入荷情報

写真:宝山 完熟芋麹全量

宝山 完熟芋麹全量

¥4,437.- (1.8L、税込)

¥2,395.- (720ml、税込)

鹿児島県日置市の「西酒造」より芋焼酎“宝山 完熟芋麹全量”が新入荷。

『一麹、二もと、三造り』とは、古くから酒造りの世界で言われる重い言葉。その言葉の如く酒の出来上がりは麹造りにより大きく左右されます。こちらの“宝山 芋麹全量”は米の代わりに芋に麹菌を植え付けて麹を造った、まさに100%〈黄金千貫〉の『芋全量』。その“宝山 芋麹全量”も初醸造から24年。今期の新たな試みとして、チャレンジしたのがこちらの“完熟芋麹全量”です。

薩摩芋は収穫後、温度や湿度をきちんと管理してあげると自らの力で熟成します。今回、試行錯誤の上に発売に至った“宝山 完熟芋麹全量”は、薩摩芋の力を限りなく引き出し、柑橘系のくだものを思わせる香りが特徴となる1本。

口に含むと芋本来の甘味と旨味がやわらかく広がり、芋の凝縮感というべきか、芋の濃厚かつ爽やかなコクがついつい盃を進めさせ、さらに後味の余韻がはんなりと感じられる、そんな焼酎です。年にいちど、3000本のみの出荷となります。ぜひ、お見逃しなく!

写真:黒龍 吟風

黒龍 吟風

¥2,585.- (720ml、税込)

福井県永平寺町の「黒龍酒造」より“黒龍 吟風”が新入荷。

「黒龍酒造」より新たな春の風物詩となるべく、北海道生まれの酒米〈吟風〉を使用した、春の季節限定品“黒龍 吟風”が満を辞して、入荷してきました。

〈吟風〉は、〈八反錦2号〉、〈上育404号〉、〈きらら397〉の3酒類のお米を掛け合わせて、北海道立中央農業試験場にて2000年に品種登録された、北海道を代表する酒造好適米。北海道の酒米を使った日本酒造りのきっかけとなった品種として知られ、その高い醸造適正により、現在では道内外の多くの蔵元で採用されている、北海道が誇る酒米です。

こちらの“黒龍 吟風”は、春の“黒龍”として、ラベルには福井の春をイメージし、春の新緑から夏に向かって青々と伸びる木々を絞り染めで表現。さわやかで甘みのある春らしい香りの高さに加え、ほのかな苦みとまろやかな甘みや旨みが口の中に広がります。“黒龍”ならではの味の品格。全てがバランス良く瓶に詰まった年1度出荷の限定酒です。

写真:白隠正宗 純米吟醸 雄町

白隠正宗 純米吟醸 雄町

¥4,400.- (1.8L、税込)

¥2,200.- (720ml、税込)

静岡県沼津市の「高嶋酒造」より“白隠正宗 純米吟醸 雄町”が新入荷。

『数年ぶりに雄町を仕込んでます』と、その存在感あふれる顔をほころばせながら、高嶋社長兼杜氏が語っていたのはいつのことだったでしょう。今ではすでに「高嶋酒造」の顔。特にこちらの精米歩合50%で仕込んだ純米吟醸は、やや辛口の人懐っこいお酒。蔵の自信作となりました。

乳酸系の香りとやわらかく深い旨味を感じ、飲んだ後に〈雄町〉らしいふくらみを感じます。非常に料理とあわせやすい、料理の味をさらに活かすことのできる日本酒といえます。高嶋社長曰く、『一杯で満足する大吟醸や純米吟醸ではなく、盃の進む純米吟醸』とのこと。ちょっぴり辛口がカラダにやさしい、味わいあるお酒に仕上がっています。

『〈雄町〉で静岡吟醸を仕込むとこうなるぞっ!』という蔵元の意気込み、気迫が伝わってくる1本です。今期もますます楽しみな“白隠正宗”、ぜひお見逃しなく!

写真:初亀 特別純米 無濾過生原酒

初亀 特別純米 無濾過生原酒

¥3,355.- (1.8L、税込)

¥1,683.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市岡部町の「初亀醸造」より“初亀 特別純米 無濾過生原酒”が新入荷。

年々進化を遂げる静岡吟醸の雄、”初亀”。その“初亀”に”初亀 特別純米 無濾過生原酒”が仲間入り。

“初亀”の人気定番酒、“初亀 特別純米 誉富士”のスペシャルバージョン。完全受注生産の“無濾過生原酒”は、濾過、加水、火入れを一切施さず、タンクから搾られたお酒をそのまま瓶詰め。定番酒として非常に定評ある“特別純米 誉富士”をよりフレッシュに、よりインパクトあふれる形で楽しめます。新鮮さあふれる生酒でありながら、とてもまろやかでスーッと喉元を落ちていくあたりは、さすが静岡型の代表酒。“初亀”らしい淡麗で上品な香りと、キリッとした洗練された味わいが特徴。それに加えて後口の滑らかさがたいへん心地よく感じられます。この時期だからこそ楽しめる味わいといえます。

静岡吟醸のよさを詰め込んだ、“初亀”の無濾過生原酒。年に一度限りの『生まれたて』の味わいを、ぜひ体験ください!

