入荷情報

写真:風の森 秋津穂 807 笊籬採り

風の森 秋津穂 807 笊籬採り

¥1,870.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 秋津穂 807 笊籬採り”が新入荷。

〈秋津穂〉は以前は飯米として栽培されていたお米でしたが、今では栽培量が非常に少なく、「油長酒造」では風の森峠一帯にて契約栽培米と して農家さんに作ってもらっている貴重なお米。というのも、山本嘉彦社長が「このお米抜きに“風の森”はありえない!」というほど、「油長酒造」の酒造りに適し、言うなれば『風の森好適米』と呼べるほどの相性を誇るお米なのです。

こちらの“風の森 純米真中採り 秋津穂”は、ある意味山本社長の悲願だった〈秋津穂〉80%精米で醸された純米無濾過生原酒。さらに、そのもろみを『笊籬(いかき)採り』という「油長酒造」独自の技法により上槽。大切に育て上げたもろみの風味をそのままに楽しんでいただける極上の1本。

今までは一般的に溶けやすいといわれる酒造好適米のみで80%精米のお酒を醸してきた「油長酒造」。今回は『風の森好適米』である〈秋津穂〉の80%精米での醸造に挑みました。上立ち香は、熟したメロン。口に含むとバナナを彷彿とさせる南国系の心地よい香り。口に含むと、〈風の森〉の特徴であるピチピチとしたガス感が非常に心地よく、まろやかなコクと〈秋津穂〉特有の旨みが伸びやかに広がります。軽快な酸が全体を引き締め、小気味いい味わいは、次々に盃を傾けたくなること請け合いの1本に仕上がっています。

写真:吉田蔵u Pray & Snow

吉田蔵u Pray & Snow

¥3,520.- (720ml、税込)

石川県白山市の「吉田酒造店」より“吉田蔵u Pray & Snow”が新入荷。

吟醸王国、石川県を代表する名醸酒“手取川”。“酒舗よこぜき”でも特別限定酒の“大吟醸生あらばしり 男の夢”が定番酒として、高い人気を得ています。その“手取川”より、とても興味深い新シリーズとして登場したのが“吉田蔵u”。今回の“吉田蔵u”は、夏の夜、気持ちのままに踊る自由なひと時をイメージして醸した、ナチュラルな日本酒“吉田蔵u Pray & Snow”です。

30%まで磨いた石川県産〈百万石乃白〉を使用。原酒でありながらアルコール度数は13°。吉田泰之社長兼杜氏が『ある意味で”吉田蔵u”の集大成とも言えるお酒』といいきる自信作。雪降り積もる白山に対して、そして今年も無事酒造りができることへの感謝と祈りの気持ちを込めて醸し上げました。雪解け水を彷彿とさせる凛とした透明感とみずみずしさが特徴。『モダン山廃』特有のフレッシュな酸味と旨み、発酵由来のほのかなガス感のハーモニーをお楽しみいただけます。よく冷やしたワイングラスでしっぽりと飲んでもよし。仲間とワイワイ、酌み交わしながら飲むのもよし。これからの時期にやさしい、白山麓からの贈り物です。

写真:紀土 KID 純米大吟醸 Shibata’s be ambitious!

紀土 KID 純米大吟醸 Shibata’s be ambitious!

¥3,960.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

和歌山県海南市の「平和酒造」より“紀土 KID 純米大吟醸 Shibata’s be ambitious!”が新入荷。

綺麗かつ飲み飽きしない日本酒の王道を行く味わいを楽しめる、“紀土 KID 純米吟醸”。非常に多くの飲み手に対して、飲みやすく、素直においしいと感じられる、わかりやすい酒質で人気の銘柄として存在感をアピールしています。

今回の“紀土”は、杜氏スペシャル。“Shibata’s”の言葉の如く、柴田英道杜氏が求めたその味わいを無濾過原酒の純米大吟醸として表現しました。酒米の王様〈山田錦〉を50%まで精米し、低温でゆっくりとした発酵により、鮮烈な岩清水の如き、派手さはないがインパクトある日本酒に仕上げています。

味・香りともに、非常になめらか。それでいて主張はするけど、くどくない。喉を滑り落ちた後のキレの良さが、スイスイと美味しく、盃を進ませてくれます。『紀州の風土』を感じつつお飲み頂きたい、味わい溢れる1本といえます。

写真:義侠 純米吟醸原酒 侶(ともがら)

義侠 純米吟醸原酒 侶(ともがら)

¥5,280.-(1.8L、税込)

¥2,970.-(720ml、税込)

