入荷情報

写真:山川光男 10周年記念貴醸酒

山川光男 10周年記念貴醸酒

¥3,520.- (720ml、税込)

山形県天童市の「水戸部酒造」より“山川光男 10周年記念貴醸酒”が新入荷。

謎の癒しキャラ“山川光男”。その彼を生んだのは、山形県内の4蔵元である「水戸部酒造=山形正宗」、「楯の川酒造=楯の川」、「小嶋総本店=東光」、「男山酒造=羽陽男山」が結成した志のある蔵元ユニット。各銘柄のそれぞれ一文字ずつを取って名づけられたのが“山川光男”です。

みなさまの温かいご支援のおかげで、めでたく10周年を迎えることができた光男さん。ラベルには、神輿の上で山形名物『花笠音頭』を踊っています。あふれる喜びが伝わってきますね(笑)。記念として、光男さんはこのたび4蔵のお酒を原料とした貴醸酒を醸してくれました。“貴醸酒”とは、三段仕込で行う日本酒のモロミ管理の最終段階である『留仕込み』において、仕込み水の代わりに日本酒を使う製法。

酒を酒で仕込むだけあって、味わいは奥深く、濃醇な甘みと適度な酸味やすっきりとした後味が特徴的。メロンを思わせるような爽やかな香り。口に含むとトロピカルフルーツのような南国系の香りが広がります。貴醸酒の特徴でもある、濃醇な甘みを存分に感じながら、複雑な酸味がキレイに調和し、爽快な飲み口が楽しめます。どこかのどかで穏やかに感じる不思議な味わい。さすが“山川光男”さん、引き出しが多いというか面白いというか、そんな奥深さを感じさせてくれます。日本酒、日本の農業、そして世界の平和の為に活躍する山川光男。これからも彼から眼が離せません!

写真:若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

¥3,190.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県島田市の「大村屋酒造場」より“若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢”が新入荷。

天保3年(1832年)に初代重兵衛によって創業された東海道の宿場町・島田の蔵元「大村屋酒造場」。近年では、そのユニークなネーミングと飽きのこない味わいで人気の“おんな泣かせ 純米大吟醸”が有名ですが、創業以来使用されてきた由緒正しい商号がこちらの“若竹”。すくすくとまっすぐ育つさまから健全成長、繁盛繁栄の願いが込められています。

季節酒である“鬼乙女”シリーズ、春のお酒は“夢”。昭和レトロな乙女イラストは、イラストレーターのソノベナミコさんの手によるもの。静岡県産の〈令和誉富士〉を60%精米し、静岡酵母〈NEW-5〉を使用、南アルプスに端を発する大井川系の伏流水で醸しました。常温で品よく、また冷やでスッキリとした味わいを楽しめる特別純米酒です。春らしいやわらかな香りと、上品でやさしい味わいで、香味のバランスよく、落ち着いた酸味、そしてスッと溶ける甘み、スパッとキレる後口が特徴の、静岡らしい春酒に仕上がっています。ぜひ、旬の食材と一緒にお楽しみいただきたい春の“若竹 鬼乙女”です!

写真:不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二

不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二

¥3,850.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二”が新入荷。

創業は江戸時代中期の正徳二年(1712年)。紅花などの拠点として栄えていた、現・宮城県村田町に「大沼酒造店」は誕生しました。明治三年、視察で訪れた初代・宮城県知事の松平正直が、飲んだお酒の味わいに感動。この世で一番のお酒になるようにと、その酒を"乾坤一"と名付けましたが、実はそれ以前は、創業以来"不二正宗"という銘柄で販売されておりました。2022年3月に村田町を襲った大きな地震で建物が崩れるなど、被害を受けた「大沼酒造店」でしたが、その復興を機にかつての銘柄名を復活させ、意欲的に取り組む試験醸造酒などに、この“不二正宗”の名を冠しています。

そのインパクトある名前が印象的な〈酒未来〉。山形県村山市の「高木酒造」の高木辰五郎社長が18年の歳月をかけ、交配から育成までを手掛け、開発した酒造好適米であり、〈龍の落とし子〉、〈羽州誉〉とあわせ、3兄弟のお米になります。

その〈酒未来〉を全量に使用し、50%まで磨きあげた純米吟醸。ややタッチは柔らかく、落ち着きのある上品さが特徴。クリアな味の印象をそのままに、口中に柔らかな旨みが心地よく広がります。穏やかでで色気のある酒質が、次々と盃を進ませる1本といえるでしょう。

写真:七本鎗 純米大吟醸渡船

七本鎗 純米大吟醸渡船

¥4,950.- (1.8L、税込)

¥2,530.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より"七本鎗 純米大吟醸 渡船”が新入荷。

室町、戦国、江戸時代そして近代の長い歴史を経る中で、一貫して美味しいお酒造りに邁進してきた「冨田酒造」は、現存する蔵元として、全国で5番目に古い蔵元。現在では、食に寄り添うお酒として、多くの酒通から非常に高い評価を得ています。