写真:山川光男 10周年記念貴醸酒

山川光男 10周年記念貴醸酒

¥3,520.- (720ml、税込)

山形県天童市の「水戸部酒造」より“山川光男 10周年記念貴醸酒”が新入荷。

謎の癒しキャラ“山川光男”。その彼を生んだのは、山形県内の4蔵元である「水戸部酒造=山形正宗」、「楯の川酒造=楯の川」、「小嶋総本店=東光」、「男山酒造=羽陽男山」が結成した志のある蔵元ユニット。各銘柄のそれぞれ一文字ずつを取って名づけられたのが“山川光男”です。

みなさまの温かいご支援のおかげで、めでたく10周年を迎えることができた光男さん。ラベルには、神輿の上で山形名物『花笠音頭』を踊っています。あふれる喜びが伝わってきますね(笑)。記念として、光男さんはこのたび4蔵のお酒を原料とした貴醸酒を醸してくれました。“貴醸酒”とは、三段仕込で行う日本酒のモロミ管理の最終段階である『留仕込み』において、仕込み水の代わりに日本酒を使う製法。

酒を酒で仕込むだけあって、味わいは奥深く、濃醇な甘みと適度な酸味やすっきりとした後味が特徴的。メロンを思わせるような爽やかな香り。口に含むとトロピカルフルーツのような南国系の香りが広がります。貴醸酒の特徴でもある、濃醇な甘みを存分に感じながら、複雑な酸味がキレイに調和し、爽快な飲み口が楽しめます。どこかのどかで穏やかに感じる不思議な味わい。さすが“山川光男”さん、引き出しが多いというか面白いというか、そんな奥深さを感じさせてくれます。日本酒、日本の農業、そして世界の平和の為に活躍する山川光男。これからも彼から眼が離せません!

写真:若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢

¥3,190.- (1.8L、税込)

¥1,650.- (720ml、税込)

静岡県島田市の「大村屋酒造場」より“若竹 特別純米酒 鬼乙女 夢”が新入荷。

天保3年(1832年)に初代重兵衛によって創業された東海道の宿場町・島田の蔵元「大村屋酒造場」。近年では、そのユニークなネーミングと飽きのこない味わいで人気の“おんな泣かせ 純米大吟醸”が有名ですが、創業以来使用されてきた由緒正しい商号がこちらの“若竹”。すくすくとまっすぐ育つさまから健全成長、繁盛繁栄の願いが込められています。

季節酒である“鬼乙女”シリーズ、春のお酒は“夢”。昭和レトロな乙女イラストは、イラストレーターのソノベナミコさんの手によるもの。静岡県産の〈令和誉富士〉を60%精米し、静岡酵母〈NEW-5〉を使用、南アルプスに端を発する大井川系の伏流水で醸しました。常温で品よく、また冷やでスッキリとした味わいを楽しめる特別純米酒です。春らしいやわらかな香りと、上品でやさしい味わいで、香味のバランスよく、落ち着いた酸味、そしてスッと溶ける甘み、スパッとキレる後口が特徴の、静岡らしい春酒に仕上がっています。ぜひ、旬の食材と一緒にお楽しみいただきたい春の“若竹 鬼乙女”です!

写真:不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二

不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二

¥3,850.- (1.8L、税込)

¥1,980.- (720ml、税込)

宮城県村田町の「大沼酒造店」より“不二正宗 純米吟醸生原酒 酒未来 未来の不二”が新入荷。

創業は江戸時代中期の正徳二年(1712年)。紅花などの拠点として栄えていた、現・宮城県村田町に「大沼酒造店」は誕生しました。明治三年、視察で訪れた初代・宮城県知事の松平正直が、飲んだお酒の味わいに感動。この世で一番のお酒になるようにと、その酒を"乾坤一"と名付けましたが、実はそれ以前は、創業以来"不二正宗"という銘柄で販売されておりました。2022年3月に村田町を襲った大きな地震で建物が崩れるなど、被害を受けた「大沼酒造店」でしたが、その復興を機にかつての銘柄名を復活させ、意欲的に取り組む試験醸造酒などに、この“不二正宗”の名を冠しています。

そのインパクトある名前が印象的な〈酒未来〉。山形県村山市の「高木酒造」の高木辰五郎社長が18年の歳月をかけ、交配から育成までを手掛け、開発した酒造好適米であり、〈龍の落とし子〉、〈羽州誉〉とあわせ、3兄弟のお米になります。

