入荷情報

写真:白隠正宗 愛国 純米生もと造り

白隠正宗 愛国 純米生もと造り

¥3,300.- (1.8L、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 愛国 純米生もと造り”が新入荷。

〈愛国〉とはなんぞや?聞き慣れないというか、少なくともお酒の世界の中では、あまり聞いたことが無い言葉〈愛国〉。実は〈愛国〉は酒米の名前。

かつて〈神力〉、〈亀の尾〉とともに水稲3大品種とうたわれた大変実力のある酒米〈愛国〉。その誕生は宮城県館矢間村の蚕種家本多三学が明治22年に静岡県青市村(現在の南伊豆町)の同行者から取り寄せた種子を、篤農家の窪田長八郎が試作したことからはじまりました。当初は無名でしたが、明治25年になり〈愛国〉と命名。どうやらこの取り寄せた種子は〈身上早生〉という米だったようですが、独自の育成を続けるに至り、多収が見込める〈愛国〉へと変化したようです。

こちらの〈愛国〉はその原点でもある南伊豆町産のものを全量に使用。しっかりと味がありながら、非常にまろやかな仕上がりとなっています。古の米へのロマンとともに盃を傾けるのも一興かと。

写真:義侠 純米吟醸原酒 燎(かがりび)

義侠 純米吟醸原酒 燎(かがりび)

¥6,050.- (1.8L、税込)

¥3,080.- (720ml、税込)

愛知県愛西市の「山忠本家酒造」より“義侠 純米吟醸原酒 燎(かがりび)”が新入荷。

良質の〈山田錦〉の栽培地域として最高ランクの 特A地区に指定される兵庫県東条町産の〈山田錦〉。そんな日本一の酒米の名産地でも、その名にあぐらをかかず、未来の農業を見据える人たちがいます。早くから東条町での〈山田錦〉作りを全面的に支援してきた「山忠本家酒造」では、少しでもそんな農家さんの力になりたいと醸造、発売に至ったのが、こちらの“燎(かがりび)”。

地元・東海と産地・兵庫から放たれた矢が、いずれ農業の未来の力になるようにという思いから、東海4県と兵庫県限定での販売となります。

上品で穏やかな香りと、〈山田錦〉由来の力強い旨み。食事に寄り添いながら、しっかりと感じる存在感。“義侠”の中でも特別な、稀有な1本です! 

写真:秋鹿 八八八 槽搾直汲

秋鹿 八八八 槽搾直汲

¥1,980.- (720ml、税込)

大阪府能勢町の「秋鹿酒造」より“秋鹿 八八八 槽搾直汲”が新入荷。

緑豊かな山里、田園風景の美しい大阪府能勢町にて、『米作りから酒造りまで』の『一貫造り』で純米酒だけを醸す蔵元「秋鹿酒造」。

今回は“秋鹿”には珍しい、広島県産の〈八反錦〉を使用した純米酒。そのお米を80%精米し、協会8号酵母で仕込んだ、とてもレアな1本。協会8号酵母は、協会6号酵母の変異株。酸多く濃淳な味わいが特徴でしたが、かつての淡麗辛口ブームに押され、昭和53年に時代の流れに合わないということで発売中止となり、標本のようなかたちで日本醸造協会に眠っていました。このたびこの8号酵母に再度注目し、醸したのがこちらのお酒。

かすかに爽やかな香りがあり、〈八反錦〉ならではのふくよかな米の旨味は絶品。酸も非常に上品で、味わい豊醇な純米酒といえるでしょう。特に今回は、生まれたばかりのお酒をそのまま瓶詰めした“槽搾直汲”バージョン! ぜひ、多くの方にお飲み頂きたい日本酒です。

写真:白隠正宗 純米吟醸

白隠正宗 純米吟醸

¥3,960.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 純米吟醸”が新入荷。

文化元年(1804年)の創業以来富士山と並び『駿河の過ぎたるもの』と謳われた名僧・白隠禅師ゆかりの松蔭寺のお膝元で、静岡に根差したお酒を造り続ける「高嶋酒造」。その醸されたお酒は、山岡鉄舟により“白隠正宗”と命名されました。

今回入荷の“純米吟醸”。以前には『静岡県新酒鑑評会』に出品され、入賞を得たこともある、人気と実力を兼ね備えた栄誉あるお酒。通常は精米歩合40%クラスの純米大吟醸での出品がごくあたりまえですが、 「高嶋酒造」では、なるべく市販酒に近い形でのお酒を出品をしたいと考え、あえて50%精米の純米吟醸を出品し、入賞という素晴らしい評価を得ました。

今年の”純米吟醸”には、兵庫県産の〈山田錦〉を全量に使用。穏やかな香りに透明感のあるバランスのよい味わい。キレイな酸により魚や肉などの脂ののった料理とも相性よく、じっくり呑み応えのある、静岡吟醸の王道らしいお酒に仕上がっています。非常にレベルの高い、静岡を代表する“純米吟醸”。 今年も“白隠正宗”から眼が離せませんね!

