入荷情報

写真:佐藤 黒麹あらあらざけ 2025

佐藤 黒麹あらあらざけ 2025

¥4,490.-(720ml、税込)

鹿児島県霧島市の「佐藤酒造」の芋焼酎“佐藤 黒麹あらあらざけ 2024”が新入荷。

明治29年に姶良郡加治木町にて創業した「佐藤酒造」は、終戦にともない昭和27年に旧・牧園町に移転。以来、天の恵みともいえる霧島山系の水を最大の財産とし、美味しいと喜ばれる焼酎を世に送り出し続けています。こちらの“佐藤 黒麹あらあらざけ”は、黒麹仕込みのいわゆる“佐藤 黒”に実験的な試みを加えつつ醸し、その蒸留後に即、瓶詰め。そして間髪入れずにそのまま出荷された無濾過原酒の芋焼酎。新酒ならではの香りや味わいを最大の楽しみとして、しっかりとした味わいにガツンとくる酒質、独特なガス感が特徴の大変個性の強い芋焼酎。

今期の“あらあらざけ”は、『佐藤酒造の原点に立ち返る』という目標のもと、〈黄金千貫〉を使用。「佐藤酒造」が日頃より追い求めている『芋焼酎の王道』をあらためて見つめ直しました。さつまいもを蒸した際に立ち上がる穏やかで甘い香りをどれだけ酒質に表現できるか---その一点に、近年のブラッシュアップで得た知見を繁栄させ、酒質設計を進めたという1本。麹米には地元・霧島市内の米農家さんが栽培した〈ミナミヒカリ〉の新米を使用しました。

新酒らしいパンチのある立ち上がり、これまで経験したことが芯のあるふくよかな甘さ、アフターに広がるビター感。『芋焼酎の王道』的な味わいという目標に新たなアプローチが加わり、蒸留したてを飲んだ蔵人一同がついつい頬を緩めたという出来栄えです。

高めの温度のお湯に『焼酎4:お湯6』の割合で“あらあらざけ”を注ぎ、みなさんの好みにもよりますが、3〜5分ほど待ってから呑んでみてください。甘さがグンと伸び、まるで桃源郷のような、やさしく、あたたかな芋焼酎の世界へといざなってくれると思います。力強く、そしてやさしい。魅惑の1本といえます!