今回入荷してきたのは、“七本鎗 純米大吟醸渡船”。酒造好適米〈渡船〉は明治28年に滋賀県の農事試験場で誕生した、滋賀県の在来種。その後、昭和30年代には栽培の難しさなどの理由により、いちど栽培が途絶え幻の米となっていましたが、その後滋賀県農事試験場にてほんの一握りの種籾が見つかり、育成に成功。平成16年に正式に復活したお米であります。

そんな貴重な〈渡船〉を、贅沢に50%精米で醸した純米大吟醸酒。純米大吟醸という名を冠していますが、『食中で楽しんでいただける純米大吟醸』をコンセプトとしており、穏やかな香り・心地よい旨みのある味わい。数ある“七本鎗”の中では、あっさりとした繊細な風味が特徴の1本です。ぜひ、季節の食材との相性をお楽しみください!

写真:風の森 ALPHA6 6号への敬意

風の森 ALPHA6 6号への敬意

¥1,705.- (500ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 ALPHA6 6号への敬意”が新入荷。

“風の森 ALPHA”は、従来の“風の森”の枠を超えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求する“風の森”の+α ブランド。

今回の“ALPHA6”は、秋田県の「新政酒造」より譲り受けた〈6号酵母〉で仕込んだ1本。“風の森”は、その初期の頃に多種多様な酵母でのお酒造りを行っていましたが、目指す酒質と仕込水との相性を考え、ここ20年近くは〈7号酵母〉のみでの醸造を行ってきました。とはいえ、現当主の山本長兵衛氏も『酒造りを続けてきた中で、違う酵母への興味が募らなかったといえば、嘘になります』と話すとおり、他の酵母の可能性を探る必要性も考えていました。そのタイミングで、10年来親交のあった「新政酒造」の佐藤祐輔社長より〈6号酵母〉について師事。白麹でお酒を醸すきっかけを与えてもらったことに敬意を込め、〈6号酵母〉で“風の森”を仕込みました。

原料米は、“風の森”を代表する契約栽培米の〈秋津穂〉。〈6号酵母〉にちなみ精米歩合は66%。低温下でも活発に活動する〈6号酵母〉の特性と「油長酒造」独自の発酵タンクにより可能となる、緻密な長期低温発酵で、豊かな香味成分を引き出しました。また、金剛葛城山系より湧き出る超硬水の仕込水により、とろみのある質感を表現。穏やかな味わいが口の中に広がり、やさしい甘みとほのかな酸味が飲み手の心をくすぐります。大変希少な“風の森 ALPHA”、ぜひお早めに!

写真:鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

¥6,270.- (1.8L、税込)

¥3,300.- (720ml、税込)

佐賀県鹿島市の「富久千代酒造」より“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”が新入荷。

『佐賀、そして九州を代表する酒をつくろう』、そんな思いを抱いた現当主・飯盛直喜氏が1998年に立ち上げた銘柄“鍋島”。こだわりの米と水を用い、まったくのゼロからスタートした“鍋島”は、『香りが高い』や『甘い・辛い』だけではなく、やさしく五感を刺激し、かつ馴染んでいく『自然体の酒』を目指し、佐賀県鹿島市の肥前浜宿(ひぜんはましゅく)にて、日々意欲的に醸されています。

こちらの“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”は、最高峰の酒米の産地である兵庫県吉川町産特A地区の〈山田錦〉で醸されたお酒。〈山田錦〉由来の味わいの密度をはっきりと感じ、艶やかで印象的な甘み感じさせてくれた後、ふわっと余韻がフェードアウト。最高級の素材と高いレベルの技術が織りなす、格別な味わいの純米大吟醸酒といえる1本です。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定される佐賀県鹿島市の肥前浜宿。『酒蔵通り』と呼ばれる土蔵造りの建物が並ぶ一角で粛々と醸される銘酒"鍋島”。ついつい盃がすすみ、食欲も沸いてくる。幕末屈指の名君、鍋島直正公の名にふさわしい日本酒といえるでしょう!

写真:蒼空 純米吟醸生酒 山田穂

蒼空 純米吟醸生酒 山田穂

¥5,200.-(1.8L、税込)

京都府京都市の「藤岡酒造」より“蒼空 純米吟醸生酒 山田穂”が新入荷。

明治35年、初代藤岡栄太郎により創業。平成6年9月に三代目藤岡義文が急死、そして平成7年の阪神大震災による被害が重なり、翌平成8年に「藤岡酒造」の歴史は一旦幕を閉じました。「なんとかもう一度お酒を造りたい…」という情熱ほとばしる五代目蔵元の藤岡正章氏が平成14年に「藤岡酒造」を再生。その冬に蔵元自らが杜氏となり生み出したのが銘酒“蒼空”です。

