入荷情報

写真:水端 1355 甕熟成 三年酒

水端 1355 甕熟成 三年酒

¥9,900.- (500ml、税込)

奈良県御所市「油長酒造」の“水端 1355 甕熟成 三年酒”が新入荷。

"水端(みづはな)”とは、物事の最初、出はじめ、はじまりの意。日本酒"風の森”で、日本酒の醸造技術の前衛を志した「油長酒造」。その「油長酒造」がこれからの100年を見据え、奈良という土地において室町時代以来の寺院醸造による酒造りを再現。現代の醸造法の基礎である古典技術を駆使し、日本酒の源流を辿るブランドこそ"水端”。忘れられた古の奈良に伝わる技術を、当時の文献を頼りに再現。その為に”水端”専用に醸すための享保蔵をリノベーション。さらに室町時代の寺院醸造で用いられた3石の大甕8本を信楽焼の窯元で焼成。すべての工程を享保蔵のみで完結し、"風の森”とは対極に位置する新ブランドが、満を持して誕生します。

現在、醸されている“水端”は、熟れた果実様の香りと分厚い甘酸が特徴的な夏仕込みの“水端1355”と比較的ライトでみずみずしさを感じる冬仕込みの“水端1568”。それぞれの個性的な味わいと香りは、甕の中で時間とともに少しずつ表情を変えていきます。今回は甕熟成シリーズ第一弾として、2022年に醸造された“水端1355”がリリースされました。

香りは、醸造当時の熟れた果実様から大きく変化し、はちみつやドライフルーツを思わせるカラメル様の香りを主体に、少しシナモンのような要素。通常の“水端1355”では豊富な糖とアミノ酸の変質により甘旨味を感じますが、3年の甕熟成を経てやさしく穏やかに変化した酸が合わさり軽快さも感じられるのが特徴です。色味は赤みがかったオレンジ色に美しく色づいています。古い文献にも日本酒の熟成について、『甕壺に収蔵して、よく年を経べし、その3.4.5。年に至るものは味濃く香美にしてもっとも佳なり』という記述があり、昔の人もこのように熟成による味や香りの変化を楽しんでいたのでしょう。その内外で呼吸するといわれる甕でしか出しえない、魅力的な味わいをぜひお楽しみください!