入荷情報

写真:UGO HESPERIA

UGO HESPERIA

¥1,870.- (720ml、税込)

広島県呉市の「相原酒造」より“UGO HESPERIA”が新入荷。

全国でも指折りの酒処として知られる広島県呉市の仁方にて創業以来、常なる品質の改善と丁寧な酒造りで良酒を醸し続ける「相原酒造」。その「相原酒造」が長年に渡り培った技術に、新たな感性を加え、より自由に“吟味”を追求する新しいラインとして誕生したのが、こちらの“UGO”。今、注目のお酒のひとつです。

今期の“UGO”のテーマは『日常に溶け込む明るさ、軽快さ』。さらには“UGO”のサブネームに、西方の地を意味する“HESPERIA(ヘスペリア)”の名を冠しました。麹米には兵庫県産〈山田錦〉の50%精米、掛米には広島県産〈八反〉の60%精米を使用。南国の果実や、緑をイメージする野生的な香りがエネルギッシュに感じられます。同時に感じるみずみずしい甘みと、酸味も相まって果実味高くジューシー。甘みはしっかりめに感じるもすぐに輪郭のある酸が全体をグッと整えています。飽きのこないエネルギッシュな味わいは、これからの季節にしっかりとマッチします。

あくまでも王道を歩みつつ、それでいて日本酒新時代への扉を叩いた、話題の1本。今後の“UGO”の展開からも、眼が離せません。ぜひ、たくさんの方に知っていただきたい“UGO”。今回もお見逃しなく!

写真:酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露

¥3,124.- (1.8L、税込)

高知県高知市の「酔鯨酒造」より“酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり 白露”が新入荷。

“酔鯨”の名前の由来は土佐藩第15代藩主の山内豊信(容堂)が自ら名乗った雅号『鯨海酔侯(げいかいすいこう)』に由来します。降雨量が多く、水資源の豊かな高知県にあっても水量の豊富な鏡川の上流域、土佐山地区の湧水を仕込み水とし、旨みが有りながらもキレが良く、香り穏やかな食中酒としての魅力を追求する「酔鯨酒造」。

まろやかに熟成した味わいが特徴の人気のお酒、“吟麗秋あがり 白露”は、酒造好適米〈吟風〉を50%まで磨き上げ、清流“鏡川”最源流部の湧水で醸された純米吟醸酒。厳冬期に仕込んだお酒を上槽、火入れをしてから瓶詰め。その後、じっくりと貯蔵熟成させて出荷に至る、蔵元自信の1本。

しっとりとした口当たりと“酔鯨”らしい爽やかな酸味と旨み。夏を越して落ち着いた、まろやかで奥深い味わいに驚かされます。秋が旬の魚や野菜と一緒に、ぜひ2024年の秋の味をご堪能ください!

写真:悦凱陣 純米大吟醸

悦凱陣 純米大吟醸

¥8,980.- (1.8L、税込)

¥4,490.- (720ml、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 純米大吟醸”が新入荷。

『金比羅さん』で知られる香川県琴平町。その『金毘羅さん』を見上げる、田園地帯只中の町に、江戸中期に建てられたという商家そのままの姿を残す歴史ある蔵元「丸尾本店」。

その「丸尾本店」の〈純米大吟醸〉は、“悦凱陣”の火入れ酒の定番として非常に人気の高い1本。生酒のイメージの“悦凱陣”ですが、実は火入酒の実力も折り紙付き。しっとりとした味わいは、幅広い食材との相性がいいんです。上立ち香は、熟した果実のような味ノリが感じられる吟醸香。口に含むと、〈山田錦〉の凛とした旨味、膨らみが心地よく感じられます。40%磨いても、やはり“悦凱陣”は、“悦凱陣”! お米の旨みを引き出すことを、非常に重要視している姿勢が十分に感じられます。

実は、春先に蔵へお伺いしたのですが、その中で最も印象深かった1本。日本酒の凄さをしみじみと感じながら、お飲みいただきたい逸品です。

写真:風の森 試験醸造酒ver.3

風の森 試験醸造酒ver.3

¥1,760.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 試験醸造酒”が新入荷。

"油長酒造"の"山麓蔵"が位置する奈良県葛城山麓の棚田には、山からの湧き水が流れていますが、この湧き水は量が限られ、稲作など農業に用いる大変貴重な資源となっています。そのため、"風の森"の仕込水は、"御所まち蔵"に湧き出るミネラル豊富な超硬水の地下水を仕込みに使用しています。しかし、今後もし農業の閑散期などに湧き水を使用できる可能性があればと、今回は『軟水仕込み』をテーマに試験醸造しました。