写真:宝山 完熟芋麹全量

宝山 完熟芋麹全量

¥4,437.- (1.8L、税込)

¥2,395.- (720ml、税込)

鹿児島県日置市の「西酒造」より芋焼酎“宝山 完熟芋麹全量”が新入荷。

『一麹、二もと、三造り』とは、古くから酒造りの世界で言われる重い言葉。その言葉の如く酒の出来上がりは麹造りにより大きく左右されます。こちらの“宝山 芋麹全量”は米の代わりに芋に麹菌を植え付けて麹を造った、まさに100%〈黄金千貫〉の『芋全量』。その“宝山 芋麹全量”も初醸造から24年。今期の新たな試みとして、チャレンジしたのがこちらの“完熟芋麹全量”です。

薩摩芋は収穫後、温度や湿度をきちんと管理してあげると自らの力で熟成します。今回、試行錯誤の上に発売に至った“宝山 完熟芋麹全量”は、薩摩芋の力を限りなく引き出し、柑橘系のくだものを思わせる香りが特徴となる1本。

口に含むと芋本来の甘味と旨味がやわらかく広がり、芋の凝縮感というべきか、芋の濃厚かつ爽やかなコクがついつい盃を進めさせ、さらに後味の余韻がはんなりと感じられる、そんな焼酎です。年にいちど、3000本のみの出荷となります。ぜひ、お見逃しなく!

写真:黒龍 吟風

黒龍 吟風

¥2,585.- (720ml、税込)

福井県永平寺町の「黒龍酒造」より“黒龍 吟風”が新入荷。

「黒龍酒造」より新たな春の風物詩となるべく、北海道生まれの酒米〈吟風〉を使用した、春の季節限定品“黒龍 吟風”が満を辞して、入荷してきました。

〈吟風〉は、〈八反錦2号〉、〈上育404号〉、〈きらら397〉の3酒類のお米を掛け合わせて、北海道立中央農業試験場にて2000年に品種登録された、北海道を代表する酒造好適米。北海道の酒米を使った日本酒造りのきっかけとなった品種として知られ、その高い醸造適正により、現在では道内外の多くの蔵元で採用されている、北海道が誇る酒米です。

こちらの“黒龍 吟風”は、春の“黒龍”として、ラベルには福井の春をイメージし、春の新緑から夏に向かって青々と伸びる木々を絞り染めで表現。さわやかで甘みのある春らしい香りの高さに加え、ほのかな苦みとまろやかな甘みや旨みが口の中に広がります。“黒龍”ならではの味の品格。全てがバランス良く瓶に詰まった年1度出荷の限定酒です。

写真:白隠正宗 純米吟醸 雄町

白隠正宗 純米吟醸 雄町

¥4,400.- (1.8L、税込)

¥2,200.- (720ml、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 純米吟醸 雄町”が新入荷。

『数年ぶりに雄町を仕込んでます』と、その存在感あふれる顔をほころばせながら、高嶋社長兼杜氏が語っていたのはいつのことだったでしょう。今ではすでに「高嶋酒造」の顔。特にこちらの精米歩合50%で仕込んだ純米吟醸は、やや辛口の人懐っこいお酒。蔵の自信作となりました。

乳酸系の香りとやわらかく深い旨味を感じ、飲んだ後に〈雄町〉らしいふくらみを感じます。非常に料理とあわせやすい、料理の味をさらに活かすことのできる日本酒といえます。高嶋社長曰く、『一杯で満足する大吟醸や純米吟醸ではなく、盃の進む純米吟醸』とのこと。ちょっぴり辛口がカラダにやさしい、味わいあるお酒に仕上がっています。

『〈雄町〉で静岡吟醸を仕込むとこうなるぞっ!』という蔵元の意気込み、気迫が伝わってくる1本です。今期もますます楽しみな“白隠正宗”、ぜひお見逃しなく!

