入荷情報

写真:産土 2025 香子 五農醸

産土 2025 香子 五農醸

¥4,880.-(720ml、税込)

奈良県御所市の「油長酒造」より“産土 2025 香子”が新入荷。

「花の香酒造」は、熊本県北部の玉名郡和水町に100年以上続く蔵元。その由来は、中庭にある木々から梅の香りが蔵の中に漂ってきたことにちなみます。現社長の神田清隆氏は6代目を継承し、酒造りを一新。現在の“花の香”シリーズを確立し、数々の賞を受賞し、多くのファンを獲得するまでに成長しました。地元の水や米など、その土地にしかできない酒造りにチャレンジし続け、2020年には、全量を菊池川流域産米を使用した酒造りの実現に成功。「花の香酒造」のビジョンである日本酒のテロワールを表す“産土 ubusuna”。その土地のみで育むことのできる土・水・生物など、世界でも唯一無二の個性を、酒造りで表現することを信条としています。

「花の香酒造」では、自然な農法や伝統的な酒造りの手法の指標として『農醸(のうじょう)』という指標を独自に規定。十二階位を頂点とし、数字が増えることで、より農法と醸造方法のこだわりが増え、手間が積み重なり、“産土”が理想とする日本酒の価値に到達していくことになります。

こちらの“産土 2025 香子 五農醸”は、農醸十二階位のうち 1.菊池川流域という同じ水脈に根ざした『菊池川流域産米』、2.江戸時代と変わらぬ思想で醸す『生酛造り』、3.田と生きものの関係を保つ『無農薬栽培』、4.土の力と時間に委ねる『無肥料栽培』、5.菌と空気の居場所を残す『木桶醸造』 の5つの農法・醸造法を満たした“五農醸”。土地特有の大地の恩恵、酵母をはじめとした微生物の多様性が醸すニュアンスが、複雑な味として重なり響き合う、まさに唯一無二の酒に仕上がっています。

使用米は、菊池川水系の農家で自然栽培した江戸時代の熊本在来種〈香子(かばしこ)〉。世界初の先物取引所『堂島米会所』が設立された享保時代の在来種肥後米であり、天保時代に誕生した〈穂増(ほませ)〉より古い世代にあたります。当時より非常に高級な米とされ、身分の高い人には普通の米に5%程度の香子を混ぜ、香り付けをしていた歴史があると言われています。この米を「花の香酒造」が3年の歳月をかけ、40粒の種籾から復活。蔵元曰く、その名のとおり米の香りが高く、蒸すと隣近所にまで高貴な香りが漂うとのこと。キラキラとした透明感とやさしい甘さ。香りは爽やかで、軽快な味わい。プチプチしたガス感とあいまって、絶妙なバランスがとれた五味を、やわらかな酸が引き締めています。ついつい盃の進む1本です。ぜひ、お早めにお求めください!