超硬水を使用した酒造りでは、初期の段階から酵母による発酵が旺盛に進みます。今回の試験醸造酒は90%精米の〈秋津穂〉を使用。あまり磨いていないお米を使うと、その豊富な栄養分によって発酵はより旺盛になるものですが、軟水処理した仕込み水を使用すると、酵母の働きにブレーキをかけることができます。一方で、酵母の発酵力が弱まってきたときには、通常と同じ超硬水を用いることで、発酵に再度アクセルをかけることができます。この、アクセルとブレーキを場合によって使い分ける新たな醸造法を模索したのが、今回の試験醸造酒です。

口に含むと白ブドウを思わせる心地よくみずみずしい香り。はっきりした甘さにトロリとした口当たり、さらにはフワッとした酸味も感じる、複雑味のある豊かな味わいです。気がつけば次の一杯へと手が伸びている、そんな1本です。今後の”風の森”の展開からも目が離せません!

写真:鳳凰美田 芳醇あんず酒

鳳凰美田 芳醇あんず酒

¥3,080.- (1.8L、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 芳醇あんず酒”が新入荷。

もはや日本酒の世界では、その美味しさの定評は揺るぎないものとなった、栃木の銘酒″鳳凰美田”。その「小林酒造」のもうひとつの顔が、絶対的な存在感を誇るリキュールの世界。この分野でも、受け継がれる伝統の技術により、″鳳凰美田”らしい風味豊かな味わいの数々のリキュールが、連綿と生み出されています。

こちらの″芳醇あんず酒”は、定評ある“鳳凰美田”のリキュールシリーズの中でも、特に生産量の少ないお酒。というのも、国内のアンズ生産量は極めて少ないうえに、梅と比較しても非常にキズに弱く、収穫後も日持ちしないため、スピーディーかつデリケートな流通、仕込みを必要とするためです。

醸造後は、2年以上熟成させることにより、フワッと柔らかく軽い酸を纏い、やさしいタッチで口いっぱいに芳醇な香り広がるお酒に仕上がっています。ぜひお早めに!

写真:英君 酒粕IPA 桃

英君 酒粕IPA 桃

¥770.- (330ml、税込)

静岡県静岡市の「HORSEHEAD LABS」より、“英君 酒粕IPA 桃”が新入荷。

静岡県由比町で醸される銘酒“英君”は近年、ひと造り毎に洗練さを増し、そのクオリティの高さからファンを増やし続ける、静岡を代表する日本酒。その「英君酒造」と、隣町である蒲原町に工場を構える「HORSEHEAD LABS」がコラボレート。

現在、日本酒の製造過程で生じる酒粕は、その一部が甘酒や粕汁などに利用されるものの、その多くが未活用のままというのが現状です。「英君酒造」と「HORSEHEAD LABS」 では、この酒粕をクラフトビール製造に使用することで、食品のアップサイクル活用にも積極的に取り組むよう研究を重ねてきました。第1弾の〈イチゴ〉に続き、このたび発売となった“英君 酒粕IPA 桃”は、酒粕由来の素晴らしいコクと旨味、ホップ由来のフローラルな香りと桃由来の甘く優しい香りの調和が特徴。食中酒としても、食後の一杯としても楽しめる、素晴らしいIPAに仕上がっています。

静岡の豊かな自然と伝統を背景に持つ“英君 酒粕IPA”は、静岡の豊かな食文化とあいまって、静岡のアルコールシーンに新たな風を吹き込む1本。ぜひ、風味豊かな味わいを心ゆくまでご堪能ください。

※こちらのお酒は、酒税法上の発泡酒となります。本商品は麦芽使用率がビールと同じ50%以上ですが、ビール原料に定義されない副原料を含むため発泡酒に分類されます。

写真:七本鎗 琥刻 2023

七本鎗 琥刻 2023

¥2,420.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より“七本鎗 琥刻 2023”が新入荷。

かねてより、日本酒の熟成、すなわち時が醸す味わいに魅かれていたという「冨田酒造」の冨田泰伸社長。ワインやウィスキーのように、日本酒でも『時』を楽しみという飲み方をしていただきたいという想いから、2010年より山廃純米酒を熟成用に醸し、上槽後に蔵の地下において、定温での熟成に取り組みはじめました。また2013年からは酵母を無添加とし、蔵に付いた天然酵母を使用。今期(2021年)からは生酛造りとし、年々の進化を経つつ、意欲的に取り組んでいます。

