入荷情報

写真:くどき上手 純米大吟醸 白鶴錦33%

くどき上手 純米大吟醸 白鶴錦33%

¥5,500.- (1.8L、税込)

山形県鶴岡市の「亀の井酒造」より“くどき上手 純米大吟醸 白鶴錦33%”が新入荷。

〈山田錦〉〈出羽燦々〉をはじめ、〈亀の尾〉や〈酒未来〉などの個性豊かな酒米を使用、美味しいお酒を料理と共に呑んで頂きたい、呑み続けて頂きたいという考えを持つ山形の蔵元「亀の井酒造」。

〈白鶴錦〉はその名のとおり、兵庫県神戸市の「白鶴酒造」により開発された酒米。兄弟米の中には〈山田錦〉をしのぐ米があるかもしれないとの考えから、〈山田穂〉と〈渡船〉を約70年ぶりに交配させ、〈山田錦〉の兄弟品種を作る試みがはじまったのは1995年。8年に渡り、より優れた米を選びぬくという選抜固定の栽培を繰り返し、2004年4月に農林水産省へ品種登録の出願をした酒米です。

〈山田錦〉の兄弟とはいえ、酒質の特性には違いが顕著。〈山田錦〉が母系の〈新山田穂1号〉の特徴を色濃く残しているのに対し、〈白鶴錦〉は父系の〈渡船2号〉の特徴を引き継いでいるのでは、とは「亀の井酒造」今井社長の弁。個性を主張するというよりも、造り手の意図する酒質に導きやすい素晴らしい米だと言います。非常にさばけ良く、料理にもあわせやすい1本。ぜひ、お楽しみください!

写真:冩樂 純米吟醸 なごしざけ

冩樂 純米吟醸 なごしざけ

¥5,020.-(1.8L、税込)

¥2,690.-(720ml、税込)

福島県会津若松市の「宮泉銘醸」より“冩樂 純米吟醸 なごしざけ”が新入荷。

今や日本中に知られる『白虎隊』。明治維新という時代の大きな流れの中、故郷・会津を守るという、純粋な気持は、時代を超えて共感する人を誘い、その舞台、鶴ヶ城には今なお多くの方が訪れます。そんな会津若松・鶴ヶ城の脇に蔵を構える「宮泉銘醸」から蔵元自信の秋の味、“冩樂 純米吟醸 なごしざけ”が新入荷してきました。

麹米、掛米ともに酒造好適米〈羽州誉〉を使用。落ち着いた立ち香に加え、口の中に入れると果実の様な含み香が特徴です。上品な香り、米の味わいが十分に感じられます。“なごしざけ”とは、『夏越し酒』。涼風が吹き始めた今こそ出荷のタイミング。ひと夏をひんやりとした蔵で過ごした純米吟醸。苦味や渋みも円みを帯び始め、程よい新鮮さ、濃醇な中に、軽快さとまろやかさを併せ持った、”秋ばしり”の味わいをご堪能ください。

写真:御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS

御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS

¥14,300.- (700ml、税込)

鹿児島県鹿児島市の「西酒造 御岳蒸留所」よりウィスキー“御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS”が新入荷。

創業弘化2(1845)年、「西酒造」の8代目当主、西陽一郎氏の並々ならぬ熱意により、2019年より製造を開始した「御岳蒸留所」。鹿児島県薩摩半島のほぼ中央、広大な丘陵地に拓かれた標高400メートルほどの大地にある蒸留所からは、錦江湾に浮かぶ桜島(御岳)を間近にのぞみ、長い年月をかけて濾過され、磨かれた透明感のある天然の軟水がふんだんに湧きあがります。西陽一郎氏は、暑い季節でも冷涼で貯蔵に適し、空気が澄んだこの地で、ウィスキー造りへの挑戦を始めました。

自社で培養した酵母、選び抜いた二条大麦、そして厳選したバーボン樽を使用。時とともに味が変化する熟成の奥深さに触れ、大地の恵みから生まれた透き通った原酒が琥珀に色づいた今、「御岳蒸留所」より“御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS"が誕生。

美しく澄みきった、やや赤みを帯びた琥珀色。ドライアプリコットやレーズンの甘い香りに加えて、ヘーゼルナッツ、ナツメグなど複雑で力強い香り高さが特徴的。味わいはスムースで、フィニッシュに向けて風味が広がり、スパイシーさをアクセントに感じながらも、なめらかな後味へといざないます。「西酒造」の飽くなき挑戦、「御岳蒸留所」でのウィスキー醸成の第一歩を、ぜひ五感で感じてください!

