入荷情報

写真:山形正宗 “シードル正宗 凍結果汁-ふじ-”

山形正宗 “シードル正宗 凍結果汁-ふじ-”

¥2,875.-(720ml、税込)

山形県天童市の「水戸部酒造」より“シードル正宗 凍結果汁-ふじ-”が新入荷。

全国の日本酒の中でも、たいへんレベルの高い山形県。その中においても、しっかりした味わいで人気が高いのが「水戸部酒造」の“山形正宗”です。

その「水戸部酒造」で醸したシードルが、その名も“シードル正宗”。蔵のある天童市干布地区は、実は果樹王国・山形県でも特に名産地として名高い土地柄。実は、蔵の南側には「水戸部酒造」自社所有のりんご、さくらんぼ、栗などの畑が広がっており、この恵みを何らかの形にできないかと、長年にわたり構想していました。そんな中、元蔵人でもある農家さんにシードル醸造のアイデアを相談したところ、イッキに話が進み実現に至りますが、実は今回の“シードル正宗”は、「水戸部酒造」としてのセカンドヴィンテージ。最初の年は、思うような品質に至らず発売を見送りました。それだけに醸造技術の向上を経て、販売に至った“シードル正宗”には、一方ならぬ思い入れがあります。

今回のバッチには自社農園で育てた〈ふじ〉を全量に使用。しかもこれまでの経験の延長にある『ちょっとした冒険』に挑戦。りんごの果汁を凍らせ、水分を抜く『凍結濃縮』という手法を使い、味をギュッと詰め込んだ濃いめのシードルに仕上げました。料理にあうドライなスタイルをベースにしつつ、果実の甘みと厚みをしっかりと残し、飲みごたえのある1本に仕上げました。生産量はごく少量。「水戸部酒造」がこれまで積み重ねてきた経験と感覚を頼りに、このタイミングでしか味わえない、今の「水戸部酒造」だからこそできるシードルといえるでしょう。“山形正宗”の新しい1ページ。ぜひ、たくさんの方にお飲みいただきたいシードルです!

写真:水端 1568

水端 1568

¥7,700.- (500ml、税込)

奈良県御所市「油長酒造」の“水端(みづはな) 1568”が新入荷。

"水端(みづはな)”とは、物事の最初、出はじめ、はじまりの意。日本酒"風の森”で、日本酒の醸造技術の前衛を志した「油長酒造」。その「油長酒造」がこれからの100年を見据え、奈良という土地において室町時代以来の寺院醸造による酒造りを再現。現代の醸造法の基礎である古典技術を駆使し、日本酒の源流を辿るブランドこそ"水端”。忘れられた古の奈良に伝わる技術を、当時の文献を頼りに再現。その為に”水端”専用に醸すための享保蔵をリノベーション。さらに室町時代の寺院醸造で用いられた3石の大甕8本を信楽焼の窯元で焼成。すべての工程を享保蔵のみで完結し、"風の森”とは対極に位置する新ブランドが、満を持して誕生します。

今回出荷となる"水端 1568”は、1568年に書かれた『多聞院日記』に記された、奈良・興福寺多聞院の技法を参考に製造。3月に発売され、大変な人気をよんだ“水端1355”が夏季醸造、一段仕込みにて仕込まれたのに対し、今回の技法は、大甕で仕込みながらも現代の酒造りに通じる三段仕込みにて醸造。大甕にて冬の寒い時期に微生物を巧みにコントロールする、高品質な酒造りを再現しました。冬季醸造ならではの低温発酵により、醪の期間は”水端1355”より4~5日ほど長め。色は少し青みがかった薄黄の色づき。お酒に溶け込んだ爽やかな青リンゴを思わせる香りと麹由来の木の香りが調和し、軽快ながら複雑な香り、味わいが楽しめます。ちょうど“水端1355”と現代の発酵によるお酒の中間に位置する味わい。知らず知らずに盃が進みます。日本酒の歴史、その本流を感じつつ、じっくりとお飲みいただきたい"水端”。頭の片隅に往時の日本酒を感じつつ、"水端”を楽しむのも、また一興です。

写真:風の森 奈々露 657

風の森 奈々露 657

¥1,760.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 奈々露 657”が新入荷。

〈奈々露〉は奈良県にて初めて開発された酒造好適米。名前からも察せられるとおり、奈良で栽培され、「油長酒造」でも長年に渡り醸している〈露葉風〉の系統となります。奈良盆地の気候風土に適した栽培特性で、心白が非常に大きく日本酒の醸造適正も非常に高い酒造好適米です。

今期はじめての仕込みとなる「油長酒造」では、もっとも製造実績のある“秋津穂657”を意識しつつ、精米歩合も65%にあわせて醸造。今回の製造が〈奈々露〉仕込みの第一歩となることを踏まえ、今後〈秋津穂〉や〈露葉風〉に並び、“風の森”を代表するラインナップに成長できるように意識して仕込みました。フローラルな香りと〈秋津穂〉と比較しても豊かで心地よい甘みを感じます。軽快な酸が全体を引き締め、小気味いい味わいは、次々に盃を傾けたくなること請け合いの1本に仕上がっています。

古来よりお酒の神様が鎮座する『大神神社』、そして日本清酒発祥の地といわれる『菩提山正暦寺』にてご祈祷をうけ、奈良県の蔵元や日本酒ファンの期待を一心に背負う酒造好適米〈奈々露〉。今後の動きにも注目です!

