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“明日で阪神大震災から15年”、そんな記事が新聞に出ていました。
当時、兵庫県西宮市で学生だった僕は大変感慨深く、その記事を読みました。
成人式の翌々日で、その日に実家から西宮へ戻る予定だった僕。
徳島にいたとはいえ、その揺れに驚いて飛び起きました。
連絡の取れた友人、取れない友人。不安な気持ちいっぱいで下宿に戻ったのは4日後。
大阪経由で、まるで風景の変わってしまった街をぼうぜんと見つつ、線路の上を歩きました。
戸惑ったのは、街の辻。毎日歩いていたはずの風景が全く違う。なぜ・・・。
その答えに気づくのに、相当な時間がかかりました。
そう、2階建の家が軒並み、平屋になってしまっているのです。
無意識に街の風景を記憶し、それを頼りに普段生活していた自分に気付きました。
同時に大変な状況に居合わせていることに、改めて気付きました。
友人たちはほぼ元気だったものの、知人の方のお子さんが亡くなり、
また直接の友人ではないとはいえ、大学の同窓で亡くなった方もいます。
この阪神大震災以来、僕の中で何かが変わった、そんな気がします。
その後、卒業から社会人までの間、西宮市で過ごしましたが、いわゆる“復興”をこの目で
直に見ることができたことは、いろいろな面で僕に影響しています。
そして今、いったい“復興”とはなんだろう?、そんな風に思います。
たぶんひとりひとり、“復興”の意味の捉え方が違うと思いますし、いろんな考え方があると思うので、
ひとつの言葉に括ってしまうのは難しいでしょう。ただ15年というのは、“復興”というものについて
改めて考えるにはいい機会だと、自分では思っています。
元通りには戻らない、しかし乗り越えていかなければいけない。。。“何”を!
その“何”が“何”なのか、まだまだ僕にはわかりません。
多くのことを考えながら迎える、そんな阪神大震災から15年目になりそうです。