また、銘名である“琥刻”は、琵琶湖に近い『湖国』の地で、人が醸した酒に時の刻みによる厚みが加わり、深みを増し、琥珀色に変化していく。そんな趣きを文字に表し、名付けられました。ラベルは、蔵に時を刻む槍の傷によりヴィンテージを表現しています。

それぞれの年の水・米・酵母を使って、それぞれの年に想いを持って醸されたお酒。それぞれのヴィンテージに、それぞれの『らしさ』を感じつつお楽しみいただきたい、『時』が造る熟成日本酒です。

写真:風の森 雄町 507 CHALLENGE EDITION 真中採り

風の森 雄町 507 CHALLENGE EDITION 真中採り

¥2,200.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 雄町 507 CHALLENGE EDITION 真中採り”が新入荷。

今までの経験を活かし、特徴あるお酒を目指す試みとして醸造する“風の森 CHALLENGE EDITION”。今回は、以前“風の森 純米大吟醸しぼり華 雄町”として醸していた岡山県産〈雄町〉を50%精米したお酒、なんと16年ぶりの復刻となります。

ファンの方々からも『もういちど飲んでみたい!』との声の多いお酒ですが、終売から16年の時を経て、醸造スタッフの担当入れ替えや新たなスタッフも加入した今、あえて“CHALLENGE EDITION”として限定醸造。50%精米で醸す〈雄町〉とは何かを考え、絹のようになめらかな質感や、儚い甘さの透明感ある味わい、熟しきらないイチゴの如き香りを目指しました。しかも今回はこのお酒の“真中採り”。超低温長期発酵によって、〈雄町〉の個性を存分に引き出した上に、最も安定した中取りの部分のみを瓶詰めしました。

溶けやすい〈雄町〉ならではの特性を活かし、ツルンとしたなめらかな質感、ボディを感じる仕上がり。“風の森”の中ではもっともスウィートな設計のお酒といえるでしょう。爽やかな甘みとフレッシュでジューシーな味わい。それでいてスッとキレる、爽快な1本です!

写真:悦凱陣 純米吟醸 金毘羅大芝居

悦凱陣 純米吟醸 金毘羅大芝居

¥6,472.- (1.8L、税込)

¥3,559.- (720ml、税込)

香川県琴平町の「丸尾本店」より“悦凱陣 純米吟醸 金毘羅大芝居”が新入荷。

今年の“悦凱陣”の火入酒“純米吟醸 金毘羅大芝居”です。『金毘羅大芝居』は、琴平町の金毘羅宮の門前に位置する、全国に現存する芝居小屋としては、最古の芝居小屋。国の重要文化財にも指定され、江戸時代より、千両役者が舞台を踏み、現在でも春には、年に1度の定期公演が行われています。

その『金毘羅大芝居』の名を冠した、こちらの“純米吟醸酒”。上品かつ気品のあるお酒に仕上がっており、落ち着いた時にしっとりと飲みたい1本。“悦凱陣”といえば、生原酒のイメージが強いですが、いやいや火入れも、とんでもないレベルの高さ。知らず知らずに盃が進みます。

『金毘羅大芝居』の正面には“悦凱陣”の樽も重ねられており、改めて芝居と日本酒という、日本文化の交差点を感じつつ呑める1本といえます。

写真:風の森 愛山807 笊籬採り

風の森 愛山807 笊籬採り

¥1,980.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 愛山807 笊籬採り”が新入荷。

奈良盆地の西南端に位置し、西には大和葛城山、金剛山が聳え立つ奈良県御所市の「油長酒造」。創業は1719年。蔵元は13代目の山本嘉彦さん。自然に恵まれ、歴史を感じさせる街並み。御所駅より蔵へと向かうその道すがらには、それほど目立つものはないものの、何となく懐かしい平和で静かな時間が流れています。

こちらの“風の森 愛山807 真中採り”は、兵庫県産の〈愛山〉の精米歩合80%。数ある〈愛山〉を使ったお酒のなかでも、もっとも低精白のお酒ではないでしょうか。その分しっかりと〈愛山〉本来の味を楽しめる仕上がり。さらに、そのもろみを『笊籬(いかき)採り』という「油長酒造」独自の技法により上槽。大切に育て上げたもろみの風味をそのままに楽しんでいただける極上の1本。

キラキラとした透明感とやさしい甘さ。香りは爽やかで、どこかマスカットを連想させるような甘酸っぱく軽快な味わい。プチプチしたガス感とあいまって、絶妙なバランスがとれた五味を、やわらかな酸が引き締めています。ぜひ、お楽しみください!