸 百万石乃白

¥4,000.- (1.8L、税込)

¥2,200.- (720ml、税込)

石川県中能登町の「鳥屋酒造」より“池月 純米吟醸 百万石乃白”が新入荷。

「鳥屋酒造」は、能登杜氏の里、能登半島の付け根の七尾と羽咋を結ぶ『西往来』沿いにある小さな小さな蔵元。酒造りのほとんどの工程は手造りで行われ、総生産量はわずか300石という希少かつ知られざる美酒です。今回は、新たな石川県産酒造好適米である〈百万石乃白〉を使用した純米吟醸。“池月”の歴史に新たな1ページが加わります。

〈百万石乃白〉は石川県が11年の歳月をかけ、開発・育成した酒米の新品種〈石川酒68号〉を由来とします。もともとのタンパク質の量が他の酒米と比較して少なく、雑味がなく、すっきりとした味わいに仕上がる傾向があります。”池月 百万石乃白”は、味わいの中に不思議な独特のやわらかさを感じながら、独特な輪郭のある酸とあいまって、後口にややドライな印象を与えてくれる1本。。純粋に旨みだけを追求した素直な味わいは、でしゃばる事なく飲む人を魅了してくれます。控えめながらやさしい、これからの季節の食事の美味しさを活かす、レベルの高い食中酒といえるでしょう。

写真:OSUZU MALT Chestnut Barrel

OSUZU MALT Chestnut Barrel

¥15,994.- (700ml、税込)

宮崎県木城町の「尾鈴山蒸留所」よりウィスキー“OSUZU MALT Chestnut Barrel”が新入荷。

宮崎県木城町、古くから山岳信仰の対象となっていた尾鈴山の山麓。その森の中にひっそりとたたずむ「尾鈴山蒸留所」。“きろく”、“中々”など品質第一の焼酎造りで愛される「黒木本店」が、緑溢れる清新な空気と、静寂に包まれた豊かな自然の中から焼酎を生み出したいと平成10年に設立しました。

その「尾鈴山蒸留所」で数年前から取り組むのが、ウィスキーの醸成。今回、登場するのは熟成3年を迎えたジャパニーズシングルモルトウィスキー“OSUZU MALT Chestnut Barrel”。農業法人「甦る大地の会」の大麦を手仕事でモルティングした麦芽を全量に使用。宮崎県産の栗とアメリカンオークを使った樽の中で寝かせたウィスキーを、アルコール度数59%のカスクストレングスで瓶詰めしました。

工程はまったくのウィスキーの醸成でありながら、その端々に焼酎造りで慣らした技法を応用。製麦にはステンレス製のバットを使用した『ボックスモルティング』という独自の手作業を用い、また蒸留には初留で焼酎用の蒸留器を、そして再留にはウィスキー製造の為に導入した銅製の蒸留器を用いるなど、工夫の溢れた独特のウィスキー製造は、早くから話題となっていました。カスクストレングスとしてのパンチはありながら、不思議とナチュラルな風味が感じられる逸品に仕上がっています。「尾鈴山蒸留所」でのウィスキー醸成の第一歩を、ぜひ五感で感じてください!

写真:義侠 純米吟醸原酒40% 仕込25号

義侠 純米吟醸原酒40% 仕込25号

¥9,900.- (1.8L、税込)

愛知県愛西市の「山忠本家酒造」より“義侠 純米吟醸原酒40% 仕込25号”が新入荷。

銘酒として名を轟かす“義侠”を醸す「山忠本家酒造」では、例年3月のはじめに蔵内にて新酒の利き酒会が行われます。この“純米吟醸原酒40% 仕込25号”は、今年の利き酒会に出品されたお酒の中でも、特に目立った1本でした。

ふくよかな深みのある香りと、〈山田錦〉のふくらみのある旨み、幅のある複雑な味わいに、火入れ後の落ち着きが出てきました。例年、熟成による変化が非常に楽しみな“義侠”ですが、今年の“純米大吟醸40%”は、よりその味わいを楽しむことができそうな1本に仕上がっています。
 
兵庫県東条産の特A地区〈山田錦〉の特性を知り尽くした「山忠本家酒造」だからこそできる、“義侠”の深み、その美味さを、ぜひご堪能ください。

写真:神雷 純米 千本錦 無濾過生原酒

神雷 純米 千本錦 無濾過生原酒

¥3,110.- (1.8L、税込)

広島県神石高原町の「三輪酒造」より“神雷 純米 千本錦 無濾過生原酒”が新入荷。

「三輪酒造」の創業は享保元年(1716年)。徳川時代中期から続く、広島でも屈指の老舗の蔵元のひとつ。300年近い歴史を誇りますが、生産石数は約200石。気候厳しい中国山地の奥で若い蔵人により丁寧に丁寧に醸されるお酒です。

今年の“神雷”の新酒は、仕込む米違いの2パターン。こちら‟風神ラベル”は広島県産の〈千本錦〉を全量に使用し、60%まで磨いた純米酒。〈八反錦〉で仕込んだ‟雷神ラベル”が辛口でシャープな味わいなのに対し、こちらの‟風神ラベル”は、やわらかくお米の味わいを十分に引き出した印象。どちらかといえば、こちらも辛口なのですが、スパッと豪快にキレるのではなく、あくまでもやさしい辛口といえるでしょう。フレッシュさ溢れる‟神雷”をぜひお楽しみください!