写真:初亀 特別純米 無濾過生原酒

初亀 特別純米 無濾過生原酒

¥3,355.- (1.8L、税込)

¥1,683.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市岡部町の「初亀醸造」より“初亀 特別純米 無濾過生原酒”が新入荷。

年々進化を遂げる静岡吟醸の雄、”初亀”。その“初亀”に”初亀 特別純米 無濾過生原酒”が仲間入り。

“初亀”の人気定番酒、“初亀 特別純米 誉富士”のスペシャルバージョン。完全受注生産の“無濾過生原酒”は、濾過、加水、火入れを一切施さず、タンクから搾られたお酒をそのまま瓶詰め。定番酒として非常に定評ある“特別純米 誉富士”をよりフレッシュに、よりインパクトあふれる形で楽しめます。新鮮さあふれる生酒でありながら、とてもまろやかでスーッと喉元を落ちていくあたりは、さすが静岡型の代表酒。“初亀”らしい淡麗で上品な香りと、キリッとした洗練された味わいが特徴。それに加えて後口の滑らかさがたいへん心地よく感じられます。この時期だからこそ楽しめる味わいといえます。

静岡吟醸のよさを詰め込んだ、“初亀”の無濾過生原酒。年に一度限りの『生まれたて』の味わいを、ぜひ体験ください!

写真:山川光男 10周年記念貴醸酒

山川光男 10周年記念貴醸酒

¥3,520.- (720ml、税込)

山形県天童市の「水戸部酒造」より“山川光男 10周年記念貴醸酒”が新入荷。

謎の癒しキャラ“山川光男”。その彼を生んだのは、山形県内の4蔵元である「水戸部酒造=山形正宗」、「楯の川酒造=楯の川」、「小嶋総本店=東光」、「男山酒造=羽陽男山」が結成した志のある蔵元ユニット。各銘柄のそれぞれ一文字ずつを取って名づけられたのが“山川光男”です。

みなさまの温かいご支援のおかげで、めでたく10周年を迎えることができた光男さん。ラベルには、神輿の上で山形名物『花笠音頭』を踊っています。あふれる喜びが伝わってきますね(笑)。記念として、光男さんはこのたび4蔵のお酒を原料とした貴醸酒を醸してくれました。“貴醸酒”とは、三段仕込で行う日本酒のモロミ管理の最終段階である『留仕込み』において、仕込み水の代わりに日本酒を使う製法。

酒を酒で仕込むだけあって、味わいは奥深く、濃醇な甘みと適度な酸味やすっきりとした後味が特徴的。メロンを思わせるような爽やかな香り。口に含むとトロピカルフルーツのような南国系の香りが広がります。貴醸酒の特徴でもある、濃醇な甘みを存分に感じながら、複雑な酸味がキレイに調和し、爽快な飲み口が楽しめます。どこかのどかで穏やかに感じる不思議な味わい。さすが“山川光男”さん、引き出しが多いというか面白いというか、そんな奥深さを感じさせてくれます。日本酒、日本の農業、そして世界の平和の為に活躍する山川光男。これからも彼から眼が離せません!

写真:若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

¥3,190.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県島田市の「大村屋酒造場」より“若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢”が新入荷。

天保3年(1832年)に初代重兵衛によって創業された東海道の宿場町・島田の蔵元「大村屋酒造場」。近年では、そのユニークなネーミングと飽きのこない味わいで人気の“おんな泣かせ 純米大吟醸”が有名ですが、創業以来使用されてきた由緒正しい商号がこちらの“若竹”。すくすくとまっすぐ育つさまから健全成長、繁盛繁栄の願いが込められています。

季節酒である“鬼乙女”シリーズ、春のお酒は“夢”。昭和レトロな乙女イラストは、イラストレーターのソノベナミコさんの手によるもの。静岡県産の〈令和誉富士〉を60%精米し、静岡酵母〈NEW-5〉を使用、南アルプスに端を発する大井川系の伏流水で醸しました。常温で品よく、また冷やでスッキリとした味わいを楽しめる特別純米酒です。春らしいやわらかな香りと、上品でやさしい味わいで、香味のバランスよく、落ち着いた酸味、そしてスッと溶ける甘み、スパッとキレる後口が特徴の、静岡らしい春酒に仕上がっています。ぜひ、旬の食材と一緒にお楽しみいただきたい春の“若竹 鬼乙女”です!