写真:英君 純米 超辛口

英君 純米 超辛口

¥2,860.- (1.8L、税込)

¥1,430.- (720ml、税込)

静岡県由比町の「英君酒造」より“英君 純米 超辛口”が新入荷。

一昨年より昨年、そして昨年より今年とメキメキ実力をあげ、静岡県中部屈指の銘醸蔵としてたくさんのファンを惹きつける近年の“英君”。今回の“超辛口”はその”英君”の歴史に一石を投じ、かつ技術力をぞんぶんに見せつける、とても蠱惑的な1本。

超辛口として仕上げるために、日本酒度をあげることに焦点を向け仕込みましたが、ただ日本酒度を上げるだけではなく、淡麗辛口になりすぎないように、米の旨みもしっかりと残しました。後口もスパッとキレるドライな仕上がり。食中酒としても幅広いお料理とあわせやすいお酒と言えるでしょう。

“英君”らしい米の旨味やコク、やさしい酸が調和したしっかりとした味わいを持ちながら、鋭いキレとスムーズな余韻を感じさせる超辛口純米に仕上がっています。飲み飽きせずにグイグイ、スカッと楽しめる1本。冷してスッキリとお楽しみ下さい。

写真:大那 純米吟醸 東条産山田錦

大那 純米吟醸 東条産山田錦

¥4,070.- (1.8L、税込)

¥2,090.- (720ml、税込)

栃木県大田原市の「菊の里酒造」より“大那 純米吟醸 東条産山田錦”が新入荷。

創業は慶応2年(1866年)。那須高原の南端、のどかな田園地帯のど真中に位置する「菊の里酒造」。 大いなる那須の大地が育てた豊穣なバックグランド、米、水、土、地域性をいつも大切にし、それを日本酒という形で伝えたいという阿久津信社長兼杜氏の熱い想いから、酒銘“大那”は生まれました。

こちらの“純米吟醸 東条産山田錦”は、〈山田錦〉の主産地である兵庫県のなかでも特に品質が良いと言われる東条町(現・兵庫県加東市東条町)松沢地区の契約栽培特A〈山田錦〉を使用したお酒。醸すお酒の多くを、蔵の地元である栃木県那須産の酒米で醸す“大那”。その味わいをどこまで極められるのかという思いから、例年少量ながら最高級の〈山田錦〉で醸す“純米吟醸”です。〈山田錦〉が秘める、ふくらみのある甘みと旨みが十分に表現されている1本。より高みを目指す“大那”の挑戦。その意気込みを端々に感じられるお酒です!

写真:風の森 ALPHA5 燗SAKEの探求

風の森 ALPHA5 燗SAKEの探求

¥1,793.- (720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 ALPHA TYPE5 燗SAKEの探求”が新入荷。

“風の森 ALPHA”は、従来の“風の森”の枠を超えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の 可能性を追求する“風の森”の+α ブランド。

今回の“ALPHA5”の醸造にあたり、「油長酒造」で追求したのは、いかに温めることで変化する日本酒を造ることができるかということ。変化する為には、原酒の持つ味わいに幅を持たせ、立体感と複雑味のあるものとする必要があると考えました。

その結果いきついたのが、奈良ゆかりの技術である菩提酛の利用と貴醸酒仕込み。貴醸酒醸造に使用するお酒には、9年常温蔵内熟成のお酒を用い、熟成酒のエッセンスを加えることにより、数年の貯蔵では到底表現することのできない、時間経過のみが与えうる複雑性、深い奥行きを表現することができました。瓶の首部分には、温め具合によって色が変化するシール付き。遊び心も十分な“風の森 ALPHA”です!

写真:裏・翠玉 純米吟醸

裏・翠玉 純米吟醸

¥3,630.- (1.8L、税込)

¥1,815.- (720ml、税込)

秋田県湯沢市の「両関酒造」より“裏・翠玉(すいぎょく) 純米吟醸”が新入荷。

明治7年創業の「両関酒造」。秋田県南部の広大に広がる平野に位置し、蔵元のまわりの圃場では良質の米が栽培されています。一方、冬は雪に覆われる厳しい自然環境ゆえ、良質の水にも恵まれており、栗駒山系から流れる水は、名水百選にも選ばれる『力水』となり、「両関酒造」の優れた仕込み水でもあります。

今回の“翠玉”は、希少な限定版となる、その名も“裏・翠玉”。別名“エメラルド”と称される1本。秋田県内で栽培された酒造好適米を全量に使用し、大吟醸なみに精米。ふんわりと呑み手を誘う吟醸香と繊細さの中にも、適度な辛さを表現できるよう醸しあげました。ツツーッと喉へと落ちる滑らかでで澄み切った味わいは、その名のとおり宝石の煌めきを連想させてくれます。

レギュラーの“表”ラベルの“翠玉”とは、ちょっと趣の異なる芳醇辛口酒。“裏・翠玉”の次回発売は、いつになるか誰にもわからない、超・希少な1本です。雪深い秋田内陸の風土を生かした自然の産物を、ぜひお楽しみください!

