入荷情報

写真:秋鹿 純米多酸無濾過生原酒

秋鹿 純米多酸無濾過生原酒

¥3,850.- (1.8L、税込)

¥2,090.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 純米多酸無濾過生原酒”が新入荷。

あまり耳慣れない〈協会28号〉という酵母を使用し、醸した奥社長自信の1本。こちらの酵母、日本醸造協会のHPをのぞくと、『リンゴ酸高生産性多酸酵母』なんていう言葉で紹介されていますが、名前のとおり酸を多く生成する日本酒用酵母。特に爽快感を際立たせるリンゴ酸を多く生み出し、その酸度はなんと3.6!! はっきり言って、爽快に酸っぱいお酒となっているのですが、対して日本酒度は-11というとても甘口の味わいに。つまり甘くすることで高い酸度との調和を、非常に微妙なバランスで図っているんです。

香りは穏やか。ほんのり香ばしく南国を感じさせるような側面も。口当たりは瑞々しく軽快。甘みはありますが、爽やかなリンゴ風の酸味がしっかりと感じられ、上品な甘酸っぱさが心地よく感じます。

アルコール度数も低めの仕上げで、飲み心地もよく、食事をより引き立てるお酒として楽しめます!

写真:橘花-KIKKA GIN- 朱華(ハネズ)

橘花-KIKKA GIN- 朱華(ハネズ)

¥5,500.- (700ml、税込)

奈良県御所市の「大和蒸溜所」より“橘花-KIKKA GIN- 朱華(ハネズ)“が新入荷。

“風の森”で知られる「油長酒造」の新たな取組みとして、築150年の古民家をリノベーションし、ジンに特化した蒸留所を設立。それが「大和蒸溜所」。250年以上前の街並みが残る『御所まち』の景観に溶け込むように佇む蒸留所。土間に据え付けられた蒸溜器が立ち並ぶ姿は、まさに異空間。日本古来の和とジンを作る蒸溜設備。それらが見事に融合した情景に、思わず圧倒されます。

通常の“橘花-KIKKA GIN-“は、奈良県に古くから伝わる柑橘果実〈大和橘〉とセリ科の〈大和当帰〉、そしてジンの核となる〈ジュニパーベリー〉を使用していますが、今回の“朱華”は、その3種に加え、奈良県が生み出した赤い宝石とよばれるイチゴ〈あすかルビー〉を使用。新鮮なイチゴの上品な甘い香りを纏った新たな定番の“橘花-KIKKA GIN-“です。鮮烈で華やか、そして甘みのある香りのバランスを十分に楽しめるジンに仕上がっています。奥深いクラフトジンの世界が、より奥深くなる“橘花-KIKKA GIN-“の新境地です!

写真:獺祭 純米大吟醸生酛45

獺祭 純米大吟醸生酛45

¥3,960.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

山口県岩国市の「旭酒造」より“獺祭 純米大吟醸生酛45”が新入荷。

山口県岩国市というと、瀬戸内海に面した温暖な土地のイメージがありますが、「旭酒造」の在る獺越は、海から約40分。『えっ、こんな道を…」と思わずクルマを停めそうになる山奥に位置します。

こちらの“獺祭 純米大吟醸生酛45”は、伝統的な製法に回帰するわけではなく、今までの"獺祭”をさらに美味しく、さらに奥深く味わう為にとチャレンジした限定酒。ほとんどの工程を手作業で行う為、製造数量も極めて少なくなっています。全体のフレームは確かに“獺祭”そのもの。派手すぎないけど飲みやすい香り、スーーーッと入る繊細な舌触り。そこからの飲み口が、”生酛”ではより複雑に感じることができます。複雑な“生酛”のお酒から感じるバランスの取れた立体感がすばらしく、穏やかな余韻をもってキレていきます。

『美味しさが唯一の判断基準』といって憚らない「旭酒造」らしい“獺祭 生酛”。これからの進化にも目が離せません!