写真:日高見 夏の純米吟醸

日高見 夏の純米吟醸

¥3,520.- (1.8L、税込)

¥1,760.- (720ml、税込)

宮城県石巻市の「平孝酒造」より“日高見 夏の純米吟醸”が新入荷。

“日高見”といえば、魚料理との相性抜群!『魚でやるなら“日高見”だっちゃ』の合言葉で、非常に人気の高い東北の銘酒ですが、その“日高見”の夏の顔“日高見 夏の純米吟醸”が新入荷してきました。

麹米、掛米ともに〈山田錦〉を50%精米し、宮城酵母で仕込みました。上品で穏やかな香りと非常に綺麗な飲み口、やさしくふくらむ米の旨みが特徴の吟醸酒です。喉を転がり落ちた後のサバケもよいので、魚をはじめ様々な夏の料理にあわせやすい、食欲を促してくれる1本に仕上がっています。

今年よりラベルの表面に、清涼感溢れる夏の水族館をイメージ。そして裏面には、寿司といえば“日高見”の名を受けて、数々の寿司ネタの絵を配す遊び心も。冷蔵庫の中で、ひときわ目立つ存在感は流石です。東日本大震災による津波の被害が非常に大きかった石巻の「平孝酒造」。復旧、復興、そしてさらなる進化を遂げる「平孝酒造」より、とってもステキな夏の贈り物です!

写真:夏の潤平 黄金まさり

夏の潤平 黄金まさり

¥2,750.- (1.8L、税込)

¥1,540.- (720ml、税込)

宮崎県日南市の「小玉醸造」より芋焼酎“夏の潤平 黄金まさり”が新入荷。

以前は試験醸造ということで、ごくごく少量の出荷だった“夏の潤平”。今年は出荷数量も少しだけ増えたものの、それでも希少な1本です。

原料芋には新品種の〈黄金まさり〉を使用。現在、最も酒造適正が高いとされる〈黄金千貫〉以上の能力がある〈黄金まさり〉。高デンプン質を誇り、病害虫に強く、芋の表面の凸凹も少なく、栽培する生産農家、そして蔵元の双方ともに、非常に使いやすいといいます。将来〈黄金千貫〉の後継品種の可能性を持つといわれる超優良の芋。さらに麹米には宮崎県産〈ヒノヒカリ〉、酵母は宮崎県食品開発センター開発の〈平成宮崎酵母〉にて醸した、文字通り宮崎づくしの芋焼酎です。

宮崎では主力のAlc.度数20°。冷蔵庫でキリッと冷やして、グイッと呑める“夏”の芋焼酎です。

写真:鳳凰美田 芳(かんばし) 純米吟醸酒

鳳凰美田 芳(かんばし) 純米吟醸酒

¥3,960.- (1.8L、税込)

栃木県小山市の「小林酒造」より“鳳凰美田 芳(かんばし) 純米吟醸酒”が新入荷。

明治5年(1872年)創業の「小林酒造」は、製造石数約1200石。″鳳凰美田”という酒名は、蔵が日光連山からの豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という関東平野の良質な米の産地にあったことから命名されました。

こちらの″鳳凰美田 芳 純米吟醸酒”は、完全無農薬にて栽培された〈山田錦〉を使用した“鳳凰美田”。蔵からもほど近い栃木県芳賀郡益子町の酒米生産者、藤田 芳(ふじた かんばし)さんからネーミングをとった1本。藤田さんは、JAS法制定以前より無農薬でのコメ栽培を行う篤農家。今では有機農法の第一人者として、内外よりその栽培方法を学びたいという方が、益子町を訪れるそうです。

米の旨みを十分に引き出した、口当たりの柔らかいお酒。お米の持つふくよかな甘みが楽しめます!

写真:ゆきの美人 純米吟醸 夏しぼりたて生酒

ゆきの美人 純米吟醸 夏しぼりたて生酒

¥3,520.- (1.8L、税込)

¥1,870.- (720ml、税込)

秋田県秋田市の「秋田醸造」より“ゆきの美人 純米吟醸 夏しぼりたて生酒”が新入荷。

すでに“酒舗よこぜき”でも、大変に人気のある銘柄となっている秋田の銘酒“ゆきの美人”。その特徴的な爽やかな酸と料理の邪魔をしない上品な香りは、食事をしながら楽しめる美酒として、多くのファンを虜にしています。

