入荷情報

写真:杉錦 エドノアキザケ

杉錦 エドノアキザケ

¥3,267.- (1.8L、税込)

¥1,633.- (720ml、税込)

静岡県藤枝市の「杉井酒造」より“杉錦 エドノアキザケ”が新入荷。

「杉井酒造」は、天保9(1838)年から続く老舗の蔵元。時代、時代のなかで自然な美酒を追い求め、朴訥に、しかし熱い心でお酒を醸し続けてきました。現在も、特に静岡県では数少ない生酛造りや山廃造りによる日本酒を製造。生酛造り、そして山廃造りは、酒造りに必要な酒母や乳酸を自然の力で発生させ、お酒を醸す酒造技術。比較的淡麗な味わいが多い静岡酒の中で、ややパンチのきいたコクのある味わいが、多くの静岡酒ファンに支持されています。

こちらは、暑い夏の間、まだかまだかと待ち望んだ心地よい秋にグイッと飲みたい、しっとり落ち着いた“杉錦”の秋酒。自然の乳酸菌が醸し出す乳酸のおかげで、江戸時代のお酒は、現在の酒よりも酸度が2〜3倍高かった事が知られており、その酸を活かし上質な食中酒を再現しようというテーマの“杉錦”が“エドノサケ”シリーズです。

こちらのお酒ではクエン酸を多く生成する白麹菌を使用。クエン酸は、レモンやオレンジに多く含まれ、爽快な酸味を持つのが特徴。同時に疲労回復の効果があるためスポーツドリンクにも使用されています。酸と程よい甘さが食欲の秋を彩ります。日本酒度は-4.0と通常の酒ならば甘め。しかしクエン酸がある事で、べたべたするような感触はまったくなく、秋の旬の秋刀魚の油も爽快な酸味でさっと洗い流します。疲れた体に甘さと酸味が染み渡る、爽快な1本といえるでしょうう。”杉錦”らしいしっかりとした味わいと酸味の織りなす爽やかさが相まって、ついつい盃が進んでしまう、クセになる味わい。ぜひ、お見逃しなく!