今回の“蒼空”は〈山田錦〉の母親にあたり希少な酒米でもある〈山田穂〉で仕込んだ純米吟醸酒です。ひとくち含むと清涼感のなかに、甘酸っぱいような奥行きのある香りがひろがります。滑らかな口当たりの中に、しっかりとした旨味、爽やかな酸味がバランスよくつまっている印象。“蒼空”の定番である〈美山錦〉の純米と比べると、より柔らかく感じる、ホッとする1本といえます。

写真:白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜

白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 純米誉富士 生もと・速醸ブレンド 冴え返る夜”が新入荷。

いまや静岡県産の酒米〈誉富士〉を使用する代表的な蔵元として知られる「高嶋酒造」。こちらのお酒は、その〈令和誉富士〉で仕込んだ生もと、そして速醸のお酒をブレンドした春・限定酒です。

静岡県農業試験場にて開発・育成された酒造好適米〈誉富士〉。平成17年度に開発された〈誉富士〉は、タンパク質の含有量が少なく、透明感のあるお酒に仕上がるのが特徴でしたが、こちらはその後継品種となる、静岡県の新しい酒造好適米〈令和誉富士〉にて仕込んだ1 本。〈誉富士〉の良さはそのままに、より収穫量を増やせる新しい酒米〈静系97号〉を開発。令和6酒造年度より醸造開始となった、静岡県の新たな顔ともいえる酒造好適米が〈令和誉富士〉です。

その〈令和誉富士〉を使用した生もとと速醸、それぞれのタンクを絶妙のバランスでブレンド。春のお酒にふさわしい、爽やかさ、落ち着き、そしてほんのちょっぴり華やかさも感じる1本に仕上がりました。もちろん冷やでも楽しめますが、 味わいが芳醇に広がる燗酒でもおすすめ。幅広い料理にあわせやすい、食中酒としてお楽しみいただける秀作です。

写真:大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ

大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ

¥3,300.- (1.8L、税込)

¥1,760.- (720ml、税込)

栃木県大田原市の「菊の里酒造」より“大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ”が新入荷。

究極の食中酒を目指す“大那”。本来、日本酒は食事と一緒に楽しむものであり、しっかりとしたお米の味をベースにやさしく包み込むような酸の輪郭と、口に残らないキレ味が大切と考える「菊の里酒造」の阿久津信社長兼杜氏。仲間が集い、テーブルには四季折々の食事が並び、そこに“大那”がそっと寄り添う、そんなお酒を具現化したのが、こちらの“大那 純米吟醸春摘み新酒 おりがらみ”。

新芽が顔をだし新しい生命が芽生える季節。その春の訪れとともに、味が開くよう1月上旬に上槽した純米吟醸の新酒に、程よく滓を絡ませ、即瓶火入。その後1ヶ月ほどなじませてから出荷されてきました“大那”の春季限定酒です。ラベルの色は桜色。花見の時期にもピッタリ。 上品な香りが特徴的で、とってもジューシーでありながら、柑橘系のキレイな酸が心地よく感じられます。キレ味も鋭く、フレッシュさも満点。春らしさをめいっぱい感じる1本。外行きではない普段着のような感覚で肩肘張らずに楽しんでもらえる仕上がりです。

写真:上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル

上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル

¥3,146.- (720ml、税込)

北海道帯広市の「上川大雪酒造 碧雲蔵」より“上川大雪 純米吟醸 うすにごり さくらラベル”が新入荷。

かつて十勝地方には、15以上の蔵元がありましたが、時代の流れの中で、全ての蔵元が閉業。しかし、その復活を願う十勝地方の方は多く、日に日にその声が大きくなることで、「上川大雪酒造」の新たな蔵の建設に道筋がつき、さらには北海道の酒造りにおける人材の育成という観点から、帯広畜産大学の広大なキャンパスの中に、蔵が建てられることに。「碧雲蔵」の名は、帯広畜産大学の学生寮である“碧雲寮”から命名。大学内への蔵の設置は、日本でも初の試み。ここでは食の重要な要素である発酵や醸造に関わる、現場レベルでの実践的な教育研究が日々行われています。

こちらの“吟風 さくらうすにごり”は、地元・北海道産の〈きたしずく〉の純米吟醸酒。今年の北海道は、夏場の天候のおかげで、非常によい米質の酒米が多く、自信を持って醸した1本。香り穏やか、味わいやわらかで後キレすっきり。微かなにごり成分が加わることにより、味のふくらみが生まれ、まろやかな旨みが感じられます。「上川大雪酒造」の醸したお酒らしく、春のさまざまな食材と非常に相性のいい1本といえるでしょう。

川端慎治当時の目指す“飲まさる酒”(※『飲まさる』とは北海道訛りで『ついつい飲んでしまう』ということ)の真髄を追い求めたしぼりたての"うすにごり酒”。ぜひ、お早めに!