こちらの“ゆきの美人 純米吟醸 夏しぼりたて生酒”は、「秋田醸造」の設備だからこそできる、この時期に醸し、そして搾った、まさに“しぼりたて”の1本。おだやかで上品な吟醸香と爽やかで張りのある酸があいまって、たおやかな味わいが感じられます。搾りたてならではのフレッシュな香りと、ジューシーなうま味が口中に広がります。幅広い食事に合わせやすく、食卓の料理をより一層楽しませてくれる仕上がりです。

年間製造石数は約300石、銘酒処・秋田県でも最も小さい蔵元が醸す美酒をぜひお楽しみ下さい。

写真:國権 純米吟醸原酒 スワローラベル

國権 純米吟醸原酒 スワローラベル

¥2,750.- (1.8L、税込)

¥1,430.- (720ml、税込)

福島県南会津町の「国権酒造」より“國権 純米吟醸原酒 スワローラベル”が新入荷。

日頃より大好評をいただいている南会津の銘酒“國権”。当店では“山廃純米”や‟純米大吟醸 てふ”など、非常に多くのファンの方に愛飲されていますが、今回入荷してきたのは、5年目となる“純米吟醸原酒 スワローラベル”です。

福島県の酒造りの指導に大変定評のある「福島県ハイテクプラザ」との共同研究により開発したアルコール度数13°の”純米吟醸原酒”。13°とアルコール度数は低めでありながら、決して薄っぺらな味わいではなく、ほどよい味わい。そしてうっすらとリンゴ系の爽やかな香りが絡み、おくゆかしい華やかさをのぞかせる、非常にやわらかみのある酒質だといえます。

キリッと冷やして夏野菜にあわせるもよし。夏の季語のツバメを配したラベルもGoodです!

写真:くどき上手 創業150年 感謝の純米大吟醸 幻の酒米 山田穂 社長仕様

くどき上手 創業150年 感謝の純米大吟醸 幻の酒米 山田穂 社長仕様

¥3,850.- (720ml、税込)

山形県鶴岡市の「亀の井酒造」より“くどき上手 創業150年 感謝の純米大吟醸 幻の酒米 山田穂 社長仕様”が新入荷。

明治8年(1875年)創業の「亀の井酒造」。本年めでたく創業150周年を迎えました。その歴史は苦難の連続。田んぼ、畑、山林を処分し、その資金をもとに酒屋株を買い求め、現在の生業の酒造業を開始。明治17年には酒蔵が焼失し、一時廃業。数年をに酒造道具一式を買い受け再興。昭和16年にはじまった太平洋戦争の影響から企業整備法が制定され、昭和19年1月に再び廃業。昭和31年1月に酒造業再復活を遂げ、現在にいたるという紆余曲折を経た歴史の上に、現在の美酒“くどき上手”はあります。

現在の社長は“挑戦者”を名乗る(笑)今井俊典氏。その社長が今回の150周年酒を仕込むにあたり、選択したのが〈山田穂〉15%精米で仕込んだ究極の純米大吟醸。総米700kgの小さなタンク1本で小仕込み、酒造好適米の最高峰に位置する〈山田錦〉の母でもあり、非常に酒造適正が高いとされる〈山田穂〉を全量に用いました。こだわりの〈小川10号酵母〉と〈M310酵母〉にて仕込まれ、僅かな数量のみの蔵出しとなる、非常に希少なお酒。

華やかでフルーティーな吟醸香、口に含むと芳醇で品格あるふくよかな味わいが広がり、甘味・旨味が濃厚、全てに調和の取れた美味しさです。日本酒の新しい時代を切り開く、「亀の井酒造」、今井俊典社長がプライドと命を懸けて醸した1本といえるでしょう。「亀の井酒造」のこれまでの歴史、そしてこの先の150年に向けての心意気を感じながらお飲みいただきたい逸品です!

写真:庭のうぐいす 特別純米 なつがこい

庭のうぐいす 特別純米 なつがこい

¥3,245.- (1.8L、税込)

¥1,815.- (720ml、税込)

福岡県久留米市の「山口酒造場」より“庭のうぐいす 特別純米 なつがこい”が新入荷。

学問の神様を祀る杜として、さらに梅の名所として知られる北野天満宮のほど近くにて、1832年より良酒を醸し続ける「山口酒造場」。その酒名は、山口家6代目当主利助の時代、山口家の庭に天満宮から鶯がやってきては、嬉しそうに湧き水で喉を潤し、身体を清めていたことに由来します。
 
こちらの“庭のうぐいす 特別純米 なつがこい”は、爽やかな酸味が特徴の特別純米酒。リンゴ酸を多く生成するタイプの酵母を使用することによる、白ワインを思わせる、やわらかな酸味が特徴。その中にフワリとした旨味が感じられ、爽快な飲み口で夏に最適なお酒に仕上がっています。

キリリと冷やして、ゴクゴク飲める、さらには暑い夏の食欲まで促してくれる、まさに夏の必須アイテムといっても過言ではない1本。ぜひ、夏のかわいいお伴に如何でしょうか???