ガラにもないので、あんまり本の紹介とかしないのですが、これで結構な読書好き。
毎日の夜の読書タイムが至福の時であったりするのです。
そんななか、最近イチバン面白かったのがコチラ。
“阪急電車”???、そう“阪急電車”です。
しかもこちらの本、8駅片道15分間の
阪急電車今津線がその舞台。
阪急電車の中でも2番目にマイナーな(1番は甲陽園線)今津線が舞台という、そのマニアックな内容にそそられ購入。
というのもワタクシ、大学4年間は甲東園駅、そしてサラリーマン5年間は仁川駅を最寄駅として生活していただけに、
「こりゃやっぱ買わなあかんやろぉ」ということで、探し回って見つけた1冊なのです。
内容は8駅片道15分間の阪急電車今津線、折り返し16編の連作短編集。
平凡だけど個性豊かな老若男女の乗客たちが織り成すドラマをあたたかいタッチで綴っています。
各駅ごとに変わる主人公たちの思いが小気味良く描かれ、初々しい出会い、苦い復讐、心暖まる出来事など緩急自在。
笑、涙、切なさ、怒り、ほのぼの…感情が心の中で交錯しました。
自分と重ねたり心意気に憧れたり、励まされたり。主人公たちが身近に感じられ、あっという間に読んでしまいました。
それぞれに交錯して生まれる心の動きや小さな岐路、別れや繋がりが鮮やかで面白い。
爽やかな後味が残る、秀作です。
沿線の風景をご存じの方はその風景を思い浮かべながら、
ご存じない方は生き生きとした風景描写を想像しながら読んでみると、より楽しめると思います。
疲れた時におすすめの1冊ですね。
Posted by yokozeki at 2008年04月25日 14:51
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