その〈酒未来〉を全量に使用し、50%まで磨きあげた純米吟醸。ややタッチは柔らかく、落ち着きのある上品さが特徴。クリアな味の印象をそのままに、口中に柔らかな旨みが心地よく広がります。穏やかでで色気のある酒質が、次々と盃を進ませる1本といえるでしょう。

写真:七本鎗 純米大吟醸渡船

七本鎗 純米大吟醸渡船

¥4,950.- (1.8L、税込)

¥2,530.- (720ml、税込)

滋賀県長浜市の「冨田酒造」より"七本鎗 純米大吟醸 渡船”が新入荷。

室町、戦国、江戸時代そして近代の長い歴史を経る中で、一貫して美味しいお酒造りに邁進してきた「冨田酒造」は、現存する蔵元として、全国で5番目に古い蔵元。現在では、食に寄り添うお酒として、多くの酒通から非常に高い評価を得ています。

今回入荷してきたのは、“七本鎗 純米大吟醸渡船”。酒造好適米〈渡船〉は明治28年に滋賀県の農事試験場で誕生した、滋賀県の在来種。その後、昭和30年代には栽培の難しさなどの理由により、いちど栽培が途絶え幻の米となっていましたが、その後滋賀県農事試験場にてほんの一握りの種籾が見つかり、育成に成功。平成16年に正式に復活したお米であります。

そんな貴重な〈渡船〉を、贅沢に50%精米で醸した純米大吟醸酒。純米大吟醸という名を冠していますが、『食中で楽しんでいただける純米大吟醸』をコンセプトとしており、穏やかな香り・心地よい旨みのある味わい。数ある“七本鎗”の中では、あっさりとした繊細な風味が特徴の1本です。ぜひ、季節の食材との相性をお楽しみください!

写真:風の森 ALPHA6 6号への敬意

風の森 ALPHA6 6号への敬意

¥1,705.- (500ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“風の森 ALPHA6 6号への敬意”が新入荷。

“風の森 ALPHA”は、従来の“風の森”の枠を超えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求する“風の森”の+α ブランド。

今回の“ALPHA6”は、秋田県の「新政酒造」より譲り受けた〈6号酵母〉で仕込んだ1本。“風の森”は、その初期の頃に多種多様な酵母でのお酒造りを行っていましたが、目指す酒質と仕込水との相性を考え、ここ20年近くは〈7号酵母〉のみでの醸造を行ってきました。とはいえ、現当主の山本長兵衛氏も『酒造りを続けてきた中で、違う酵母への興味が募らなかったといえば、嘘になります』と話すとおり、他の酵母の可能性を探る必要性も考えていました。そのタイミングで、10年来親交のあった「新政酒造」の佐藤祐輔社長より〈6号酵母〉について師事。白麹でお酒を醸すきっかけを与えてもらったことに敬意を込め、〈6号酵母〉で“風の森”を仕込みました。

原料米は、“風の森”を代表する契約栽培米の〈秋津穂〉。〈6号酵母〉にちなみ精米歩合は66%。低温下でも活発に活動する〈6号酵母〉の特性と「油長酒造」独自の発酵タンクにより可能となる、緻密な長期低温発酵で、豊かな香味成分を引き出しました。また、金剛葛城山系より湧き出る超硬水の仕込水により、とろみのある質感を表現。穏やかな味わいが口の中に広がり、やさしい甘みとほのかな酸味が飲み手の心をくすぐります。大変希少な“風の森 ALPHA”、ぜひお早めに!

写真:鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%

¥6,270.- (1.8L、税込)

¥3,300.- (720ml、税込)

佐賀県鹿島市の「富久千代酒造」より“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”が新入荷。

『佐賀、そして九州を代表する酒をつくろう』、そんな思いを抱いた現当主・飯盛直喜氏が1998年に立ち上げた銘柄“鍋島”。こだわりの米と水を用い、まったくのゼロからスタートした“鍋島”は、『香りが高い』や『甘い・辛い』だけではなく、やさしく五感を刺激し、かつ馴染んでいく『自然体の酒』を目指し、佐賀県鹿島市の肥前浜宿(ひぜんはましゅく)にて、日々意欲的に醸されています。

こちらの“鍋島 純米大吟醸 吉川山田錦45%”は、最高峰の酒米の産地である兵庫県吉川町産特A地区の〈山田錦〉で醸されたお酒。〈山田錦〉由来の味わいの密度をはっきりと感じ、艶やかで印象的な甘み感じさせてくれた後、ふわっと余韻がフェードアウト。最高級の素材と高いレベルの技術が織りなす、格別な味わいの純米大吟醸酒といえる1本です。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定される佐賀県鹿島市の肥前浜宿。『酒蔵通り』と呼ばれる土蔵造りの建物が並ぶ一角で粛々と醸される銘酒"鍋島”。ついつい盃がすすみ、食欲も沸いてくる。幕末屈指の名君、鍋島直正公の名にふさわしい日本酒といえるでしょう!