写真:村祐 特別純米酒 祐村

村祐 特別純米酒 祐村

¥2,750.- (1.8L、税込)

¥1,375.- (720ml、税込)

新潟県新潟市の「村祐酒造」より“村祐 特別純米酒 祐村”が新入荷。

「村祐酒造」の杜氏兼社長である村山健輔氏の独特の感性から生まれる人気銘柄“村祐”。その村山氏の新たな挑戦、これまでのイメージを覆す裏メニュー的存在の辛口純米、それが“祐村”。“祐村”のラベルは唐辛子をイメージした鮮明な赤、“村祐”の文字を逆さにした酒名は、“村祐”の独特の甘さを特徴とした酒質とは対極にある辛口を表現する為。よく見ないと気付かないかも。

香りは控えめ、口に含むと和菓子のようにスッキリとした軽い甘味が広がりますが、後半にはキリッとした鋭い辛口が現れ、余韻もスッキリ。“村祐”にしか出せない個性的な味わいに仕上がっています。また、温度が上昇するに連れ“村祐”らしい甘味が増し、他の辛口とは異なる独特の味わいが構成されています。個性的な酒を造り続けてきた“村祐”らしく、従来の新潟酒の淡麗辛口とは一線を画した辛口酒、“村祐”ファンは是非ご賞味下さい。

写真:會津宮泉 :re (リヴァース)

會津宮泉 :re (リヴァース)

¥3,025.- (720ml、税込)

福島県会津若松市の「宮泉銘醸」より“會津宮泉 :re (リヴァース)”が新入荷。

会津の歴史を今に伝える鶴ケ城。そのすぐ北側に昭和29年より蔵を構える「宮泉銘醸」。“會津宮泉”は、「宮泉銘醸」が創業以来引き継いできた代表銘柄。地元・会津のみで販売されていましたが、その評価が高まるにつれ、県外の地酒ファンからの声も高まり、数年前より県外の酒販店にも販売されることとなりました。

その“會津宮泉”より非常に意欲的な取り組みとなる“會津宮泉 :re (リヴァース)”が新入荷してきました。コロナ禍という未曽有の経済状況からの再起・奮起の想いをこめた“:re (リヴァース)”。今までの『原料を磨き上げ、洗練し続ける"會津宮泉”』の味に、今まで行ってこなかった『アッサンブラージュ』の要素を付加。①“夢の香60%精米 酵母F7-01”、②“山田錦50% 酵母F7-01&K-1801”、③夢の香60% 酵母無添加 の3種のお酒をアッサンブラージュ。新しい味、発送、想いをのせた、味わい奥深く、魅力的な1本に仕上がっています。毎年、進化する「宮泉銘醸」の酒造り。その歴史に新たな1ページとして加わる希望のお酒といえるでしょう!

写真:ナイトトラベラー

ナイトトラベラー

¥4,400.- (700ml、税込)

秋田県八峰町の「山本酒造店」よりクラフトジン“ナイトトラベラー“が新入荷。

爽快な酒質と呑み飽きしないキレ味により、すっかり代表的な秋田酒として、ゆるぎない存在感を誇る“山本”シリーズ。その「山本酒造店」の山本友文社長兼杜氏が近年で一番力を注いだと公言する力作が、こちらのクラフトジン“ナイトトラベラー”。クラフトジン製造の為に、本場イギリスにまで足を運び、複数のジンメーカーを訪問。蒸溜責任者から秘伝の技法(?)の情報を数多く仕入れ、フィードバックしたそうです。

自然豊かな秋田のテロワールを表現しつつ、あくまで美味さを追求したという山本氏。使用ボタニカルは、桔梗、カミツレ(カモミール)、秋田杉の葉、檜山茶、林檎、セリ、ジュニパーベリー、コリアンダー、シナモン、レモンピール、レモングラス、レモンバーム、オレンジピール、オレンジフラワー、ペパーミント、ユーカリプタス、カシス等30種類という複雑さ。本人が『ジンで利益を出すことは諦めました...』と言い切る、贅沢なクラフトジン。キャッチフレーズは『アロマのカオス』だそうです。ぜひ、お早めに!

写真:くどき上手 Jr. 純米大吟醸たかね錦 稲と水と俺

くどき上手 Jr. 純米大吟醸たかね錦 稲と水と俺

¥1,980.- (720ml、税込)

山形県鶴岡市の「亀の井酒造」より“くどき上手 Jr. 純米大吟醸たかね錦 稲と水と俺 ”が新入荷。

毎年、日本酒の新世界に挑戦し続けている“くどき上手”。かつては〈杉錦515号〉や〈古代黒紫米〉などかなりマニアックなお米で仕込んだお酒もございましたが、今回は兵庫県多可郡の農家、藤本憲一氏との契約栽培米〈たかね錦〉。専務・今井俊典氏が、清楚な旨酒を表現した純米大吟醸が登場してきました。