愛知県愛西市の「山忠本家酒造」より“義侠 純米吟醸原酒 侶(ともがら)”が新入荷。

東海地方が誇る銘酒として名を轟かす“義侠”を醸す「山忠本家酒造」では、例年2月〜3月に蔵内にて新酒の利き酒会が行われます。その中で、今年の春先に、ひときわ目を引いた1本がこちらの侶(ともがら)。

肩書きは純米吟醸原酒ですが、アルコール度数は13度台の低アルコール酒。しかしながら、薄さや水っぽさを全く感じさせない、しっかりとした味わい。立体感のあるふっくらとした柔らかな口当たりで、特上米〈山田錦〉の特徴を生かした旨味と、後味に引き締まった酸を感じさせ、全体的に優しさで包み込まれたような印象を与えてくれます。

兵庫県東条産の特A地区〈山田錦〉の特性を知り尽くした「山忠本家酒造」だからこそできるその深み、その旨さを、ぜひご堪能ください。

写真:SAYSFARM AWA ROSE 2023

SAYSFARM AWA ROSE 2023

¥4,700.-(750ml、税込)

富山県氷見市の「セイズファーム」より“SAYSFARM AWA ROSE 2023”が新入荷。

2011年に誕生した富山湾と立山連峰をのぞむ小さな丘の上に位置するワイナリー。100%自社畑産のブドウからワインを造る「セイズファーム(SAYS FARM)」は、手つかずになっていた休耕地を開拓し、氷見ならではの海の恵み、大地の恵みを未来へ紡いでいこうという想いで、ワイン造りをしています。
 
「セイズファーム」自慢の”ロゼ”。今回出荷となりましたのは、2023年ビンテージのロゼスタイル・スパークリングワイン。樹齢15年の〈メルロ〉と樹齢11年の〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉をブレンド。ブドウの熟度が早い氷見の気候の特徴を存分に活かし、フレッシュで軽やかなスタイルでありながら、心地よい果実味を引き出すよう努めました。

選果を行いながら手摘みで収穫した2種のブドウは、古樽にて約30日間の発酵。発酵終了後に濁りをとる軽い濾過をかけ、ボトリング。さらに地下にて瓶内2時発酵を進めました。瑞々しく厚みある果実味とアロマ、海の近くのワイナリーらしいスパークリング・ロゼに仕上がっています。身体に染み入ってくるような、軽やかかつ主張のある飲み口を、ぜひお楽しみください!

写真:橘花-KIKKA GIN- 流転

橘花-KIKKA GIN- 流転

¥5,500.- (700ml、税込)

¥2,200.- (150ml、税込)

奈良県御所市の「大和蒸溜所」より“橘花-KIKKA GIN- 流転“が新入荷。

“風の森”で知られる「油長酒造」の新たな取組みとして、築150年の古民家をリノベーションし、ジンに特化した蒸留所を設立。それが「大和蒸溜所」。250年以上前の街並みが残る『御所まち』の景観に溶け込むように佇む蒸留所。土間に据え付けられた蒸溜器が立ち並ぶ姿は、まさに異空間。日本古来の和とジンを作る蒸溜設備。それらが見事に融合した情景に、思わず圧倒されます。

通常の“橘花-KIKKA GIN-“は、奈良県に古くから伝わる柑橘果実〈大和橘〉とセリ科の〈大和当帰〉、そしてジンの核となる〈ジュニパーベリー〉を使用していますが、今回の“流転”は、その3種に加え、奈良の森林をイメージして酒質を設計。〈吉野杉〉や〈吉野檜〉、奈良県産の〈キハダの実〉などをボタニカルに使用することで、まるで奈良の森の中にいるような清々しく爽やかでありながら、奥深いアロマを感じられるジンに仕上がりました。

県面積の7割以上が森林に覆われている奈良県。1500年前後には、吉野地方で初めて人の手によって木が植えられたという記録があり、日本林業発祥の地ともされています。木を植え、育み、使用する。先人たちの時代から現代まで、脈々と丁寧な管理により一大ブランドとして築き上げた奈良の森林をモチーフにした“橘花-KIKKA GIN- 流転“。奥深いクラフトジンの世界が、より奥深くなる“橘花-KIKKA GIN-“の新境地です!