写真:墨廼江 純米吟醸 山田錦

墨廼江 純米吟醸 山田錦

¥3,300.- (1.8L、税込)

宮城県石巻市の「墨廼江酒造」より“墨廼江 純米吟醸 山田錦”が新入荷。

今年の“墨廼江 秋純米 麗辛口”もお陰さまで大変な人気。早々に品切れとなり、大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、続いてこちらも評判の“墨廼江 純米吟醸 山田錦”が新入荷してきました。

酒造好適米の王様〈山田錦〉を55%まで精米。宮城県産業技術総合センターにて開発された〈宮城酵母〉を使用し、仕込んだ純米吟醸。〈宮城酵母〉特有の上品で爽やかな香りと〈山田錦〉らしいふんわりとした柔らかな味わいがバランスよく調和した素晴らしい出来栄えです。

酒名である「墨廼江」の名は所在地の江戸、明治の地名であり、また水の神様を祭った墨廼江神社にちなんで名付けられました。伝統を尊重する、丁寧な造りを信条とした“墨廼江”。ぜひこれからの季節に、じっくりゆっくり味わってみてください。

写真:乾坤一 純米 愛国

乾坤一 純米 愛国

¥2,640.- (1.8L、税込)

¥1,430.- (720ml、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“乾坤一 純米 愛国”が新入荷。

土蔵造の商家の建ち並ぶ町並み、宮城県柴田郡村田町。この地で正徳二年(1712年)より酒造りをはじめた「大沼酒造店」。しかし299年目にあたる2011年3月11日、東日本大震災において壊滅的な被害を受けました。また、2022年にも宮城県内陸を震源とする震度6強の地震でも被災。そのたびに“乾坤一”というお酒を通じ、繋がった多くの人との絆を感じ、蔵の再生を決意。江戸中期からの歴史ある古い建物を生かし、伝統と文化を守りつつ、さらなる酒質の向上をはかっています。

酒米である〈愛国〉は、〈神力〉そして〈亀の尾〉とともに水稲3大品種とうたわれた大変実力のあるお米。その誕生は宮城県舘矢間村の蚕種家本多三学が明治22年に静岡県青市村(現在の南伊豆町)の同行者から取り寄せた種子を、篤農家の窪田長八郎が試作したことからはじまりました。その〈愛国〉を地元・村田町の契約農家が種籾から少しづつ増やし、ようやくお酒を仕込めるまでに至った、蔵元の思い入れの強い1本。〈愛国〉の野趣あふれる味わいは、冷酒・常温・燗酒と幅広い温度で様々な表情を見せます。スペックだけでは語れない幅と深みのある味わいを、ぜひお楽しみください。

写真:鍋島 純米大吟醸 CROSS+

鍋島 純米大吟醸 CROSS+

¥4,620.- (720ml、税込)

佐賀県鹿島市の「富久千代酒造」より“鍋島 純米大吟醸 CROSS+”が新入荷。

「富久千代酒造」が建つ、佐賀県鹿島市の肥前浜宿(ひぜんはましゅく)は、有明海に注ぐ浜川の河口にある古来より栄えた宿場町。特に江戸時代から昭和中期にかけて、お酒や醤油などの醸造業を中心に発展した地域でもあり、現在では国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定。『酒蔵通り』と呼ばれる土蔵造りの建物が並ぶ通りもあり、その一角で粛々と銘酒"鍋島”が醸されています。

酒造好適米の最高峰といわれる〈山田錦〉は、大正12年に兵庫県立農事試験場で、〈短稈渡船=渡船2号〉を父、〈山田穂〉を母とし、人工交配を行い、選抜固定ののち〈山渡50-7〉の系統名がつけられ、その後品種比較試験を経て、昭和11年に誕生しました。こちらの“鍋島 純米大吟醸 CROSS+”は、その父親に当たる〈短稈渡船〉、そして母親にあたる〈山田穂〉を45%までそれぞれ精米し醸造。まったく同じ条件下でじっくりと大吟醸仕込みされ、搾ったお酒を同量の比率でブレンドしたものです。

それぞれの香り、旨み、コク、味の厚み、繊細さ、余韻のいいとこ取りしたかのような素晴らしい味わい。ふたつのお米の違いや、〈山田錦〉や酒造好適米の歴史のロマンを思い浮かべつつ、盃を傾けるのもまた一興です。