〈美山錦〉の父にあたる〈たかね錦〉によるこちらのお酒。ラベルには『-人間の幸せとは- 日本酒造りという形で自己表現できる こんな幸せなことはありません 酵母の生命力に魅せられ お米と水と酵母だけで日本酒を醸す恵まれた大自然 奇麗な空気 川も海も お酒に現代の進化というニュアンスを加えています 六代目の私が醸す今の日本酒を皆様に味わっていただだきたい』との言葉。1875年の創業以来、脈々と醸し続けられる「亀の井酒造」の酒造りの新たな1ページ。お米、水、蔵元、すべての特性をフルに引き出した1本といえるでしょう。

写真:鳳凰美田 純米吟醸酒 大地

鳳凰美田 純米吟醸酒 大地

¥3,740.- (1.8L、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 純米吟醸酒 大地”が新入荷。

創業明治5年(1872年)。今や栃木を代表する銘酒として年々進化してきた″鳳凰美田”を醸す「小林酒造」。10数年前は廃業も考えたという小さな小さな蔵元でしたが、小林専務の熱い情熱と、工業技術センター醸造部の先生として活躍していた奥様の2人の才能が結集。さらに、蔵人それぞれの高い意欲により、平成の銘酒として、全国でも指折りのお酒に躍進してきました。

このたび新入荷してきた“大地”は、〈山田錦〉と双璧を為す酒造好適米〈雄町〉で醸した1本。〈雄町〉の中でも最高級とされる、岡山県赤磐地区産の〈雄町〉を55%まで精米。柔らかさとふくよかな旨みに程よい酸、マスカットっぽい香りがふわりと広がります。どこを切り取っても”鳳凰美田”らしさにあふれ、心地よいジューシーさがたまりません。

どんな原料米を使用しても、きっちりと米の個性を生かし、魅力あふれるお酒を醸す技術力の高さには感服のひと言。じっくりと楽しめる仕上がりです!

写真:秋鹿 山八八 純米無濾過原酒

秋鹿 山八八 純米無濾過原酒

¥3,740.- (1.8L、税込)

¥2,035.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 山八八 純米無濾過原酒”が新入荷。

「秋鹿酒造」のある能勢町は、大阪府の最北端。兵庫篠山、京都亀岡と境をなす、標高250mの山里です。夏は昼夜の気温差が10℃以上ある酒米栽培の好適地であるとともに、冬の厳寒期には、零下10℃近くにまで下がるという、酒造りにはもってこいの地域といえます。

こちらの“秋鹿 山八八 純米無濾過原酒”は、〈山田錦〉の80%精米。それを協会8号酵母で仕込んだ、とてもレアな1本。協会8号酵母は、協会6号酵母の変異株。酸多く濃淳な味わいが特徴でしたが、かつての淡麗辛口ブームに押され、昭和53年に時代の流れに合わないということで発売中止となり、標本のようなかたちで日本醸造協会に眠っていました。このたびこの8号酵母に再度注目し、醸したのがこちらのお酒。

しっかりとした米の旨みをズバっと断ち切る骨太の酸。日本酒度+9、酸度3.0という数値にも心をくすぐられる1本ですね!

写真:山本 純米吟醸 ストロベリーレッド

山本 純米吟醸 ストロベリーレッド

¥3,380.-(1.8L、税込)

¥1,690.-(720ml、税込)

秋田県八峰町の「山本合名」より“山本 純米吟醸 ストロベリーレッド”が新入荷。

“山本”の仲間の中でも特にレアなお酒として知られる“山本 純米吟醸 ストロベリーレッド”。先日ご紹介した“山本 純米吟醸 ミッドナイトブルー”、そして定番の“山本 ピュアブラック”とあわせて3兄弟となるお酒です。

通常の日本酒造りで使う黄麹ではなく、焼酎造りに使う白麹を用いて仕込みました。酸度はなんと2.3度。甘酸っぱいファーストキスのような味は、レモン等の柑橘類に多く含まれているクエン酸由来のもの。疲労回復や美容にも効果があると言われている酸です。

蔵の裏手に連なる「白神山地」に湧き出る天然水を、仕込み水はもちろん、酒造りの全ての工程に利用 する蔵元「山本合名」。その美味さに対する飽くなき探求心をカタチにしたのがこちらの“山本”シリーズ。ぜひ、多くの方にお呑みいただきたい“山本”です!