写真:白隠正宗 中伊豆産山田錦 純米酒

白隠正宗 中伊豆産山田錦 純米酒

¥3,080.- (1.8L、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 中伊豆産山田錦 純米酒”が新入荷。

文化元年(1804年)創業、山岡鉄舟により“白隠正宗”と命名された「高嶋酒造」の日本酒に燦然と輝く“白隠正宗”。その“白隠正宗”を醸す「高嶋酒造」は、静岡県内各地の意欲的な篤農家に酒米作りを依頼し、その特性を生かした個性的なお酒を醸すことで知られていますが、今回入荷してきたのは、今期はじめて使用する旧・中伊豆町(現・伊豆市)産の〈山田錦〉で醸した純米酒。

中伊豆町は海を連想させる伊豆という地域の中で、山間部に位置し、温暖でありながら1日の気温差があることから〈山田錦〉の栽培に適しているのでは、と地元の若い農家さんが意欲的に栽培のチャレンジをはじめました。香りは静岡酒らしく穏やかに立ち、爽やかな酸が特徴。スーッときれいにキレもよく、やさしい味わいが口の中に広がります。

『静岡産のお米で仕込んだ静岡酒とはこういう味だ!』という主張がビシビシと伝わる、静岡酒の新たな1ページの如き1本。ぜひいちどお楽しみいただきたい”白隠正宗”の新顔です!

写真:久保田 萬寿 無濾過生原酒

久保田 萬寿 無濾過生原酒

¥11,624.- (1.8L、税込)

新潟県長岡市の「朝日酒造」より“久保田 萬寿 無濾過生原酒”が新入荷。

「朝日酒造」が世に問う酒として、昭和60年(1985年)に“久保田”を発売。日本を代表するお酒として、王道を歩みつつ、今年35周年を迎えます。その“久保田”の最高峰に燦然と位置するのが、純米大吟醸“萬寿”ですが、こちらは“萬寿”の“無濾過生原酒”バージョン。『“萬寿”の生を呑んでみたい!』という多方面からの要望を受け、商品化された希少な特別限定酒です。

麹の製法を工夫することで、アルコール度数の高い原酒でありながらも、柔らかな味わいが出るよう気を遣いながら醸造。もろみを搾ったあとは一切手を加えず、すぐに壜詰めすることで、搾りたての瞬間を楽しむことができます。無濾過生原酒ならではのほのかな黄金色の見た目と芳醇な香り、そして濃厚で深い味わいをもちながらも、柔らかくなめらかな口当たりが最大の特長。今までの味わいを守りつつ、新しい味わいにもチャレンジし続ける“久保田”の原点を、改めて感じさせてくれます。“久保田”を知っている方にも、まだ呑んだことがないという方にも、ぜひお飲みいただきたい1本です!

写真:風の森 雄町607 CHALLENGE EDITION 真中採り

風の森 雄町607 CHALLENGE EDITION 真中採り

¥1,870.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 雄町607 CHALLENGE EDITION 真中採り”が新入荷。

今までの経験を活かし、特徴あるお酒を目指す試みとして醸造する“風の森 CHALLENGE EDITION”。今回は、以前“風の森 純米吟醸しぼり華 雄町”として醸していた岡山県産〈雄町〉を60%精米した1本の復刻となります。

ファンの方々からも『もういちど飲んでみたい!』との声の多いお酒ですが、終売から2年が経ち、醸造スタッフの担当入れ替えや新たなスタッフも加入した今、あえて“CHALLENGE EDITION”として限定醸造。60%精米で醸す〈雄町〉とは何かを考え、絹のようになめらかな質感や、儚い甘さの透明感ある味わい、熟しきらないイチゴの如き香りを目指しました。しかも今回はこのお酒の“真中採り”。超低温長期発酵によって、〈雄町〉の個性を存分に引き出した上に、最も安定した中取りの部分のみを瓶詰めしました。

溶けやすい酒米である〈雄町〉の複雑性をそなえた味わい、リッチな甘みと酸がバランスよく調和。キレイさの中にも穏やかな酸が心地よく、それでいてスッとキレる、爽快な1本です。1度限りのチャレンジ酒の“真中採り”、ぜひお見逃しなく!