写真:酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生

酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生

¥2,860.- (1.8L、税込)

¥1,342.- (720ml、税込)

高知県高知市の「酔鯨酒造」より“酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生”が新入荷。

土佐の高知は、四国山脈の連峰を背に、黒潮おどる太平洋に面する豪快な国。なかでも、酒をこよなく愛し、自らを『鯨海酔侯』と名乗った幕末の土佐藩主・山内豊信(容堂)公は、『昨は橋南に飲み、今日は橋北に酔う 酒あり飲むべし 吾、酔うべし』と謳い、その見事な鯨飲ぶりは、幕末の志士の中でも評判だったといいます。

土佐清酒“酔鯨”は、この容堂公の雅号『鯨海酔侯』に因んで命名された土佐の代表酒。蔵元の看板酒でもある“特別純米酒”は、地元の高知県産米を全量に使用し、55%まで精米。吟醸造りと同様、低温発酵にてじっくりと醸された蔵元自信のお酒。素材の旨みを引き出すとともに“酔鯨”特有の酸味もあり、香りはあくまでも控えめ、幅があるのにキレもある、辛口の純米酒に仕上がっています。特に和食との相性は抜群、料理をより生かす、食中酒として最適の1本です。

写真:鳳凰美田 純米大吟醸酒 Blue Phoenix THE 1st

鳳凰美田 純米大吟醸酒 Blue Phoenix THE 1st

¥5,500.- (720ml、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 純米大吟醸酒 Blue Phoenix THE 1st”が新入荷。

永遠の時を生きるといわれ古来より伝説の鳥フェニックス“phoenix”。暗闇に突然現れて、絢爛に輝き、また闇に消えていく不死鳥。そんなイメージで醸されたお酒が、こちらの“Blue Phoenix”。イタリア産モンティエロッサ製のシャンパンボトルを使用した純米大吟醸のスパークリングタイプの日本酒です。

瓶内でゆっくりと発酵、熟成されたエレガントでスムージーな“Blue Phoenix”。原料米には酒造公的米“愛山”が使用された、稀少性の高い1本。〈愛山〉でなければ表現できない、圧倒的に熟した南国系フルーツのようない爽やかな酸味が特徴。時間が織りなす瓶内熟成による泡の質感がナチュラルで、グラス内に均等に広がる様子は、見るからに贅沢感が味わえます。純米大吟醸だけにしか纏えない味わいのふくらみ、お米の優しさ、香り、質感など日本酒の素晴らしさ、日本酒スパークリングの可能性を十分に堪能することができる逸品です!

写真:AKABU 純米吟醸 NEWBORN

AKABU 純米吟醸 NEWBORN

¥4,180.- (1.8L、税込)

¥2,090.- (720ml、税込)

岩手県盛岡市の「赤武酒造」より“AKABU 純米吟醸 NEWBORN”が新入荷。

“AKABU”を醸す「赤武酒造」はもともと三陸海岸・岩手県上閉伊郡大槌町にあり、地元を中心に“浜娘”という日本酒を醸していました。しかし、 2011年の東日本大震災による津波で、蔵は押し流されてしまいます。その後のさまざまな苦難を経て、2013年に岩手県盛岡市の岩手県工業技術センター近くに蔵を竣工。2014年には東京農大を卒業した古舘龍之介氏が酒造りに合流。その後、杜氏を継ぎ新生“AKABU”が誕生します。

こちらの“AKABU 純米吟醸 NEWBORN”は、今年の“AKABU”の純米吟醸一番搾り。岩手県が開発、育成した酒米〈吟ぎんが〉を 50%精米。槽(ふね)から流れ出た生酒をそのまま瓶に詰めました。フルーティーな香り、フレッシュ感が全面に溢れ、ミネラル感たっぷり、まるで透き通るかのようなのど越しが印象的な純米吟醸酒です。若き杜氏の醸す爽快な一滴をお楽しみください!

写真:雨後の月 にごり酒生

雨後の月 にごり酒生

¥2,640.- (1.8L、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“雨後の月 にごり酒生”が新入荷。

“酒舗よこぜき”でもうなぎ昇りの人気を誇る広島県は呉・仁方の銘酒“雨後の月”。その新酒イチバン乗りのおさけとしてしぼりたての“にごり酒”が満を持して、登場してきました。

爽やかでフレッシュ感溢れる香りと米の持つキリッとした品の良い柔らかな甘み。非常に洗練された日本酒本来の味わいを楽しめる逸品。「相原酒造」に伝わる酒造りの伝統に裏づけされた揺るぎない誇りから生まれるこの新酒のにごり酒も、酒米の旨味が生きた個性的な味わいを持っています。

醗酵完了直前の甘みの強い醪(もろみ)の風味を、そのまま生かした風雅の酒は、醪そのものが持つ自然な旨味と、柔らかな飲み口を楽しめます。落ち着いた香りと飲み飽きしない酒造りが信条の“雨後の月”ですが、搾りたて新酒も格別の美味しさ。毎年この時期には欠かせない“にごり酒”です。